レスリーチャンを偲ぶ | 大阪 手づくり石けん クレイフラワー トールペイント教室 

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大好きなクラフトで楽しく優しく、そして一番輝く何かを見つけられたらいいな。

香港の思い出記事を書いたら、書かないわけにはいかない事、いや、人が居る。


レスリーチャン(張国栄)です。


2003年4月1日、マンダリンオリエンタルホテルの24階から身を投げて亡くなった。



子供の頃から無類の洋画好きで、そのせいで英語が好きで、予定通りのアメリカ狂いとなった。


当然のように、ハリウッド至上主義で引いては白人至上主義のようだった1995年、

ウォン カーウァイという映画監督が新感覚のホンコン映画を作ってるというので、

初めて「恋する惑星」を見た。

そこで見たレスリーチャンに胸を撃ち抜かれた私。

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それからというもの、ありとあらゆるレスリーチャンの映画を観まくった。


中でも「ヴエノスアイレス」は衝撃的だ。

アルゼンチンタンゴに揺られるように、退廃的な男同士の関係が激しく踊る。

彼が纏う不思議なベールは、まるで妖気だ。


共演者がトニーレオンであれアンディラウであれ、カメラは彼一点に注がれているようだった。

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アジア人で、あれほど絵になるキスをする人は居ない。

そして男でもあり、女でもあり得る存在。


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カンヌ映画祭パルムドールを取った

「さらば、我が愛」(覇王別姫)で演じた京劇の女形は、ほとんど彼自身にさえ見えた。




いつも、なんとなく思っていた。

「レスリーはどう在りたいのか?」

決して具体的ではなく、でも強くなんとなく・・・。


そしてレスリーは身を投げた。


それは4月1日の午後3時頃。


アランではなくケンという客から電話が入る。

「レスリーが死んだよ、ホテルの上層階から飛び降りて、、、大丈夫⁇ ウソじゃないよ」

ウソでしょ⁈ とは不思議と思わなかった。
「それしかなかったのか、やっぱり」そんな感じだ。



今日は月命日だ。

あれから毎月思い出していたということはない。


だけど香港の話をし始めたら、素通りすることは決して出来ない私の熱い記憶である。



彼が生きていたら・・・? とも思わない。 不思議なくらい。










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