セウォル号の悲劇に何を見る? | 白帯以前素人による「なんちゃってテコン島」

白帯以前素人による「なんちゃってテコン島」

独習しているテコンドーや子育てその他感じた事等駄弁を色々書きます。

 ヘローです。


 ひどい事故が起きましたね。


 乗客のほとんどが修学旅行中の高校生。


 韓国での事故なのだけれど、


 日本でも大きく報道してくれているおかげで、


 その痛ましさがリアルに伝わってきて、


 ニュースを見るたびに参ってます。


  あっし、子供を持つ前までは、


あんまりニュースなんかに「感情移入」しない方だったんですが、


子供ができてから、特に「子供の事故、事件」を見るにつけ、


聞くにつけ、「胸がつまる」ようになりましたねん。


 それはもう、国内外の事件に関係なく、心に刺さるんですわ。


親の立場に勝手に感情移入しちゃうんですな。


ニュースだけでなく、何だか映画なんかでも、


感情の起伏が大きくなっちゃって、


昔なら絶対泣かないような場面でも、


もらい泣きするようになっちゃって、なんだこりゃ、なんて。




ま、そんなあっしの感情は兎も角としても、


この事故にまつわる話でもデマが飛んだそうですね。


ネットやらなんやらで、そりゃもう物凄いスピードで。


 事故の詳細はこれから明らかにされるだろうし、


それに伴って事故の本質も分かる筈。


でもって、その事故の本質は、もしかしたら


日本の事情と共有することが薄いかもしれないし、


そこをあっしなんかがとやかく言ってもしょうがない。


あっしが気になったのは、デマの話。


そしてそのデマがSNSなんかで物凄い勢いで広まったという事。



 ここは十分に日本でも共有できる、懸念すべき問題かと。


大きな事故、事件なんかで、


しゃあしゃあとデマを流すやつなんかの心性には、


理解しがたいものが常々ありますがね、



大きな事件、事故がなくても、


日常デマが飛び交っているのが茶飯事の、


ネットの現在を見ると、


何だか、事が起きる前から心配になることしきりですわ。



世界中が、ある意味ネット依存のこの時代、


もう学校かなんかで、


「事件にデマは流れるもの」という前提で、


デマに容易に揺れない「心構え」なんかを教えた方が


いいと思うくらいですねん。


これはメディア・リテラシーとは別次元の課題として


きっちりやった方がいい問題とも思いますねん。



そんなこんなをこの事故から感じつつ、


もう随分と時間が経過してしまいましたが、


一人でも多くの生存者が助かる事を願うばかりです。


そして、


不幸にも犠牲者となられた方々にも


哀悼の心を捧げつつ、今回はこれにて失礼します。


ではでは。