【週刊誌】週刊新潮 2014年2月20日号
2月13日発売の週刊新潮2014年2月20日号のコンテンツです。
同誌の目次だけを穴があくぐらい見るのが大好きオッサンですが、
絶対に買いません。目次だけで十分です。
これを見るだけで、酒もおつまみもいりません。3時間は楽しめます。
ただただ「なぜこういうタイトルになったのか」を考えるのです。
直線的・平面的ではなく、弁証法的に動的・螺旋状に深く考えていきます。
============= 最新号目次 =============
「小泉劇場」大敗北の検証
なぜ「脱原発」から民意は離れたのか!
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「明日のがん」「明後日のアルツハイマー」が見つかる
「DNA検査」最新ガイド
▼68種の遺伝子で後天的な「超早期がんリスク」
▼アルツハイマー発症確率が80%という恐怖の遺伝子
▼「肥満」「糖尿」「脳梗塞」が6800円からの価格破壊
▼子供と孫の「才能検査」に落とし穴がある
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大嘘承知で反日プロパガンダ!
「靖国神社」を「ヒトラーの墓」にしたい「中国」を論破する!
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超高級マンションの15%は台湾人に買われた!
登記簿調査! 「港区億ション」を大人買いする中国系富裕層の実態
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【ワイド】我が人生の「日々是決戦」
(1)人格否定発言から10年「皇太子」と「雅子妃」の試練と成果
(2)侘びを棄てて俗世で惨敗! 「細川護煕」の陶器は値打ちが下がるか?
(3)山形県に「佐藤ゆかり」後援会発足で「加藤紘一」が舐められた
(4)老舗レストラン「アラスカ」独身美人社長と親密「暴力団密接交際者」
(5)「鳩山安子」一周忌に分かれた「由紀夫」「邦夫」兄弟の明暗
(6)「前原誠司」元外相が外務省を使って「木村太郎」を黙らせようとした
(7)スポーツ紙記者を集めた楽天ルーキー「松井裕樹」投手に予想外の傷
(8)不倫の夢まで発信する自民党女性代議士に「石破幹事長」が怒った!
(9)怪僧「織田無道」が始めた「チョウザメ養殖」損益計算書
(10)「松井秀喜」臨時コーチが目障りになった「原辰徳」監督の足元
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ゴーストは芸術の影法師!
袋叩きの「佐村河内守」はそんなに悪いか!
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【特別読物】
▼「忠誠心競争」が引き起こした「朴槿恵」大統領の茶番記者会見
産経新聞ソウル支局長 加藤達也
▼『ニシノユキヒコの恋と冒険』座談会
尾野真千子×井口奈己監督×川上弘美が語った「恋と演技と舞台裏」
▼ソニーからモノ作りを奪った「A級戦犯たち」
元ソニー技術渉外室統括室長 原田節雄
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「ソチ五輪」栄光の陰の挫折と受難
「高梨沙羅」「平野歩夢」「羽生結弦」「高橋大輔」
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首都極寒サバイバル!
「ホームレス」はどうやって生き残った?
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■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
へそまがり世間論/福田和也
戦国武将のROE(交戦規則)/本郷和人
世界は数字でできている!/野口悠紀雄
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医者のけもの道/岩田健太郎
逆張りの思考/成毛 眞
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/榛名由梨
東京情報
文殊のストレッチ
大人のマンガ 読むマンガ
※「あとの祭り」は都合によりしばらく休載いたします
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■■■ 小 説 ■■■
ブラックオアホワイト/浅田次郎
フォルトゥナの瞳/百田尚樹
スカラムーシュ・ムーン/海堂 尊
----------------------------------------------------------------い報告書/日高恒太朗
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▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘
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Bookwormの読書万巻/渡邊十絲子
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■■■ テンポ ■■■
▼アーツ
▼マイオンリー 荒木和博
▼ガイド
▼スクリーン グレゴリー・スター
▼ロビー/ビジネス/インシデント
▼オーバーシーズ/スポーツ
▼エンターテインメント/タウン
■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)
・蒼穹から名建築
・優越感具現化カタログ
・コウケンテツの健康ごはん塾
・水村山郭不動産
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【五輪】沙羅ちゃん、頑張れ!
