“森の学校楠学園” staff のつぶやき -22ページ目

“森の学校楠学園” staff のつぶやき

鹿児島県は蒲生町にある小さな認可外の私立学校(フリースクール)の日常を
スタッフの目からお届けします

あいくんが かわいらしい声で 「見て 見て~」 と言ってきました


見るとお化粧水の空きボトル

その中には・・・わ!渦だ!


どうやらガシャガシャと振っていたら 渦ができたようです

うん,これは面白いニコニコ



ひとしきり遊んだ後,回したらどうなるか 反対方向に回したら? なんて実験

他の子もマネしていろいろな形のペットボトルでやってみるけれど

うまくできないようです


「こういう形(円筒形)じゃないとできないんだよ だって科学館のもそうだったもん」


ああ 本当だ 確かにそういう形でした

おっもしろいねぇ


“森の学校楠学園” staff のつぶやき

きれいな明るい色で紙を塗りつぶした後,黒いクレパスでさらに塗りつぶし

鉛筆のような尖ったもので絵を描いていくという手法

小学校の図工の時間にもけっこう取り入れられています


前に八つ切りの画用紙を使ってやってみたら 子どもたちがバテてしまったことから考えた源土さん

こんかいはハガキ大の紙を用意してくれました


子どもたちは大喜び

2回目という事もあって 初めから完成図が頭の中にある様子ひらめき電球

楽しそうに取り組んでいました



でも 今日はそれだけじゃなかったんですねぇ

源土さんが 用意してくれたもう一つのアイテム・・・それは 額縁ニコニコ


できあがった絵を額縁に入れると あら不思議

絵がきりりと引き締まって しっかりと「作品」になります


その変化をまのあたりにした子どもたちは さらに集中!

それぞれに素敵な作品を仕上げました

そして 口々に言うことに 「持って帰っていい?晴れ」・・・と



うわぁ いつもはそこまで気合いが入っていないよね

すぐに持って帰りたがるのも珍しいよね


よほど 嬉しかったのでしょうね

「額縁」の威力を知った 今日の絵画の時間でした


源土さん,いつも素敵な魔法をありがとうございますラブラブ


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-ひきしまる

おやつの時間は大抵 ちょっとだけ算数の頭を使います


 普通サイズのクッキーだったら 割り算

  「全部で何枚ある? 今日は○人だね ・・・ということは一人何枚?」 とか


 果物や野菜だったら 分数

  「子どもが○人で 大人が○人。 リンゴが3つあるけどどうする?」 とか



そして 今日のおやつは小さなクラッカー

数えるのは時間が掛かるし 面倒。 手も汚れます


そこで 一人あたりの重さを割り出して,それぞれに測ることにしました


計算してみると,一人20g強

「強」の部分は切り捨てて ひとり20g


ということで 測り始めたのだけれど・・・ おっやぁ?

余裕があったはずなのに,大人の分がほとんどないあせる

みんな 少しずつ多い方に誤差を出してるんだね



そんな風にして 子どもたちはたくましく

量的感覚を磨いているのでした


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-真剣です

足し算をマスターした1年生のひびくん

ここで 『合わせて10になる組み合わせ』 を感覚的につかんでほしいところ


割とデスクワークを好むひびくんのために

2年生のこうたんにリード役をお願いして 「足すと10になる数を素早く言う!ゲーム」をしてもらいました


 8をだしたら 「2!」

 5をだしたら 「5!」

 1をだしたら 「9!」


順調に進めていく声が聞こえます

スピードもどんどん速くなってきてるな


・・・と

気がつくと声がしません


見ると こうたんがカードになにやら書き込んでいます

それがこれ

“森の学校楠学園” staff のつぶやき-新たなカード

そう  こうたんは「足して20になる数を素早く言う!ゲーム」に 進化させていたのでした


ほっほ~う

これは大人にはない発想 (私だけ?)


感心しつつ また1桁のカードをつくらなきゃなぁと考える私でした


子どもたちが 手に手に見慣れないものを持っていました


なんだろう・・・と思っていると

『はい,あげるニコニコ


その正体は フリーズドライの苺

しかも袋には 燦然と輝く【NASA】の文字!・・・があったかどうか定かではないのだけど

とにかく「ASTRO」とありました


へぇ おもしろいねぇ



学園にいる間の子どもたちの行動にも すごいなと思うことは多いのだけれど

こうやって周りの大人も 子どもたちに楽しそうなことを伝えよう音譜 としているのが感じられて

なんだかとっても嬉しくなりました


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-宇宙食!

表現の時間はプログラムを受けない! と言いだしたあいくん

代わりに みんなが留守の間に前庭の草を抜くと決めました


ただの雑草とあなどるなかれ

背丈ほどもある草がニョキニョキッ!と そこら中にはえているんです

(お手入れをさぼっているワケじゃありませんよ 草ののびる勢いがすごいんですあせる


いざ抜こうとすると・・・おや 案外かんたんに抜けるんですね

おしめりがあったのがよかったのかな



そんなこんなで バンバン根こそぎ抜いていきます

あっという間に 草の小山が2つできました


さすがだなぁ


いつもあいくんの取りかかりの早さには感心します

そして今日も 首尾よく自由時間を手に入れたのでした


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-草ニモ負ケズ

きょうはコウタンの誕生会でした

いつもの通り 簡単なケーキを焼いて黒板にお祝いのメッセージを書いて・・・


ところが・・・

いたずら好きな子が掲示物の裏側にからかう言葉を書いていました


バーン!と披露したとき,初めは笑っていたコウタンでしたが

・・・ショックだったんだね

途中で涙目に

あぁぁ せっかくのお祝いなのにガーン



一旦その場を離れ,気持ちの整理を付けてから戻ってきました

『ごめん』 といたずらをした子たち

『だいじょうぶ?』 と他の子たち


うん

みんなやさしくて素直ラブラブ

大事なことは何かってちゃんと分かってるんだね


ベソなんてかいてないふりをするコウタンの表情がとってもお兄ちゃんだなぁ

とかわいく思う私でした


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-ベソなんてかいてないさ

月に1回の『お話の会』

かもう親子読書・読み聞かせの会の方がきてくださる日です

(いつも素敵な絵本を持ってきてくださるのでとっても楽しみなんです)



