本日はフィリピンのネットや携帯などの通信インフラ事情について。
ひとことで言えば日本と比較して5年~10年は遅れている。
興味無い人にとっては全くもってつまらないBlog?なのかもで暇な人か、お馬鹿なオレや通信インフラ事情に興味ある人は以下ご覧ください。
まずはフィリピン携帯インフラ事情から。
キャリア
SMART Communications
Globe Telecom
SUN Cellular
日本でいうdocomo,au,SoftBankにあたるところがこの辺です。因みにdocomo,au,SoftBankの海外ローミングサービスもこのどこかの会社と提携しています。
しかししかしですよ。1週間程度の旅行者ならまだしも長期滞在しているオレが国際ローミングなんてして電話やネットなんて行っていたら日本での請求は毎月5万円とか10万円とかなりまっせ。
だったらどうすれば?
現地通信会社SIMを買い契約すればフィリピン人と同等同額で使えます。
ではどうすれば?日本で普段使用している端末をそのまま持っていってSIM差し替えても原則使えません。なぜなら日本の携帯端末にはSIMロックなるもんがかけられていて、契約した会社のSIM、通信回線しか原則使えない端末仕様なの。
では使える端末はどう入手するの?
ここで大きく③パターン紹介
①フィリピンで携帯端末購入
②SIMフリー端末を入手して日本から持っていく
③日本で使用している端末のSIMロックを解除する
※SIMロック解除はau,SoftBankは原則出来ないはず。2014,3月時点
①現地購入方法
ショッピングモール等で誰でも簡単に購入可能。日本と違って通信会社との契約は行わず端末のみの購入が一般的。SAMSUNG、LGなどの韓国メーカーが値段も安く高機能で圧倒的シェアを誇る。日本メーカーで唯一有名で取扱いあるのがSONY XPERIAくらい。その他日本人には馴染みないメーカーの格安端末も多数。高機能な最上位機種だと7、8万円はする。しかし2万円程度出せば日本人としてもそれなりに満足出来るスマホ端末も沢山ある。格安端末なら3千円とかで購入可能。しかもSIMフリー端末なので世界中、日本でも使用可能。
※日本の携帯社会はポストペイド、フィリピン含め途上国ではプリペイドがまだまだ一般的。違いを本当に簡単に説明すると料金後払い(ポストペイド)か料金前払い(プリペイド)かの違い。
②、③バージョンを日本で準備するには?
iPhone派
アップルストアかアップルオンラインストアから購入可能。
Android派(一般的で容易な方法)
docomo携帯を買ってSIMロック解除する
docomoショップ行けば3000円(税抜)で行ってくれます。
両方ともAmazonなどネットで海外仕様などのSIMフリー端末は購入可能。
ここからは通信クオリティについて
一言。最悪です。あくまでも日本と比較してね。半端無くスピード遅い。通信速度が安定しない。LTEサービスも開始されているけど使えるエリアはごくまれ。ってか未だLTEで送受信したことない。日本の3Gサービスにも及ばない極悪レベルです。実測値を数値で計ると1Mbpsなんて夢で最高実測値500Kbpsレベル。アベレージで100~300Kbpsってところ。マジ最悪でっせ。この時点で日本より7,8年は軽く遅れをとっていますね。
因にオレの携帯はXPERIA Z1fSO-02Fと今ある中での最高スペック端末を使用し、フィリピンNo1キャリアのSMART Communicationsを使用していてこのレベル。
因に2台持ちしていて以下の感じで使い分け。WiFi環境下ではSoftBankのiPhone5s使用。現地人との連絡手段や外出時にdocomoXPERIA使用(テザリングも可能などでiPhoneやパソコン用の通信手段にも利用)
次は料金面(プリペイド)
SIMのみ 40ペソ(約100円)
パケット料金 30日使い放題 995ペソ(約2400円)
通話料金はパケット料金とは別でチャージ必要
パケットは1日使い放題から7日間使い放題、パケット1Gや5Gまで使い放題など使用目的やキャリアによって様々なパターンが用意されている。
次は固定ネット回線インフラについて
主流はまだまだADSL
アナログ電話回線を利用する技術方式で日本でもまだ数百万世帯で利用されている一般的な方式だけど日本とのクオリティと全然違う。良くて下り実測値1Mbpsのスピード。ネットクオリティ抜群のカフェや高級ホテルに行って計っても下り最高実測3Mbpsレベル。まぁこのスピードが安定して出れば全く問題ないけど、高級ホテルでさえ安定しないインフラ事情なの。
WiFi環境下での利用なので同時接続数により落ちるのはしょうがないけど、でもヒドイ。
道端の電線事情もグチャグチャ。これじゃーね。
平気で切れた電線が垂れ下がってたりなんか日常風景。
光ファイバーも少しずつ普及し始めているレベルだけど一般的には皆無に等しい。外資系のコールセンターが立ち並ぶ近代的エリアに行けばまともなネット回線に出会えるのでここは光を利用しているであろうけど、クオリティは日本とは比較になりません。
ってことで通信インフラ事情でした。
最後に何が言いたいかってね。
日本の通信インフラ事情は世界最高峰だってことよ。
今の通信インフラ事情でスピードが遅いとかエリアがとウ○コとかしょっちゅう言っている人は幸せボケ太郎だなーと。物質的に恵まれ過ぎて足下の幸せ身近な幸せを感じれない悲しい人間なのかなと。料金面も各社間の競争で下落傾向にありますね。インフラクオリティと値段のバランスが世界最高峰を維持し続けれるよう陰ながら日本と日本の通信社会を応援しています。
特に個人的にはSoftBankを応援します。
世間からの風当たりも強い企業ですが日本の通信業界に価格破壊を仕掛け過去や常識に反逆する姿勢が好き。先日発表あった2013年決算発表では営業利益1兆円超えでついに巨人docomoを抜き日本企業内4位の営業利益をたたき出す企業にまでに成長しています。つい10年程前には1部の人を除いて世界は勿論、日本でも名前すら知られていなかった赤字企業であり弱小企業だった会社が営業利益日本企業第4位と世界的な企業になるとはね。世界一のインターネットカンパニーを目指すSoftBankを今後とも陰ながら応援していきたいです。
守りの人生よりチャレンジ人生でありたい。
ってことでチャレンジする企業は応援したいなと。
6月はブラジル予定なのでそこでも調査予定です。
ってことでツマンナイ?Blogでした。
しゃよーなら。また。



