こんばんは（＾－＾）
今日も観ると暗い気持ちがもっと暗くなっちゃうような素敵な映画を紹介してみようと思います
【チェイサー】
ストーリーは、
ゴロツキの元・刑事ジュンホは、退職後にデリヘル嬢の斡旋業を営んでいた
しかし派遣したデリヘル嬢が相次いで失踪する
時を同じくして周辺では連続猟奇殺人が起こっていた
高い手付金を女性に渡していたジュンホは、デリヘル嬢達に手付金を持ち逃げされたと思い込み怒り心頭で探し始めるが、探す中でとある事に気付く
失踪したデリヘル嬢達の最後の客の電話番号は全て末尾が“４８８５”
ジュンホは失踪したデリヘル嬢達を見つけ出す事が出来るのか・・・
一応、作品のモデルは０３～０４年に韓国で実際に起こった連続猟奇殺人事件とその犯人であるユ・ヨンチョルだそうでつ
既にワーナーブラザーズがリメイク権を取得しているって話です
主演予定はレオナルド・ディカプリオだとか・・・
前にも書きましたが、この手のクライム・サスペンス作らせたら韓国人はピカイチかも知れませんね
前に紹介した「悪魔を見た」と違い、今作の犯人を追いかける主人公を突き動かすのは“復讐”や“犯人への怒り”では無く“罪悪感”
この“罪悪感”が物語を非常に深いモノにしていると思います
また追いかける側と追われる側のキャラが逆になっているのも良いですね
先ほどの「悪魔を見た」での追われる側ギョンチョルはパッと見から滲みでる凶暴性が露わになってるが、今作の追われる側ヨンミンは“ごく普通”で見方によったら好青年でもある
「悪魔を見た」での追う側スヒョンはエリートっぽさが滲みでてる爽やか青年だが、今作のジュンホはパッと見から荒っぽくてガサツさが見てとれる程の暴力ゴロツキ系
「悪魔を見た」と対照的なのね
主役で追う側の方が表向きは乱暴者だから、何かあったらすぐに警察に捕まるわけ
逆に今作の犯人ヨンミンの方が「悪魔を見た」よりリアルで恐ろしいと思った
日本や、世界各地で起こっている解決・未解決の猟奇殺人の大半はこういったパッと見は“普通”な悪魔が起こしている事が多いように思える
動機も「別に」「なんとなく」、掴み処のないタイプ
こんな犯人を人道的に取り調べないといけない刑事はさぞ大変だろうなぁ・・・
俺は無理だな・・・ジュンホタイプだし・・・
突込みどころは多少ありましたが、
女性刑事の諸々のクダリはどうもカットされた部分があるそうなので、そこで辻褄が合うんでしょう
あとジュンホは走り過ぎ＆体力あり過ぎ
だいたい普通にタクシー呼んで乗った方が圧倒的に早いだろｗ
一番は何と言ってもミジンの娘ユジョンが何故路地で倒れていたかです・・・
今後の展開上での扱いが難しくなったので、都合良く“病院に入院してもらう”為に無理矢理ぶち込んだ感が・・・
まぁ、色んなの差っ引いても大いに評価できる秀作だと思います
相変わらず過激な暴力的なシーンが多いので苦手な方は今後のトラウマを回避する為にも観ない方が賢明かもしれませんね
「悪魔を見た」を観れた人なら超おススメです
最後に余談ですが、
今週末に大阪のＵＳＪに行ってきます
目的は唯一つのみ
これだ！！
↓
俺も、私も、わても、わいも、アチキも行くって方は
↓
