こんにちは(^-^)
今日も元気に映の画を紹の介して行こうと思います
【完全なる報復】
ストーリーは、
いつもの家族団欒の幸せな午後、突然押し入ってきた2人組の強盗ダービーとエイムスに襲われ妻と娘を殺され自身も縛られ刺されたが一命を取り留めたクライド
犯人の強盗2人はすぐに逮捕されるも、敏腕検事のニックは証拠不十分な事を考慮し、確実に有罪にする為に犯人の強盗の片割れに司法取引を持ちかける
その甲斐あってかエイムスは死刑になったものの、司法取引に応じたダービーは数年の禁錮刑という軽い刑で無罪放免となった
しかしこのダービーこそ、妻と娘を手にかけた男だった
裁判が結審し、マスコミの前で握手するダービーとニックを遠くから見ていたクライドは、ダービーと理不尽で矛盾したアメリカの司法制度に復讐する事を誓う
そして10年後、エイムスの死刑が執行される日に用意周到に準備をしたクライドは復讐を開始する・・・
この映画は多くの人が抱いている妄想、願望を形にしているんじゃないかと思います
誰だって自分の愛する大事な家族の命を無慈悲に奪った犯人が、望んだ極刑を免れ懲役10年やそこらで釈放されるとなると「死刑にならんなら無罪でええ。ただ、わてがテメ―を生かしちゃおかねーがな!!」となると思います
矛盾に満ちた人権擁護と司法制度
冤罪の可能性がゼロとは言えない状況下でなら理解できますが、今回のように目の前で行為と犯人の顔を目撃しているわけですから、こんなのは人権もクソも与える必要は無い訳ですよ
犯人のみならず、仕組み、システム、制度自体を壊そうとするクライド
犯罪に対して法に則り、犯人を有罪にしていく事を唯一の正義とするニック
前半は非常にスリリングでアドレナリン出まくりでした
ダービーとエイムスへのクライドの復讐方法が斬新で、こちらの想像を超えたものでした
そんな方法があったのか、と・・・
アドレナリンを注入するなんてね・・・
非常に勉強になりました (←なんのだよw)
裁判所での仮釈放を求める審議のやり取りも面白かったですねぇ
ただ、後半になればなるほど結構グダグダ化してきたのが非常に残念でしたね
「10年かけてそこまで用意して、○○された時の備えもしてなかったのかっ!」って突っ込んじゃいました
ネタバレさせたら、ちょっと面白みが半減の半減しちゃうのでこの辺にしときますね
少しだけ謎だったのは、白人だけがやたらと死ぬって設定になってるのは何か意図があるんでしょうか・・・?
変に裏テーマを勘ぐってしまいそうなくらい極端に映りました
あと、最初の強盗に入られるシーンなんだけど・・・
ジェラルド・バトラーが不意打ちとは言え、バットの柄の部分で一撃ノックアウトされてしまうのかと普通に違和感がありました
↑
こんな肉体ですよ・・・ええ、こんなのヤクザですよ、ヤクザ・・・
金属バットでフルスイングしても瞬時に起き上がりタックルかまして素ボコにしそうですけどね
どうなんですかね・・・
是非、皆さんもご覧になって法と正義について考えて見て下さい・・・
クライドの完全なる復讐が成し遂げられたかのかどうかも・・・