私はソチに限らず全アストリート選手の中で沙羅ちゃんが一番好きだ。
ソチオリンピックで日本人のメタル獲得者が少ない中、最も期待されているのが女子スキージャンプの高梨沙羅選手だ。
練習で100メートル超えを連発しても浮かない顔をしている。スタートがしっくりいっておらず「満足していない」という。
それにしても高梨選手の謙虚さには頭が下がる。何より性格そのものがいい。いつコメントを聞いても「私がソチに来られたのはみんなのおかげ。先輩女子スキー陣がいたからこそ。彼らに感謝したい」と常に「感謝」という言葉が出てくる。感謝という言葉がでない沙羅ちゃんをみたことがない。心の底からそう思っているのだ。
謙虚さと感謝の心。こういう立派な娘が世界の檜舞台で「金メダル」がとれないはすがない。がんばれ、沙羅ちゃん。日本中が応援しているよ。
こういう性格のいい娘をみたことがない。素直でかわいいというのはこういう娘をいうのだろう。どういう育て方をしたのだろう。親がうらやましい。
結果が出た。沙羅ちゃん、残念だったね。悔しいだろう。沙羅ちゃんもいっていたけれど「実力がなかったのです」と。うーん、悲しいね。あんなに練習してきたのに。どうかあの悔しさを4年後のオリンピックでリベンジしてください。今度は2位以下を大きく引き離して誰からも文句をいわせない圧倒的な優勝をみせつけて欲しいね。ああ、悲しくて悔しくて涙が止まらないよ。沙羅ちゃん、くじけるるんじゅないぞ。
【原理】1+3=4の発想方程式
私の考え方「ソーシャル発想術」をなんとか数式であらわせられないか、と思っていましたが、ちよっとだけひらめきました。
私の考え方とは、自分や自社のことだけを考えないで、「よのなか全体」からみる発想習慣のことです。
よのなか=社会=ソーシャル=俯瞰(ふかん)と置き換えてもOK。「よのなかメガネ」というフィルター(視点)から発想すると、素敵なPRアイデイアが湧き出てきます。私はこれを 「ソーシャル発想」といっています。
その「ソーシャル発想」で一番大事なことは、人に特化すること、その人の連携が皆のためになること、そうすれば、社会がよくなる、という図式です。
人に特化すること(人、個)---------------------1
皆のためになること(公、耳) -------------------3
社会がよくなる(社会、世の中) -----------------4
つまり、1+3=4なのであります。
逆にいいますと、世の中がよくなるめには人みんな(公)がしあわせになるということ。ここで最も大切なのは「皆」がという「公」の概念です。公益です。
視点は人の目、そう瞳が大切なのです。1+3=4 「瞳よ」というじゃありませんか。
発想力のフレームワーク「1+3」による柔軟な発想法 「1+3の柔軟な発想法」と名付けました。
発想力は後天的に伸ばすことができます。「1+3」の発想を組み合わせると、そのトレーニングができます。では、その「1+3」とは何か、ですが、1はメタ思考、つまりお客さまが望む“目的を達成する”ための目的志向を指します。3は「源流追求型」「現状否定型」「課題解決型」という発想方法を指します。
源流追求型は「なぜ、なぜ」とさかのぼる方法、現状否定型は制約条件を外して考える方法、課題解決型は問題がなくても何かを設定して取り組んでいく方法です。
メタ思考とは、現在考えている事柄を客観的に高い視点で俯瞰(ふかん)することをいいます。実際には「ズームの視点」と「多面的な視点」の2つの視点も必要です。
高い視点の代表例は鳥瞰図(ちょうかんず)です。バーズアイともいい、最近はカーナビでも搭載されています。高いところから見られる人は、評論家といわれたりして、会社で浮いてしまったりするんですね。それを避けるためにも、ズームの視点と多面的な視点が必要です。
富士山を見るときには、宇宙からも見る視点もあるし、登っている視点もある。ズームの柔らかさがないと、現実的ではないわけです。また、鳥瞰図だけでなく、真上から見たり、真横から見たりと、多面的な視点が必要です。
【発想】ランチコンサルを受けてみませんか
ランチコンサルをお申し込みされてみませんか。やり方を説明します。
まず[現状・課題]として10項目程度をお書きいただき、それをみてPR回答するというものです。お申込みフォームは
http://my.formman.com/form/pc/jXGFO0ORx6P5vrmC/
