『モールス』 | ヒース・レジャーに捧げる

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コーヒー片手に脱力して読んでもらえれば幸いです・・・

こんばんは(^-^)



今日もグラッときてホロッとするグラホロ映画を紹介していこうと思います・・・



最近・・・ケツから水が出るんですが・・・食中毒ですかね・・・3日くらい続いてるけど・・・数日前に飲食した店が謎の営業禁止処分なってるんだけど・・・はははっ!気のせいだよね・・・お願い・・・リアルバイキンマンって呼ばないで・・・



【モールス】



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雪に閉ざされた田舎町で離婚調停中の母親と2人で暮らす12歳の少年オーウェン


体が小さいオーウェンは学校でボンクラグループから陰湿なイジメに遭っていたが、離婚調停中で精神的に不安定な母親に相談できずにいた


オーウェンの楽しみは部屋から覗き見る隣人たちの生活


そんなある日、隣の部屋に越してくる男と同年代位の女の子を見つける


雪が降りしきる中で女の子は裸足で歩いている


そんな不思議な女の子と雪に染まった団地の中庭でオーウェンは出会い、やがて2人は打ち解け・・・そして淡い恋心へと変わってゆくが・・・



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これってスウェーデン映画のリメイクらしいですね



内容を全然知らなくて観たんですが、まさか吸血鬼モンだとは・・・メガネ



でもとても良く出来た作品ですね



家庭と学校で悩みを抱え誰にも相談出来ない内気な思春期真っ盛りな少年と、謎だらけの少女



作品を通して感じた繊細な部分が、自分の思春期の頃とリンクして懐かしさを覚えました



あとヴァンパイアモンはやっぱ雪国と合いますね雪



雪の白に鮮血が美しく映えますね



静と動のバランスも良かったと思いますし、何よりもストーリーが切なすぎて堪らなかったですね



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ここからは多少ネタバレになるので気を付けてねー知らないよー



オーウェンがアビーの部屋で見つけた、父親だと思ってた男トーマスとアビーの写真カメラ



そのシーンから愛しさと切なさと心強さが止まらなかったですね



哀し過ぎるやろトーマスっっ!!!



そしてトドメの特典映像ドア (観てない人はネットでも観れるからねー)



アビーがヴァンパイアになってしまった哀しい過去



あのシーンを本編では無くあえて特典にした理由



有る無しでアビーに対する見方もガラッと変わりますからねぇ・・・監督も悩んだんだろうねぇ・・・配給会社含めてギリギリのせめぎ合いでもあったんじゃないでしょうかねぇ・・・



まぁ、これは文句なしでお薦めですね



映画のラストはトーマスとアビーの数十年前の姿でもあり、映画の序盤は数十年後のオーウェンとアビーの姿でもあり必ず訪れるであろう末路でもあるわけですわね・・・ナゾの人



哀し過ぎるやろトーマスっっ!!!




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↑アビー役のクロエちゃん萌ラブラブ



ただ一つだけ大いに不満な点があります



これは前にも書いた事がありますが邦題のセンスが悪過ぎる!!むかっむかっ



原題「Let Me In(中に入れて)」の方が圧倒的に素晴らしいだろ!!



確かに“モールス”ってタイトルは有りか無しかで言えばギリギリ有りかも知れないけど、



原題に比べたら月とスッポンの意味合いだろがぁぁぁぁぁ!!



このセンス・・・こんなネーミングセンスの悪い奴とは・・・無理やわぁ・・・こんなセンスの奴とは・・・奴とは・・・こんな奴とは絶対友達になれないなんて言わないよ絶対~音譜音譜



まぁ、ストレートに和訳したら悶々とした奴が勘違いして借りそうだから・・・な・・・しょーがないか・・・うん・・・俺もマズイと思う・・・うん・・・



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