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“森の学校楠学園” staff のつぶやき

鹿児島県は蒲生町にある小さな認可外の私立学校(フリースクール)の日常を
スタッフの目からお届けします

今日の哲学の授業のテーマは
『なぜ人は水の中で暮らさないのか』でした


実際に哲学の授業を受けたことはないので我流ですが・・・
とにかくたくさんの方法を考える方法(ブレインストーミング)や
ひとつのことをひたすら考える方法(探究)をしています


今日はつなげて(展開して)いくという方法をとってみました
問いかけに対してどんどん意見を出し
しっくりくるものを選んで,次の問いかけにするというやり方
以下,今日のやりとりです


 なぜ人は水の中で暮らさないんだろう?

  →水の中で生きるように体ができていないから


  なぜ人の体は水の中で生きるようにできていないんだろう

   →神様が陸の上が合うようにつくったから


   なぜ神様は人の体を陸の上が合うように作ったんだろう

    →人はまわりを汚すから(地球には水のところが多いから,水が汚れると大変!)


    なぜ人はまわりを汚すのだろう

     →まわりのことを考えないから


     なぜ人はまわりのことを考えないのだろう

      →自分たちが偉いと思っているから



このあたりで子どもたちの集中力が切れてきました
そこで意見を聞いて終了~と告げます


《そんな人間のことをどう思う?》

 ・自分たちを偉いと思う考えがバカだ
 ・その考えを消せばいい
 ・上下を決めなければいいのに
 ・みんな平等って考えればいいのに
 ・そんな考えから武器や戦争がうまれるんだ
 ・最初から考え直せばいい
 ・捨てるクセをなくせばいい
 ・森の中で自分だけで暮らせばいい


へぇ・・・
道徳的な意見へ誘導はしてないつもりです
子どもってやっぱりしっかりした考えを持っているんですね


ひとりの子が「失せろ!」と言った時にはびっくりしたけれど
その後には「その考えが消えろっていうこと!」と続きました
存在そのものは否定せずに,考えだけを批判する
つまり分別(ふんべつ)してるってことなんだね・・・と感心した一コマでした


暑い~~晴れ

昨日今日と初夏の陽気だそう
子どもたちから「川に行こう!」とお誘いがきました

とうとうきたか・・・汗

“森の学校楠学園” staff のつぶやき



思えば去年の夏は川三昧でした
毎日のように「行くよね?」と誘われ (←「行こう」ではないのね)
顔も手足も小麦色
私も子どもたちも紫外線対策をしているとはいえ,この強烈な太陽にはかないませぬ


でも 川遊びって面白いんですね
毎日水量が違って,雨が降るたびに地形も変わって
何もいないと思っていた生き物も,実はたくさんいて

水の底には隠れた岩場があり
子どもたちはいつの間にか名前を付けていました
 大陸・底なし・北海道・ロシア・・・なんて


初めはとても行けないと思っていた向こう岸や
とても跳べないと思っていた土手も
慣れてしまえばなんていうことはない
どんどん世界が拡がっていきました


そしてちゃんと子どもたちはそれぞれの力量を分かっていて
『自分はここまで』って判断するんですね

すごいなぁ

街っ子だった私には新鮮な体験。そして素敵な体験でした


でも,さすがにまだ水は冷たかったみたい
そりゃそうだよね

すぐに岸に上がってひなたぼっこを楽しみましたとさ


“森の学校楠学園” staff のつぶやき


今日から新年度
1年前,子ども2人と大人1人で始まった楠学園も,子ども11人と大人4名になりました

地元の多大なるご協力もありがたく,新聞やテレビの取材,学校関係や子育て関係の講演依頼と
認められてきた1年
慢心せずにいつも適切な場であるようにいたいと思います


新1年生はふたりです

普通の学校を知らないで入ってくる子に 『学ぶ』ということをどう伝えていくのか

課題であり楽しみでもあります

“森の学校楠学園” staff のつぶやき


ところで,昨日は新入生ヒビくんのお誕生日でした
始業式の後,早速ケーキを焼いてお祝いです

“森の学校楠学園” staff のつぶやき


賑やかに過ぎた午前中
そして静かな午後
明日からまた,どんなドラマがここで繰り広げられるのでしょうね

いりこさんの提案で 子どもたちが中心になって野外炊飯をすることに音譜

メニューは定番のカレーです


火を大きくするのも自分たちで (これは手慣れたもの)
“森の学校楠学園” staff のつぶやき-野外炊飯 01


ルー班さん 野菜を切るのも忘れずに

ジャガイモの芽とタマネギの皮は取ってね・・・
“森の学校楠学園” staff のつぶやき-野外炊飯 02


ご飯も順調です

枯れ草や薪になる枝は周りから調達しながら 自家製の竹筒&うちわで空気を送ります
“森の学校楠学園” staff のつぶやき-野外炊飯 03


そして完成音譜

ちょっとルーが薄めだったけど とってもおいしかったね

ご飯もほどよく焦げ目ができて最高の出来でした
“森の学校楠学園” staff のつぶやき-野外炊飯 04


どうぞみんな たくましく育っておくれ



いつも楽しみな 『源土さんの絵画教室

今日は今年度最後とあって テーマは桜島

しかもスケッチではなく,頭の中にあるイメージの桜島を描くそうです

(汚れてもいい服で来て という指示があったのは何故?)