ですのでこちらを記載していただいて返送していただければOKです。
都内ですとランチコンサルは3000円のランチをご馳走いただくかわりにPRアイデア2個を無料作成して
都外ならばランチをいただけませんのでその場合は私の大好物であるスイーツを3000円ご送付いただければOKです。送料が別途かかっては申し訳ないですので、3000円で都内配達してくれるスイーツ屋さんを予め確保しておりますのでその旨お知らせくだせさいませ。
以下の空欄をできるだけ詳細にお書きいただき、私のメールアドレス pridea@s-pr.com 宛てに返送くださいませ。お待ちしております。
10項目くらいは自己表明してもらわないと、こちらは全く知らされていないのですから。最低限の基本情報です。メールやFAXが嫌なら郵送でも構いませんが。当方住所はこのブログトップに記載。
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あげるというサービスです。
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【思想】販促広報なんてナンセンス
私の一番嫌いな言葉、それは「販促広報」です。
とにかく販促を語る資格、スキルのない人に限って「販促広報」を叫ぶんですね。
まあ、こういうタイプの人とは話だけでなく、顔もみたくない。それくらい嫌いだ。
■広報は販売補完に非ず(1/2)
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販促広報─。
広報ひとすじ30年の王道? を歩んできたと自負する私としては前から気になっていた聞き捨てならない言葉です。
誰が最初に言い出したかは定かではありませんが、提唱者が1人や2人の間は意図的に見逃してきたというより無視してきたのですが、近年、ネットや書籍でやたらと目立つようになってきたので一言モノ申したい。
「販促広報」を主張する人たちは決まってこういう台詞をはく。
[1]マスコミにはタダで宣伝せよ
[2]費用対効果を意識してPRせよ
[3]経費をかけずにPRすべき
[4]販促広報、SP広報とは攻めの広報だ
[5]広報は売りを補完するために存在する
[6]レスポンスのない広報は失敗である
[7]広報はプレスリリース配信で十分だ
[8]すべての中小企業は販促広報を実践せよ
私に言わせれば、[1]から[8]まで全部間違った考え方です。広報を知らない、あるいは少しだけかじった程度の人たちは皆こういう発想をします。
私がはじめて「販促広報」という言葉に接したとき、セールスキャンヘーン等の話題も積極的にリリースして少しでも営業を補完すべきだ、という意味に理解していました。
ところがそれは甘い見方で、広報そのものをプレスリリースというツールを使ってマスコミに情報提供、結果、報道記事になることを期待しながら「商品・サービスの販売促進を狙う」のが最終目的だったようです。
そうだとするとメディアは企業の営利活動の情報ツールになってしまう。よく考えてみるとよい。新聞や雑誌などのメディアが企業の販売促進ツールではないことはもはや説明を要しないでしょう。
パブリシティの結果、報道記事になれば読者からの反応で「商品やサービス」が購買促進されることは実際多々あることでしょう。しかし、それは「商品やサービス」の内容がよかったからで、社会のために、役立つ有益な記事だったから読者は購買行動を起こしたということにすぎない。
たとえば新聞。上述した「企業や商品」がらみの経済情報も確かに記事になっていますが、そればかりではない。報道記事というのは事件・事故もあるし、政治やスペーツ、はたまた生活全般に及ぶ話題など新聞の報道範囲は広い。
このように新聞は読者の関心事全般を「今」「時代」「変化」というキーワードで切り取って報じています。新聞の目的・存在意義をゆめゆめ企業・団体の営利促進に関する情報サポート機能と思ってはなりません。
■広報は好感度獲得が目的(2/2)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私がなぜこうも「販促広報」を嫌うのか。
それは広報の本質にも触れる、ただごとではない「思想」だからです。広報の基本的機能として「情報の受発信」があります。このうちマスコミへの発信部分をパブリシティ、発表ツールをプレスリリースとそれぞれ呼んでおります。
