クール・ジャパンのお通りだい!~セウォル号から民族的歴史がわかるか?・編~ | 白帯以前素人による「なんちゃってテコン島」

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独習しているテコンドーや子育てその他感じた事等駄弁を色々書きます。

 ヘローです。


 最近更新スピードが滞っております。


  ブログ世界の五月病にかかるまいと懸命に努力してんですが、


なかなかどうして敵もさることながらです。


 敵とはなんぞや。


 ただの怠惰なんですがね。


 でもって、あっしとしてはブログにはあんまり社会的問題とか、


書くつもりがなかったんですが、


 これまた敵もさることながらなんですな。


 で、この場合の敵とは、ただの「ネタなし」なんですが。


 つまるところ全部あっしの所為なんですがね。


 ネタがねえとついTVのニュースとかに目がいっちゃうし、


たまたま目にしたワイドショーのコメンテーターなんぞの意見にも


クワッと眼が見開いちゃったりするんですな。


 ところが、そいつを夜まで引っ張れない。


 忘れちゃったり、疲れて寝ちゃったり、


そもそも時間がなかったり。


 そんな我ながらの「オヤジぶり(=何事も継続しない)」に


自分でも嫌にはなっているんですが、


今日はまだ忘れてないから書いておこうかと。


 何がって?


 まだ未だ収拾されていない「韓国のセウォル号事件」ですがな。


 船長以下搭乗員たちの不手際がいろいろ明らかに


されてきて、もう「事故」というより「事件」になってきた感のある、


この痛ましい出来事。


 あっしも子を持つ親として強烈に「感情移入」して事故報道を


見聞きした事は前回にも書いた通り。


 これだけの事件だから、韓国マスコミの政府批判や自虐表現、


それらモロモロを日本でも大きく取り上げるのはいいですがね、


一部のコメンテーターの「とんでも発言」はいただけない、


というより、非常に見苦しいですわ。


 セウォル号事件から、韓国マスコミが報道するように、


そこに韓国の抱える社会構造的欠陥を見るのはいい。


多分それは当たっているでしょうからね。


だけど、それって、本当に日本の立場から、


あかたも「私たちの社会は無傷だよん」と


韓国批判できるんしょうかね?


先の福島の原発事故の時、明らかに人災の部分が免れないと、


専門家、その他国際社会からも「告発」されたにも関わらず、


原子力学会(正式名称は失念)は事故直後に、


「誰の責任も追及すべきじゃない」と報告をまとめ、


結局、「そうなりました」ことはあっしの記憶に新しいんですがね。


 

  今回の件で、事故を起こした人間や韓国の安全システムを、


制度として批判するのではなく、


「韓国そのものすべて」に呆れた人ってのは、


 つまりは、「誰の責任も追及しない」


故に静かに政府に従う、倫理観溢れた日本のスマートさ


を学べってことでいいんですかね?


 あっしはそれじゃダメと思いますがね。


「制度として疲労した部分」というのは、


 時代、社会の新旧やスピードで多少のズレが出るだけで、


またその「疲労した部分」の過多はあっても、


すべからず、人間社会の起こした「悪しきモノ」としては、


教訓という名の共有は出来る筈だと思いますねん。


 例えば、今回の件。


確かに日本の海や船長では絶対に起きない事件かもしない。


だから、あっしも前回のブログで、事件のあらましは、


日本と共有できないかもしれない、みたいに書いたのは


そこなんですな。


 でも、それは海に限った場合でしょ。


それを持ってして、「韓国はどうしょうもない」になるのは、


ちょいちゃうでしょ。



制度が披露し、腐敗し、またチェック機構が働かなきゃ、


こういう事は海以外でも、アメリカでも日本でも、


どこでも起きますよ、


という警告を共有せずに、なんの大人の想像力でんねん。


 


 でだ、更にはね、


その大の大人がね、TVなんざに出る大人の一部がだよ、


今回の事件を、何世紀前の韓国の歴史を遡って、


民族性が起こした事件なんて感じでのたまいているのを見て、


ギョーテンしたのがつい一日前。


 つい、その漫画家だか何だか知らないけど、オッサンに、


日本のオウムその他あらゆる「特殊な」事件も


江戸時代からの民族性で「斬って」欲しくなった次第。


 でも、彼は絶対そうしない事がわかる。


 彼みたいな人は今じゃ溢れかえっているもんね、この社会に。



日本での事件・事故は、天災か不可抗力、


起こした奴が特別で他とは何の関係もない。


そして、そんな奴と一般的日本人との関連は絶対にない、と。


でも韓国の事件・事故は違うと。


それらは全部彼らの民族性に由来している、と。



そういう事なんだね、彼、彼らの主張は。



そして彼、彼らは傍目、物凄い自信に溢れかえっているから、


そこはいつも不思議だ。


そして、これもいつも不思議なのだが、


こんな事を自信溢れてのたまいている連中の


頭がシャープに見えたためしもないの。


「あ、この人にわか勉強だな」ってすぐに判るんだよ。


あまりに短絡的な結論づけをするからな。



 で、あっしが言いたいのは何かっていうとさ。


皆、クールに行こうぜ、クールに、って事なんだよ。


クールってのは、「恰好いい」ってことだろ。



だからクール・ジャパンなんでしょ。


 なら、みんなもそろそろクールに決めないかい?


「アジアにジャイアン、欧米にスネ夫」じゃ、


クールどころか恰好悪いよ~!


 ドラえもーん、助けて~!


と叫びたくなっちゃうでしょが。


ま、のび太も十分恰好悪くてアイすみません、ですが。


それでもしっとり追悼ぐらいはできるかな。



せめて、判る人だけは、クールに行きたいですね。


周囲に流されないで……これがまた難しいんだけど。


ま、あっしも頑張るしかないんですがね。



 ではでは。