『コリン LOVE OF THE DEAD』 | ヒース・レジャーに捧げる

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コーヒー片手に脱力して読んでもらえれば幸いです・・・

こんばんは(^-^)



今日も元気に映画を紹介して行こうと思います



【コリン LOVE OF THE DEAD】


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ストーリーは、



数年ぶりにコリン星に帰った優子リンはフリーザによって破壊された故郷に愕然とする



家族や友人をも失い深い悲しみに暮れる優子リンの背後から襲いかかるザーボンさん



逃げる惑う優子リンの前に立ちはだかるドドリアさん



飛び散る血しぶき、踊るギニュー特戦隊、交錯する拳、覚醒する小倉優子、カツラが落ちた小倉智昭、不意に揃ったプレミアムGOD、ほくそ笑むフリーザ



果たして優子リンはその手にコリン星の未来を取り戻せるのか・・・



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って話では無い!!むかっむかっ



突如死人が甦り人を襲いだしたたロンドンで、何者かに噛まれゾンビ化した青年コリンが微かに残った人間としての記憶を頼りに、壊滅状態の街を彷徨い色んな局面を乗り越えながらとある場所へと向かう・・・果たしてそこは・・・


コリン星じゃないのは間違いないw



この映画は『パラノーマル・アクティビティ』同様に低予算を売りにしてるようですが、驚くべきはその低予算っぷり



製作費45ポンドは現在の日本円に換算すると約6,000円お金らしいです



しかもその45ポンドも出演者への休憩中のお茶代って洒落かジョークかよく分からん支出額らしいです



それが本当なら大したもんだと思います



作品を観る限りでは、確かに映像はチープだけど意外にも出演者が多くてビックリ



手ぶれやカメラワークも巧く使ってるし、映画としての尺を持たす為にあれやこれやと工夫してるのも非常に勉強になりましたね  (←なんのだよw)



冒頭から30分位で真剣に「これって45分くらいで終わるんじゃね?」って話の広がりを心配してましたが・・・



とは言え、尺の3分の1もしくは半分くらいはコリンが出てきませんがね・・・



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数あるゾンビ映画の中でも、今作のようにゾンビ目線で作られた作品は殆ど皆無なのでゾンビ好きを履歴書に書いてる人は是非観ておく必要がありますね



突込み処は多々ありますが、逆にそれがゾンビ映画には必要不可欠な要素になってます



尺の為の不必要なシーンも多いですが、今まで数多くのC級ゾンビ映画の出来に一喜一憂されてきた御仁方ならばきっと合格点をあげられる作品だとは思います



“大勢のゾンビ群”では無く、ゾンビになる前にはその1人1人にちゃんと家族があり生活があり歴史があり名前があったわけですよ



そして人とゾンビの立場が逆になれば恐怖の対象も大きく変わるわけで、その頼りなく鈍足な動きのゾンビ1体の存在が如何に弱々しく感じる事か



街を彷徨うコリンは色んなリスクに晒されながら生きてく我ら現代人に似てるかも知れません


観ながら作り手はゾンビ映画としてのツボをしっかりと抑えてますし、ゾンビって存在をよく理解していると思いました




ただ最後に2点ほど難癖はつけます爆弾



まずは何度も言ってる低予算を売りにしている点



45ポンドで作ったって証拠はどこにあるのか



自分の人脈や所有物を使ったのが製作費に入らないのなら、物好きな大富豪がタダで3部作のSF映画作るのも可能なのではないのか???



正直観る側からしたらどうでもいい話



100億使おうが6千円だろうが面白いか、内容が問題



あんまり製作費を前面に出されたら、俺のポケットマネーからもう3万出してやるから倍面白くしてくれって言いたくなっちゃう



観る敷居を、ハードルを意図的に下げようとしてるのがちょっと嫌ですね



あと、副題ね



低予算で作るにあたって、やはり作り手はアイデアを生かすしかないんだけど・・・



この映画は肝心のオチ部分と最大のサプライズを副題でバラされちゃってるw



オチまで観る者を引き繋ぐ自信が無かったのか?



どうも解せないですね・・・



ゾンビ愛好家なめんじゃねぇぇぇっ!!!



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