広報部の日常の業務としてパブリシティが存在しているわけですが、その目的は企業イメージの好感度獲得にあります。一方、広告を扱う宣伝・販促部の仕事は商品の金額や数量などの販売促進活動。
端的にいうならば「広報」は「質」、「広告」は「量」をそれぞれ追求するマーケティング部門。両者は車の両輪のごとく不可分密接な関係にあり、企業活動にとっていずれも大事なコミュニケーション活動です。
この両者の関係、一見、似て非なる領域。同じ土俵で論ずべからず。それぞれ目的・役割が違うわけですから、「販促広報」という言葉は矛盾していることになります。
私の理屈で「販促広報」を直訳すると、「量と質を同時に追求するコミュニケーション行為」ということになり、現実には同時実現ということはあり得ませ ん。
私に言わせると広報部門と広告部門とは同じセクションにあってはならない。
しかし、販促部・宣伝部などでは慣習的に媒体に広告出稿している力関係を利用、その見返りに報道記事 (パブリシティ)をもらうという、入れ稿・出し稿の力学がまかり通っているのが現実です。
こんなことでは企業の正しい広報活動などナンセンスというもの。広報は高度なマネジメント機能という捕らえ方が一番本質を言い当てていると思います。
営業活動、なかんづく販売促進活動を軽視しているわけではありません。皆それぞれの領域で果たす役割が違いますし、そのための手法があるわけです。一緒にしてはいけません。
販促活動には「トリガー」と「インセンティブ」の2つの側面が必要です。一方、広報活動は虚偽や誇大は禁物。「事実」という情報を扱う部門です。
「販促広報」を唱える書籍の中に、「広告と広報の違い、販促広報を取り入れよ」という章がありました。片方で広告と広報の違いを説きながら、相矛盾する販促広報を取り入れよ、といっているわけですから全くのナンセンスということになります。
広報を販売の道具、と考えている人は顔を洗って出直して欲しい。
何回もいっていおく。広報は宣伝や販促ではないということ。
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[販促広報を唱える3冊の本]
●「全部無料(タダ)で宣伝してもらう、対マスコミPR術」
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1101905618/subno/1
●「誰も書かなかった中小企業のためのマスコミ活用術」
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102036372/subno/1
●「営業部まかせでモノを売るな」
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1101587013/subno/1
【思想】社会とつながってこそPR
■社会起業家って何者(1/2)
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ボランティアというのは無利益のいわば「無償の愛」ですが、利益を出すことを前提としている事業という点で、社会起業家は明らかに違います。
しかも、事業の対象が医療、福祉、教育、環境、文化などの社会サービスに限定している点も他の営利事業とも異なっています。
利益を出しながら「社会のために役立つ」ことを目的としたこの社会起業家という存在が、これからの日本を変える新たしい潮流になるのではないかといわれています。実は私もそのように思うようになった1人です。
まず定義ですが、日本語訳では社会起業家とは「ソーシャル・アントレプレナー」となります。簡単にいえば「社会問題を起業家精神で解決する人」です。
アメリカに「ソーシヤル・ベンチャー」という言葉がありますが、だいたい同じようなものと思って差し支えないでしょう。社会問題の解決にも起業家精神で対処するというのがおもしろい着眼点ですね。
社会起業家についてちよっとばかり歴史を紐解いてみましょう。普通、社会問題というのは行政機関が解決するものと思っていますよね。いわゆる「福祉」対応です。しかし、それも80年もやりますと行き詰まってきたわけです。
