2026年9月6日 パリ祭コンサート2026を拝見して(雑感)
今日は、曇り勝ちで雨も予測されていましたが、結局は一滴も降らないままに日が暮れ始め、やれやれと思っていましたが、東京辺りは一昨日に続いて結構降っているそうで、ドラゴンズのナイター(神宮球場のヤクルト戦)が中止になり、ちょっとだけ吃驚している状態です...そんな天気予報でしたので、午後は録画していた「パリ祭コンサート2026」をノンビイ楽しませて貰いました。7月13日にパリのシャン・ド・マルス公園広場(エッフェル塔の近隣でした)で、ダニエル・ハーディング指揮フランス国立管弦楽団で開催されたコンサートですが、この手の音楽祭らしく人気のアーティストが参加して、一種のガラコンサートの様な構成の楽しいものでした。中でも、ダイブレーク中の角野隼斗氏が2曲ソロで演奏した部分は聴きどころで、ご自分でモーツァルトの著名な曲(キラキラ星ってやつです)を変奏させた2曲目は、会場が一体になった盛り上りを見せていました。その後は、エッフェル塔をバックにしたドローンアート×音楽的な演出で、これも同時期開催の著名なコンサート(ウィーンのシェーンブルンやドイツのワルトビューネなど)と違って、お国柄が良く出た演出だと感じました。ところで、まあそんなお祭りコンサートでしたが、最後に大合唱が行われたフランス国家「ラ・マルセイエーズ」の邦訳詞を読んでいて、その余りの生臭さに驚いたのと同時に、多様な国・人が存在しての社会・世界なんだと気付かされました。好き嫌いや良し悪しは別の話として、私はあの短調の「君が代」で生きて来ましたので、国家に対する厳かな厳粛さのイメージがあり、外国の国家は長調で明るい曲が多いなあ位の認識しかありませんでしたが、「暴君の血塗られた旗が掲げられた/獰猛な兵士たちのうめき声/息子や妻たちの喉を切り裂きに/武器を取れ/けがれた血云々」ですから、その歌詞の直截的な表現に驚いても当たり前ですよね。そんな体験をしたので、ちょっとだけ調べてみたら、フランス国家に限らず良く知られた国の国家は、王政の有った国では「国王賛歌」「国土参加」的な歌詞が多く、新興国のアメリカでは独立戦争での勝利の姿(それを象徴する国旗)が歌われています。この路線の、特に生々しい言葉が国家になったのが、ラ・マルセイエーズなのかもしれませせんね(革命の際のマルセーユの義勇軍の行進の歌が元だとか)。良い歳をして、国家の基本も知らない自分が恥ずかしいですが、そのままスルーさせずにともかく調べて見て、ちょっとだけ国家間の友好関係の構築・維持の大変さを、自分なりに噛み締められた切っ掛けになりました。