キャンバスは大きな白い布 筆を使っていまぁす

“森の学校楠学園” staff のつぶやき-桜島イメージ 01


そのうち こんな状況に (これが源土さんの狙いだったのねニコニコ
“森の学校楠学園” staff のつぶやき-桜島イメージ 02


一面に布が彩られたところで 源土さんより指示が

代表で愛くんとゆっちゃんが墨汁をたらします
“森の学校楠学園” staff のつぶやき-桜島イメージ 03


私のこだわりで ちょっと墨汁を追加させてもらい,日に干して完成です!
“森の学校楠学園” staff のつぶやき-桜島イメージ 04


この子たちだけにしか描けない イメージの中の桜島

素敵な絵ができました音譜



蒲生町は自然も人の心も豊かで素敵なところ

今日は町内の方にお誘いを受けて椎茸の駒打ちです


場所は学園の近くに整備中の里山霧

なんと 『子どもたちが思い切り遊び回れる場所がないから…』 と

とある方が私財で購入され,有志の会で整備をしようとしているところ

なんて素晴らしいラブラブ

私自身も初めての体験なので わくわくです


印に沿ってらせん状に穴を穿つところはベテランの腕に頼り
“森の学校楠学園” staff のつぶやき-椎茸の駒打ち 01


菌を浸み込ませた木のダボのようなものを穴に差し込みます
“森の学校楠学園” staff のつぶやき-椎茸の駒打ち 02


小槌でコーンコーン
“森の学校楠学園” staff のつぶやき-椎茸の駒打ち 03


あとは 井桁に組んで1年間寝かせ,樹皮の下で菌を育てます

その木を来年は椎茸が生えるように立てかけ,さらに1年・・・

待ち長い汗

でも食べ物を育てるってそういうものなんですよね


山に行く楽しみがまたひとつ増えました

機会を下さったおかべ会の皆様に感謝音譜



予定より5日早く まよさんが楠学園にやってきました


子どもたちからは いきなりクラッカーの歓迎!

黒板にウェルカムメッセージがあったり 手作りの歓迎クッキーを用意していたり・・・いい感じです


照れ屋で いつも初対面の人にはなかなか向き合えない学園の子どもたちですが

どうやって歓迎する?と作戦を立てていたこと

それに 3人はSkype(テレビ電話)で面識があったこともあって

初めから とぉぉっても welcomeラブラブ でした  すごいなぁ


学園の考え方をよく分かってくれて その上 自分の考えもしっかり持っているまよさん

いままでのお仕事とは全く違う分野だけど,子どもたちとも深く付き合っていってくれそうです


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-まよさんがきた


いままで少し私に遠慮していたRくん

なにか思うところがあったのか 今日はよく話し掛けてくれました


「ねえ,見て こうするときれいなんだよ」

そう言って見せてくれたのは 水のきれいな形

そうそう 子どもの頃はこういうのを飽きずに眺めていたっけ


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-水の形


いつの間にか子どもたちはジャンプ大会

軒から地面まで跳び降りてる

1年生のTも勢いよくジャンプ!

慎重派のこうたんとRくんも とうとうジャンプ!

跳ぶ前は怖いんだよね

でも一度跳ぶと楽しいんだよね

分かるよ その気持ちニコニコ


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-Jump!


お金ってどんなものでしょう


 おおっぴらに見せるものじゃない

 軽々しく口にするものじゃない  ・・・そんな概念を持つ人もいます


 高いから いいもの

 安いから 買う

 稼いでいるから 偉い  ・・・物事の判断基準になってしまっている人もいます


 ないと生活しにくい

 あると可能性が広がるもの  ・・・重要,です



この経済社会の中にあって 子どもたちが 『お金』 に興味を持つのは当然のこと

だからこそ,お金に振り回されず お金を主体的に扱える人になってほしい

影響力を持った道具の一つとして 世界をよくする方向に使える人になってほしい

というのが私の願いなんですね


子どもたちには

『人に喜んでもらえることをすると必ず自分に帰ってくるんだよ』 と話しています

だから 『お金持ちになりたかったら人の喜ぶことをしたらいいんだよ』 と



この前なにげなく Rくんが話し始めました


 『ぼく 大きくなったら1日1兆円稼ぐ人になる

  それでね はじめの1日分は使うの 1兆円あればしばらく生活できるでしょう?

  そうしたらね それから10日は人にあげるの

  まず 地雷をなくす人にあげて

  次の日は 山を買って木を植えて

  次の日の分は楠学園にあげるね そうしたらここも大きくなるでしょう?

  あとね 畑を作って 人を雇って野菜を作るの

     ・

     ・

     ・                           』


うん Rくん素晴らしい

まずは稼ぐ人になるというところ そして始めに自分の生活を確保するという考えが無理がなくていいね

そんなスタンスで価値あることにお金を回していってください


( でもって 楠学園への寄付も待ってるよ~べーっだ! )



日射しがぽかぽかと暖かかったためか 昨日は子どもたちが活発でした


机の学習の時間が終わったら めずらしくおやつも食べずに外へ

そしてなにやら野草で料理のようなことをしたり

納屋の小屋裏に上ったり

いちばん年少のレイくんは花びらと砂でケーキを作り

好奇心旺盛なTくんは大きなひしゃく(?)に粘土状の土を入れ,ザラザラとふって泥団子を作っている

そうこうするうち 池のほとりでジャンプ大会

いつの間にか ハリネズミの餌のミミズとり


そんな感じで一日中ふわふわと動き回っていました

一人で何かする子も多かったな


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-野草を刻む



一転,今日は気温もぐっと下がって雨の一日

子どもたち曰く 『今日は時間の過ぎるのが遅~いあせる』 とな


そんな退屈さは 何かを生み出すきっかけにつながるんだよ

深く考える いい機会になるんだよ


いつのまにかTくんがトランプを持ち出し,みんなで知っているゲームの教え合いをしていました

そのうちに雨も上がり,流れるように外へ

寒いでしょうに 外の大好きな子どもたちです



もうすぐ春   素敵な季節です