民間ではさまざまな社会問題を、キリスト教会の「コミュニティ」が解決したり、企業が「寄付」行為をすることによって社会貢献活動をしてきました。
この2つがこれまでのやり方でしたが、そのどちらでもないやり方をするのが社会起業家です。これまで行政のテーマであった社会問題を、起業家精神によって経営努力で解決していこうという考え方です。
最初の提唱者はイギリス人です。社会起業家の概念が出てきた背景は、サッチャーにあります。サッチャーは80年代、首相になるときの公約で、財政赤字をなくす政策として福祉サービスを切捨てました。
公約は実現して成功を収めたかのように思えましたが、一方で、小学生が学校に行けないとか、病気になっても病院に行けなくて死んでしまうということが起きました。福祉サービス切捨ての弊害が出てきたのです。
これじゃいけないというので民間人が立ち上がった。これがイギリスの社会起業家の第一幕です。90年代。ロンドンの「DEMOS(デモス)」という小人数のシンクタンクは、独立系で寄付金で運営している研究所です。
経営が大変なので安い給料しか払えない。そこで、雇うのは若い人に限定し、所長は30歳ぐらい、研究員は20代と30代前半にした。若い頭脳たちは固定観念に縛られずに考え続けていたら、ソーシャル・アントレプレナーというところに辿り着いた。
97年には社会起業家のケーススタディや理論を集大成して100頁ぐらいの「社会起業家の隆盛」という報告書を出しています。同年6月にブレアが総選挙で勝って首相になった直後の7月には「これからは社会起業家でいきます」と宣言しました。
財政赤字をなくす手段として増税するやりかたが一番わかりやすいですが、増税はせず社会サービスをカットしたのがサッチャーでした。
これ以外のやり方もあったのですが、ブレア政権が唱えたのは、第三の選択でした。国民に福祉サービスを提供することをノルマにはしない代わりにNPOとか社会起業家にお任せしましょう、そのための補助金は出しましょうということで国家がソーシャル・アントレプレナーとパートナーの関係になって一緒に取り組むということになったのです。
アメリカはどうか。80年代にレーガンさんが連邦政府を小さくする新体制を推し進め、行政の仕事は市町村に下ろすやり方を採用。結果、勝ち組、負け組みのメリハリができ、失業は増えるという社会になった。
90年代の後半にITバブル、ネットバブルが崩壊し、起業家の仕事がなくなり、そういった人たちがソーシャル・ベンチャーとかソーシャル・アントレプレナーに。これまで行政がやっていたようなところに乗り出してきたのがアメリカの社会起業家。経済価値のみならず、社会価値をもつくるのが社会起業家の役割といえます。
それでは日本には社会起業家はいるのでしょうか。もちろんいますとも。
茨城県・霞ケ浦で水をきれいにする「アサザ・プロジェクト」という事業をしているのが飯島博さん。 ▽アサザ・プロジェクト http://www.kasumigaura.net/asaza/
発展途上国の商品を輸入して自立を助ける「第三世界ショップ」や、社会的に意味のある事業に無担保・低利の融資をする「市民バンク」、若手起業家を支援する「チャレンジ若者ファンド」を立ち上げている片岡勝さん。
▽第三世界ショップ http://www.p-alt.co.jp/asante/
▽市民バンク http://www.p-alt.co.jp/bank/
▽チャレンジ若者ファンド http://www.cyber.gr.jp/fund/
北海道・YOSAKOIソーラン祭りをつくった長谷川学さん。10年ぐらいで観客が200万人来て200億円稼ぐお祭りの提唱者。YOSAKOIソーランは、いま全国100都市ぐらいに波及しており、文化を作ったといっても過言ではないし、地域のリバイタリゼーションのモデルになっています。
▽YOSAKOIソーラン祭り http://www.yosanet.com/yosakoi/
また、財団法人ヤマト福祉財団の小倉昌男さん(故人)。障害者が「自分で稼いで生きていける」仕組みを完成すべきだ!宅急便の生みの親にして、数々の国の規制と戦った故小倉昌男ヤマト運輸会長が自らの私財を投入したヤマト福祉財団。
▽ヤマト福祉財団 http://www.yamato-fukushi.jp/
障害者年金を国から10万円もらい、後は自分で働いて10万円程度の月給を稼ぐ。そうすれば自立した生活ができるのではないかと考えた社会福祉法人プロップステーション理事長の竹中ナミさん。