今日はお二人の方が4冊の本を読んでくださいました

私が感動したのは「っぽい」という絵本

子どもの気持ちを大切にする姿勢そのもので

思春期の子どもたちや子育て中の方にもいいかもドキドキというものでした



でも子どもたちに大ウケだったのは違う絵本

「三匹の子豚」をアレンジしたもので

なんといっても挿絵が・・・ポップというかシュールというか


会の方が帰られると

子どもたちは早速 ふくらみに膨らんだイメージを黒板に表し始めました

お勉強の開始は10分延長~ニコニコ

素直に表現できるって素敵です

“森の学校楠学園” staff のつぶやき



午後はゴミを焼いた火を見て思いついたらしく

七輪の火で『焼き梅』をつくり始めました


青梅ってそのまま食べるといけないんですよね

でも焼けば大丈夫なのかな


すっぱくて とろ~りとしていて なかなか美味でした♪

いつも素敵なアイデア料理をありがとう
“森の学校楠学園” staff のつぶやき


今日の哲学の始まりは
 『困っている人は助けてあげる?』でした。


 「そのときによる」


例えば?
 「何か恵んでくださいって言ってきた時とかは助ける」
 「家がない人とかね」
 「そう ホームレスの人」


そういう時は助けるんだね。逆に助けないのはどんな時?
 「悪いことをした人とか」
 「人を殺して逃げてる人」


そう。じゃあまず助ける時のことを聴くよ
さっき食べ物や家がない人を助けるっていったけどどういう風に助けるの?
 「食べ物をあげる」
 「お弁当とかおやつとか」
 「家からとってきてあげる」


それでその人は助かるの?
 「うん 助かる」
 「あ,でも・・・またオナカがすく」
 「じゃあ仕事をしたらいいよって教えてあげる」


仕事をしたら助かるんだ
 「うん」


仕事が見つからなかったらどうする?
 「うーん」
 「髪がボサボサだったり?」
 「じゃあ お風呂に入れてあげる」


一緒に,仕事が見つかるようにしてあげるんだね
 「うん」



じゃあさ,どうしてその人はそんなことになっちゃったんだろう
 「分かんない」


分からなかったらどうする?
 「聴く!」


そっか,いいね。話を聴くんだね。
 (yes!とのジェスチャー)


食べ物をあげるのと話を聴くのでは,どっちが喜ぶと思う?
 「ん~。話を聴くの!」
 「どっちも!」
 「ご飯をあげて,話も聴く」


そうかぁ。なるほどね


じゃあ助けない時に話を戻すけどそんな人がきたらどうするの?
 「警察に通報する」
 「つきだして賞金をもらう」


それが友達だったら?
 「うーん・・・話をして 警察に行くように説得する」
 「罪が軽くなるようにする」
 「この人はいい人ですよって証言する」


友達じゃないけど知ってる人だったら?
 「なんでそんなことしたの?って聞く」


ああ。話を聴くんだ

じゃあ困ってる人がいたら助けるか助けないかは分からないけど
どちらにしてもみんなは話を聞いてあげるんだね


という感じで話が展開しました。
(日記に書くためにだいぶ簡略化していますけど)


面白いなぁ・・・


みんな無条件で助けるって訳じゃないんですね

(まあ「助ける」という言葉自体,上下関係を感じることがあるので引っかかりはあるのだケド)


どちらにしても『話を聞く』という結論が出たことに
子どもたちの柔軟性と包容力を感じました


次の哲学ではどんな話の展開になるのか楽しみです


今日は食糧危機について考えました


自給率って聞いたことある?

自分でどれだけ食べ物を調達できるかっていう割合なんだよ


例えばオーストラリアから牛肉がたくさん入ってきてるよね

オーストラリアが突然,「もう日本に牛肉を送りません」って決めたらどうなる? どうする?


中国からは何が入ってくる?

そう。冷凍食品のコロッケや餃子,冷凍のお野菜に穀物も。

突然「もう送りません」って言われたらどうなる? どうする?


アメリカからはもっとたくさんの食べ物が入ってきている

種類も量も

それが来なくなったらどうなる? どうする?



計算方法でいろいろ違うけど,日本の食料自給率は30%って言われている

でもね,その30%の中にお肉も入ってるんだ

牛や豚や鳥は何を食べて大きくなるか知ってる?

そう,飼料。トウモロコシとかだね

そのトウモロコシはアメリカや中国から入ってくるんだよ

なくなったらどうなる? どうする?


 ・ヤギを飼う

 ・お米や野菜を自分で作る

 ・山で狩りをする

 ・川で魚を捕る

 ・鶏を飼う

 ・みんなで分け合う

 ・外国に移住する

 ・いや,日本にいる

 ・原始人の生活みたいで楽しそう


・・・と,危機感を感じるまではいかないようで



ほんの少しの話し合いで食糧危機を捉えられるなんて思っていないし,逆にそうなったら浅いと思う

なんとなく そういうことがあるんだなと知って

何かの折りに思い出して

考えて

いつか 自分の考えを持つようになってくれれば・・・


そして自分だけでなく周りに働きかけ,みんなで動いて

みんながちゃんと生きられる,そんな世界を創る人になっていくことを意図しています