愛と光のあなたへ
いつもありがとうございます
今、珍しく黒い映画に関心を持ちハマっています。
戦争、レイプ、児童虐待、詐欺、殺人、官僚の不正とか。
お化け屋敷にわざわざ入っていく人と同じで、
怖いもの見たさという好奇心が人にはあるわけですが、
今まではどちらかというと避けてました。
見ていて気分が良くないし、
胸が痛くなってしまうから。
それが、
急に、闇が見たいって思うようになって。
この世界に入って、自分の闇と向き合い、
光に変えるべく努力してきましたし、
結果、闇は闇でいいんだなって思うようにもなり、
自分の持つ闇に気づけたからこそ、
相手の闇も受け入れられるようになり。
そのお陰で人間関係が格段によくなり、
苦手な人が現れなくなった結果、
今の自分が、どんな事に心が動くのか?を、
試してみたくなって。
1日に5本ほど映画を見て過ごしてましたが、
ホラーなどのびっくりさせられるシーンは、
やっぱり苦手でした。(⌒-⌒; )
が、
実話をもとにした映画などで凶悪犯などが出てきても、
あまり怒りはわかず。
被害者に対して、涙が出ることもなく。
淡々と見ていられる自分に気がつき。
エンパス体質の私としては、凄い進歩ですから、
自分のバウンダリー(心の境界線)が強くなっていると、
実感しました。
(カウンセリングやチャネリングをする人には、
必須の力です。)
何も感じない、だって私のことじゃないから、とか、
切り捨てる、鈍感、無感覚になるというのではなく、
感じて、共感し、痛みを共有はするけれど、
それに巻き込まれることなく、自分の中心に存在しつつ俯瞰して全体を見る力が育った、という感じ。
韓国で8歳の女児が、殴られレイプされ腸を破損、瀕死の状態で病院に運ばれ、一生人工肛門の生活になったけれど、
犯人は同様の前科があり、出所したばかりで酒を飲んでたから覚えてないと嘘をついて、懲役12年と。
以前の私なら、怒りに燃えてたと思うし、
泣きながら見てたと思うんですが。
涙が出たのは、2箇所だけでした。
一つは、
瀕死の状態で、この女児が携帯で真っ先に電話をしたのが、
警察だったということ。
パトカーや救急車が現場に駆けつけ、人だかりが出来ているのに、両親は娘の危機を知らなかったんですね。
映画の序盤から、両親が忙しそうにしてて、
この子は色々と我慢をしている様子が出てましたが、
こんな非常事態でさえ、両親は忙しいからと気遣って、
警察に電話したとの事。
親がのちに反省したのは言うまでもありませんが、
自己価値の低さがこんなにも酷い現象を引き寄せるのかと、
最初は親の育て方の残念さに涙が出ました。
二つ目は、
命を取り留めたものの、新聞沙汰にもなり、
おばぁちゃんが死にたい死にたいって言ってた気持ちが、
今ならわかるとカウンセラーに話した時、
カウンセラーに『どんな気持ち?』と聞かれて、
『なんで生まれたんだろう?』とこの子が呟いた時。
なんて勇敢な魂なんだろうか、と。
感動してしまいました(涙)
映画を全て見るとわかるのですが、
この女の子のこの体験を通じて、周りの人がとても優しく、
人間的に成長していきます。
両親も夫婦としての関係性も改善していくし、
クラスメート達だけでなく、
ママ友達、父親の会社の同僚、
カウンセラーの女性まで、みんなが癒されて成長していくんですね。
擦り切れて疲弊し切っていた心に、
魂が吹き込まれたような、本当に大切な何かに気づいたような。
このカウンセラーの女性も、娘さんがレイプされて自殺し、
絶望して自分も死のう車で突っ込んだっけど、両足を失いながらも生き残ってしまった。という過去を持っていて。
誰もが、自分の居場所で、自分の役割を果たしている。
大きな痛みを持つ人なら、この感覚を実感すると思うのです。
世界って本当に美しいんだなって。
繋がっているしバランスしているんだなって。
韓国は、日本以上に、
男尊女卑が根強いし、見た目至上主義で整形も盛んです。
学歴、肩書がものをいうので受験競争が激しく、
子供が自殺する事も多いと聞きます。
そんな環境の中、少子化は加速し、国が滅亡する確率が一番高いのは韓国だと言われたりしていますが、
日本は、韓国のマイルド版でしかないと感じています。
韓国、私は大好きですから、
どうしても韓国の映画やドラマを見る事が多くなってしまうんですけど。
今後、日本も少子化は進むだろうし、
小学生から整形、脱毛、メイクは当たり前になり、
中学受験に拍車がかかるだろうと思います。
その流れは止められませんが、
見た目や学歴、お金だけしか見えなくなると起きてくる弊害があるっていう事に気づくことは、大切なことだと思うのです。
韓国に限らず、いろいろな国の映画を見ましたが、
お金欲しさに道を誤る人は多いです。
多くの犯罪は、それが原因で起こります。
犯罪を犯した人を取り締まるのが、警察や司法ですが、
韓国映画にはこの警察や市長、裁判長までもが、
賄賂に左右され、被害者が泣きをみるというお話が出てきます。
日本は韓国のマイルド版でしかない。
多くの国民の気づいていないところで、
賄賂で政治が動いていたり、警察が動いていたりする事は、
あると感じるし、それが人間の弱さでもあると思うので、
責めるつもりはありません。
でも、今後はエスカレートしていくかもしれない。
そう思うと、
心を育む事って大切だと思うんです。
ちなみに。