▽社会福祉法人プロップ・ステーション http://www.prop.or.jp/
飯島博さん、片岡勝さん、長谷川学さん、小倉昌男さん、竹中ナミさん。この5人が日本を代表する社会起業家だと思います。
以上、社会起業家について述べてきましたが、企業が今後新しい成長分野に乗り出そうと思ったら、手法を変えてソーシャル・アントレプレナーシップで起業をやればいいということになります。
社会貢献でなくてもれっきとした社会事業開発で十分いけます。医療、福祉、介護、教育、環境、文化、安全など「生活」に関する分野がふさわしいです。
これまで社会的な事業を担ってきた行政やNPOの世界では、使命の追求を重視するあまり、運営効率やコスト意識などが希薄だった。そのためこの両者は交わる機会がほとんどなかった。
しかし、社会起業家が発揮した行動力は、社会と経済の活性化という点できわめてダイナミックで、間違いなく次代をリードしていく存在になるだろう。社会問題の複雑さがますます明らかになっている現代にあって、社会起業家の生き方や考え方は、私たちに広報パースンにも重要なヒントを与えてくれます。
■社会起業家の発想を広報に活かす(2/2)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
社会起業家を整理しますと、
○行政や企業がカバーできず、地域生活者が困っている「問題を発見」し、
○問題解決のため「地域の経営資源やネットワーク」を活用する同時に、「志・使命
感」を持ち、
○事業を継続・発展させるため、事業の仕組み作り、組織、戦略、実践する 「マネ
ジメント (計画・実行・管理)手法」で取り組み、
○事業を通じ「リーダーシップ」を発揮し、
○行政、企業を巻き込み「共生・協働」の新たな経済の仕組みを創り出す人というこ
とになります。
例えば、地域生活者が困っている「問題を発見」しとありますが、これなどは広報パースンの発想マインドという点でもっとも大事な点であります。
すなわち、企業は自社の利益を追うだけにとどまらず、その企業を取り巻く周囲の社会問題を積極的に発見し、「自らの資源」を投入して解決していかなければならないのであります。
それは、経団連の「企業の社会貢献」の定義をみてもわかります。
○社会の課題に気づき、自発的にその課題に取り組み、
直接の対価を求めることなく、自らの資源を投入すること
次に、「志・使命感」を持ちとありますが、これこそ企業の経営哲学ともいうべき「ミッション」であります。ミッション( mission )は任務、使命。もともとはキリスト教布教のための伝道「使節団」の意味で、よくミッションスクールというのはまさにここからきたのである。
すなわち、「社会のために役立つ」という強い「使命感」をもつ、このことは広報担当者としてイロハのイなのである。利益よりも社会正義を優先させるという考え方にたてば広報パースンはジャーナリストなのである。
社会起業家の登場によって考えさせられるのは「市民社会の形成」だ。これまで、政府、企業、NPOという単体の枠組みではできなかったことを可能にしている。それは「所属する組織に対する忠誠心」ではなく、「目的達成に対する忠誠心」を中心に行動している点。もはや広報パースンは自社企業のみならず、それらを取り巻く業界団体、そして一般社会まで目を配り、実際に行動を起こさなければ「逃げ腰」と非難されるようになってきたことだ。
そのことは「ライフスタイル」にも通じる。「働き方と生き方が同じ」という社会起業家の行動様式の事実に注目したい。働くという行為が、自己実現や自己表現の手段なのだ。自分の価値観を仕事に反映させることで、心の満足感を得る社会起業家的な働き方はこれからの時代にマッチした生き方なのであり、その先導的役割を担う広報パースンもまた、彼らと同じ「ライフスタイル」にならなければならない。
起業家と社会起業家との間には、基本理念として「営利」対「非営利」あるいは、「利益極大化」対「社会的貢献」といった図式が浮かび上がってきますが、ここにきて、営利法人といえども社会的責任を意識せざるを得ない流れがある一方、非営利法人といえども組織のサステナビリティーを確保しなければ、高邁な社会貢献の理念も画餅に終わってしまう。もはやこういった単純な対立的な図式は成り立ちにくくなってきているのが21世紀だと思います。
