【差異】連携と協働と融合はどう違うのか | PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~

【差異】連携と協働と融合はどう違うのか

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発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】のハスカです。


私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。


ある新聞を読んでいたら、見出しに


「揺れる世界の雑誌界 キーワードは『協働』」


とあった。


なるほど「協働か」と。


待てよ、連携という言葉もあるぞ。さらには融合もある、それぞれどう違うんだ、という素朴な疑問を自問自答してみました。


よく企画書の中に「連携」という言葉を使うので、個人的には連携という言葉が好き。これといった理由はないけれど。


最近、連携という言葉の類語として、「協働(collaboration)」という用語が使われるようになりました。


立場の違いを越え組織が協力する「協働」に今注目が集まっています。1 つの組織では実現できなくても複数の組織が知恵を集めることで課題解決につながるという手法です。


関係者・機関がともに協力して働き、新たな活動やネットワークや産み出すという意味ですね。


連携よりもより具体的な協力関係をイメージさせる言葉として多用されています。


さっそく、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』や国語辞典で調べてみた。


○ウィキペディア


[協働]

協働(きょうどう)とは、複数の主体が、何らかの目標を共有し、ともに力を合わせて活動することをいう。コラボレーション(collaboration)、パートナーシップ(partnership)とも。働の概念は、アメリカのインディアナ大学の政治学教授ヴィンセント・オストロム(Vincent Ostrom)が、1977年著作Comparing Urban Service Delivery Systemsの中で主要概念として、Coproductionという用語を用いたことで生まれた。英語: Coは「共同の、共通の…」という意味をなす意味があり、これをProductionと結合させて生まれたものであり、これが協働と訳されたことで、日本語として定着した。


[連携]

連携の単独ではなかった。産学連携(さんがくれんけい)であった。産学連携とは、大学などの教育機関・研究機関と民間企業が連携し、研究開発を行ったり、事業を行なうことをいう。政府・自治体などの「官」が関わることもあるので、「産学官連携」「産官学連携」ということもある。


[融合]

とけて合わさりひとつになること。


○国語辞典


[協働]

同じ目的のために、対等の立場で協力して共に働くこと。


[連携]

互いに連絡をとり協力して物事を行うこと。他団体と―して運動を進める。


[融合]

とけあうこと。とけて一つになること。 「二つの金属を—させる」「核—」


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4つのC というのがあった。


Cooperate(連携)  

 市町村、学校、公民館、NPO、企業等との連携
Collaborate(協働)

 NPO等の専門性を生かし、協働した取組
Change(変革)   

 人材育成、男女共同参画社会づくりを阻む社会慣行や社会制度を変革する事業

 を展開
Continue(継続)

 男女共同参画の理念の継承と取組の発展


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どうやら、「連携」は、すでにできあがっているものをどう結びつけていくか。ただ繋が
っているという感じ。「協働」は企画段階から一緒に作り上げて行き、交流することで高め合うイメージ。
「連携」から「協働」へと発展していくとみていいのでは。


「連携」はどちらかが主体で相手と協力する活動、「融合」は双方において行なうものかな。「協働」は融合に方に近い概念といえます。