今日も昨日同様暑くなりました。

朝目覚めた時点で、全く寒さを感じなくなって、昼過ぎには上着を羽織ると汗ばむ位で、春らしい日がほとんど無かった割に、一気に初夏っぽくなってしまいました。

 

先日録画したNHK-BSの「ピラミッド・コンサート」の次に、フランスで制作された「アニメとコラボした」と銘打ったプロコフィエフの「ピーターと狼(ダニエレ・ガッティ指揮フランス国立管弦楽団)」を放送していました。

プロコフィエフは、我が愛するプレヴィンの十八番でもあり、「ピーターと狼」は当時の奥様(ミア・ファロー)がナレーションを担当したレコードや、自分がナレーションをしたCD等2作品がリリースされていて、当然持っていますし昔は比較的良く聴いていました。

 

その後、流石にテーマが子供でも理解できる内容の作品で、長い間聴く事はありませんでしたし、ピラミッド・コンサートを見たからもう良いかと止めかけましたが、アニメとコラボとはどんなものかと頭だけ見るかと、気を取り直して拝見する事に考えなおしました。

結局見始めたら、そのアニメーションの質の高さやプロの演奏家達の、達者な演技に見入ってしまい最後まで楽しませて貰いました。

中でも、音楽記号(一部&等一般記号)で登場人物を描き、物語の進行に合わせてデフォルメされた背景が変化する映像には驚かされました。

ピーター・おじいさん・小鳥・アヒル・猫・狼・狩人を、音楽記号で構成した上に、本物らしい動きまで付加して見事に音楽世界に溶け込ませるのとは、プロの仕事とは云え素晴らしい発想力だと感心させられました。

 

演奏もフランス国立ですから、何の問題も無いのは当たり前ですが、それぞれの登場人物を演奏する首席奏者達は豊かな表情とコミカルな動きを見せていて、プロだから当たり前かもしれませんが大したものですね。

そのまま見ていたら、同じ制作会社の作品でしょうか、ヴィヴァルディの「四季」も放送されていて、こちらは「ピーターと狼」の様なコミカルさではなく、ファンタジックな作品として楽ししいアニメコラボ作品に仕上がっていました。

 

普段アニメをほとんど見ませんので、良い加減な事は言えませんが、欧州系の制作会社が作るアートをテーマにした作品は、「らしい」お洒落さが必ず漂っていて、見ていて気持ちが良くなる作品が多い様に感じます。

ともかくも、面白い作品を見せていただきました。