間違っても、「広報」を販促手段や集客ツールとして考えて欲しくない。広報パースンたる者、つねに「社会とのつながり」を意識した発想をしていって欲しいね。
斎藤槙著「社会起業家-社会責任ビジネスの新しい潮流-」(新書)
http://tinyurl.com/2diabl
によれば、社会起業家から教わった生き方と働き方には共通する特徴があったという。これはこのまま広報パースンにもあてはまりますね。
01.自分の好きなこと、楽しいことに夢中になろう。
02.いろいろな人と喜びや悩みや夢を分かち合おう。
03.効率を優先させない。何が大切かを見極める。
04.かわいい子には旅をさせよ。かわいい子だけでなく、自分がかわいい大人も旅に
出よう。きっと名案が浮かぶから。
05.おかげさまの気持ちを忘れずにいよう。
06.あきらめるから失敗する。成功するまで頑張ろう。
07.人と競争するのではなく「協奏」しよう。
08.人生に無駄はない。一見マイナスなことでもそこから何かが見えてくる。
09.人がどう思うかではなく、自分がどう思うかを大切にしよう。
10.たまには自分を褒めよう。
▽斎藤槙著「社会起業家-社会責任ビジネスの新しい潮流-」(新書)
[本の内容]
第1章 NPOのような企業、企業のようなNPO
第2章 ビジネスの社会化、NPOのビジネス化の潮流
第3章 社会起業家を生み出す基盤
第4章 活躍する社会起業家たち アメリカ篇
第5章 活躍する社会起業家たち 日本篇
結びにかえて—社会起業家たちのインパクト
「社会とつながってこそPR」と述べましたが、決してその社会とはSNSのことではない。SNSは規模が小さすぎるのだ。
【発想】広がりのあるアイデアとは
世の中には自称アイデアマンという人がごまんといる。私もその一人なのですが、多くの人のそれは「広がりがない」といえます。
「広がりがない」とはどういうことか。端的にいえば自己満足、自分だけいいと思っているアイデアのことである。
ではどうすれば広がりのあるアイデアになるか。それはマスコミが伝えたいと思うかである。マスコミが伝えたいと思うアイデアこそが「広がりのあるアイデア」なのです。
マスコミは一個人のアイデイアがいいからといって記事にはしないい。社会に伝えるのに価値があるアイデイアとおもったからこそ報道されるのである。だからいいアイデアかどうかの基準は一にも二にもマスコミが取り上げられるか次第である。
いいアイデアというものはマネのたくなるアイデアのこと。そのアイデイアが優れているから人はマネしようと思う。そしてまた次の人もそう思い、マネされて「伝播(でんぱ)」されていく。それば私のいう「広がり」である。
人から人へと口コミのように伝わっていく、それが極上のアイデイアというものです。アイデイアは刹那的なところもあるが、ニヤッとしたりなるほどねと共感したりして誰かれとなく人から人へと伝わっていく。
だから私は自分の考案したアイデイアをマネしやがってとは決して思わない。本音は自分の作った作品をぜひマネしてほしいので「あれは自分が作ったもの、マネしやがって」とは思わない。
われわれアイデイアマンは世間に発表したときにはそれは世間のものになっているから加古は振り返らない。それどころか常に先を見据え、あたらしいことを考えている。
新しいことが考えられないときはそれは死を意味する。枯渇してまったということだろう。アイデイアにこれでいいということはない。
独創的な仕事こそ価値がある。多くの人は先人のマネだばかりしている。それでも食っていければいいのかもしれない。私などただ食っていくだけの仕事は嫌だ。
人から人へと輪になって広がりのあるアイデイアを考案するために毎日生きているようなものです。
どうすればそのようなアイデイアが作れるか。その答えはひとつしかない。社会的関心事をネタ(素材)に選び、俯瞰的にみながら、社会の役に立とうとする心だと思う。
どこかひとの企業だけいいというのはいけない。社会全体が、みんなが得するというのような発想をしなければ口コミの輪は広がっていかない。
よく人のため世のためというがまさにそれなのである。アイデアを創案するとき、第一義的に考えねばならないのは社会のためという「公」的視点を忘れないこどある。公的視点こそがいいアイデイアの根本なのである。
【本】書評パブリシテイの威力
