サッカーW杯と大雨と病気と~苦しみはいつも孤独なオヤジ・編~ | 白帯以前素人による「なんちゃってテコン島」

白帯以前素人による「なんちゃってテコン島」

独習しているテコンドーや子育てその他感じた事等駄弁を色々書きます。

ヘローです。


 冬の大雪に続いて、6月早々の大雨。


異常気象がすっかり近年日常化しましたね。


 季節の変り目なんかもそうなんですが、


異常気象に弱いのがあっしの身体。


ウエザーディジーズ(天候による病気悪化)に関連した


持病持ちのあっしにはホント厳しい日々ですわ。


 独学ナンチャッテ・テコンドーのトレーニングのお蔭で


腰痛の消失、首痛の緩和には何とか成功し、


柔軟もアラ50にて初めて開脚前屈にて


額が床に着くようになりやしたが、


 元気ピンピンにはなかなかならないのが、


持病の他に、新たに


進行性オヤジ病(ただのデブと加齢という噂)が


加わっているに違いないと最近よく思いますデス。


 でね、同時にまたですね、あっし35の時、長男、


40の時に長女という、ベイビースケジュールで


子供を持ったんですが、


 子供が大きくなるにつけ、


やはり子供は若いうちに持つべきだと、


後悔には満たずとも苦い実感しとります。



 子供たちだって、親が若くてピンピンな方が


いいに決まってますからね。



 何かの度にオヤジが突き出た腹を抱えながら、


アイテテ、アイテテと呻いてばかりじゃ、


そりゃ子供も滅入るっつーもんでしょうな。


 ま、そんな事はどうでもいいんですが、


今年の6月はサッカーW杯開幕、


 好きな方には申し訳ないですがね、


またTVでこればっかかよ、と


天候不良で持病悪化しているあっしには、


キツイシーズンですわ。


 あっしはスポーツは好きなんですが、


ここ近年、いやもう10年ぐらいかな、


ナショナリズムとセットになったスポーツ文化にや、


「もう満腹でんがな」というクチですから。


 こんな事を書くと、最近の風潮から、


「何だオメエは、●●なのかえ?」と、


これまた最近の風潮から人を皮相的にレッテル貼りをする方も


いらっしゃるとは思いますがね、


ご安心ください。


『そんな事はどうでもいい』と考えている、


ただのオッサン&オヤジですから。



もうW杯開幕は近づくにつれ、


どこぞのニュース番組でも、スポーツ枠が拡大、


「ホンダ、ホンダ、ホンダ、カガワ、カガワ、カガワ・・・!!」


の連発。


 先週なんざ、息子の卓球の大会があったんですがね、


その日の食卓なんかでも、息子の事より先に、


カミさんに思わず、「ホンダの調子は大丈夫か?」なんて


聞いてしまいそうになる始末。



 我ながら驚きましたわ。


W杯加熱報道にうんざりしているあっしですら、


こうですから。サッカー好きはどんだけだって?



 こりゃもう「洗脳」に近いですな。



 サッカー日本代表にさして興味のないあっしが、


まるで別に話すことないから天気の状態をきくみたいに、


「ホンダの調子は大丈夫か?」なんて、


オーノー、タチの悪いジョーク・バイ・自作自演でんがな。



  ま、これもどうでもいいっちゃどうでもいいですがね。



でもね、まるっきりどうでもいい事でもない気もするんだな。


だってね、例えば「集団的自衛権」の国会通過の問題。



どう考えても、このW杯熱狂ムードの中で、


「通そう」としているカンジがある気が。



 そんな事を思っているあっしは勿論多数派じゃない。


持病で苦しんでいるあっしも多数派じゃないし、


ナンチャッテテコンドーをやってるあっしも孤独だ。


W杯に満腹感のあっしも少数派にきまってる。



 唯一あっしが多数派に属しそうなのは、


アラ50&デブというカテゴリーなんだが、


でもそのカテゴリーは、


国旗を振りかざして連帯を深められるもんじゃない。


 だって見たことないでしょ。


デブが同じデブを見つけて駆け寄り、


涙を流しながら共通のアイデンティティの恍惚の只中にいるのを。



あっしも見たことないし、勿論する気もないし、


抱き合う相手もいないだろうと。




 ああ、苦しみはいつも孤独でんな。



 でも、これはある意味、別にあっしだけでなく、


人間なら、すべての人が抱える、


永遠のテーマかもしれませんな。


  いや、そうなんでしょう。



だからその苦しみから逃れるために、


どこの国でも「旗振って自画自賛する夜郎自大」が



絶えないのに違いない。


 そんな彼らにあっは言いたい。


「人間はね、目を閉じればみんな一人なんだよ」、と。


 そして、


「君の世界で考えられる唯一の人間は君だけだ」、とも。



え? 何を言ってるのかわからないって?



ご安心くだされ。


言ってるあっしだってよくわからないんだから。


 ナンチャッテ。



今回もわけわからない駄弁にて失礼。


ではでは。