ノンフィクションライターの井上理津子さんが書いた本「さいごの色街 飛田」(筑摩書房刊、2011年10月、2100円)が5万部の重版に入った。
その売れ行きの理由が「パブリシテイ」だという。パブリシテイというのは広告や口コミでもなく、プロのジャーナリストが報道する記事(テレビの場合は番組としてオンエア)によるコミュニーション手法のこと。その記事や番組をみた人たちが本を購入したことになる。
私はソーシャルメディアを基本的に信用していない人。ソーシャルメディアの対語は既存メデイア。私は既存メデイアしか信用しない「古い価値観」の人。
この本が(私の職業である)パブリシテイによって本の売れ行きが違うことを証明していた。出版業界の業界紙「文化通信」が2012/2/27付の記事がそれだ。
私はいつも不思議に思っているのですが、著者はなぜ自分の著書をパブリシテイしないのだろう。本のPRは版元まかせというのがほとんどだ。はっきりいってアマゾンのキャンペーンなんかは無意味。気休めにしか過ぎない。やはり社会のキーマンであるジャーナリストという第三者が伝統あるメデイアで紹介してこそ伝わり知られていって売れていくものだと思う。
ソーシャルメデイアで自分の友人知人に知らせるなんてたかが知れている。何百や何千止まりでしょう。1万もいかない。だから力はないんだ。ソーシャルメディアが好きな人はパブリシテイの威力を知らない人たち。
ここは不特定多数の巨大メディアにドスンと情報爆弾を投下しなくちゃ、影響力、伝達力などない。そういう意味でパブリシテイこそが効率的に伝える有効弾だと思う。
[本の内容]
遊郭の名残りをとどめる大阪・飛田。あらゆる矛盾を飲み込む貪欲で多面的な街に、なぜ人々は生きるのか。迫真のノンフィクション。
[目次]
第1章 飛田に行きましたか
第2章 飛田を歩く
第3章 飛田のはじまり
第4章 住めば天国、出たら地獄—戦後の飛田
第5章 飛田に生きる
第6章 飛田で働く人たち
[著者・井上理津子さん]
1955年生まれ。フリーライター。大阪を拠点に人物インタビューやルポを中心に活動を続けてきた。とくに、生活者の視点を踏まえた文章が多い。
プログ:フリーライター井上理津子のなんだかんだ日記
http://d.hatena.ne.jp/yasaiotabeyo11/
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2012/2/27付 文化通信の記事全文
筑摩書房 「さいごの色街 飛田」 重版重ね5万部超
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筑摩書房が昨年10月20日に初版4000部で発売した「さいごの色街 飛田」(井上理津子)=写真=は、2月27日の8刷1万2000部で、累計5万4500部に達した。大阪の限られたエリアのノンフィクションだが、新聞書評などで数多く取り上げられ、まだまだ伸びている。
「パブリシテイ-が絶え間なく出て、単行本としては久しぶりに大きな数字」と同社・小島秀人取締役も同書の売れ行きに驚く。決して多い初版部数ではない。「最初は関西の大型中心の配本でした」と担当の販売課・高瀬有輝氏も話す。
11月の2刷1500部、3刷3000部からも、半信半疑の対応が見て取れた。しかし、その後、関西を中心に売れ行きが伸び、12月には4刷と5刷各8000部、1月に6刷1万部と重版ロットは増えた。飛田は大阪市西成区にある「遊郭」だ。他の地域では見られなくなったかつての遊郭の雰囲気を残す街として、知る人ぞ知る街だ。
同書はフリーライターの井上理津子さんが、この色街を取材拒否にもめげず12年かけて取材したノンフィクション。類書がないということもあって、テレビや新聞、雑誌で数多く取り上げられている。「大阪、近畿を中心に対応していますが、勢いは衰えず全国に広がっています。
大阪では若い女性が手に取る姿も見かけます」と高瀬氏が述べるように女性層にも広がる。著者もTV出演や書店でのトークイベントなどに積極的に登場し、パブリシテイのおかげで「飛田」の認知度が高まり、売れ行きが伸びそうだ。
四六判、304ページ、本体2000円、ISBN9784480818317。(了)
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