私にとって詩を描くことは祈ることと同じ。それを私は希望と呼ぶ。

私にとって詩を描くことは祈ることと同じ。それを私は希望と呼ぶ。

それは闇の中に見出した光
苦しみに絶望し 痛みに涙して
その零れた雫が奏で 咲いた花のような光
それは絶望に対する楔 そして世界への賛歌
言葉は連なり詩となり 詩は列なれば物語となる

過去作品の掲載 https://goldenslumber02.wixsite.com/mysite

発売中
「返答詩集 余韻」 http://poempiece.com/books/510
「始まりの場所 終わりの場所」 http://poempiece.com/books/510



2026

3.3

最近よく優しい、と言われる。そうなのかな?て思う。でも。本当にそうだとしたら。今のところ(結末は分からない)願いの勝利ではあるのかもしれない。優しくありたいという願いが、私をここまで連れてきたんだ、と思う。お礼なら、ずっと昔に、優しくありたいと願った、子供と大人の境目の自分に。あの頃の自分に言ってあげたい。どうやら私は、君がなりたい大人に、なっているみたいだよ。終わらせることを選ばなくて、ありがとう。

 

 

詩集 詩の生れ出る場所


言葉とは本来自由であるが
言葉の持つ意味に囚われる
大地に対する重力のように

言葉ではないものを
言葉にしようとする時
人は矛盾に対峙する

命が生きながらにして
死んでいくように



思想詩集 眠の中で

「眠れない夜/目覚めた朝」


眠りたくても
寝つけない

夢に落ちても
月の眩しさに引き上げられる

自分を受け入れられないのに
闇夜からも 拒絶されてしまうようで

この世界に 居場所がないようで


目覚めた時
理由も分からず 寂しくなる

心に行き場がないような気がして

どこか知らない世界に
置いていかれるような気がして

ふわふわの毛布を
ぎゅっと する


返答詩集 光はきらきらとゆれてあなたの周りを廻る


「今日のこと」


見上げた空が美しかったから
遠くの世界を見てみたいと思った

違う場所で見た 夕日の美しさは同じだった
遠い場所でも 同じ場所にいた

今日という一日の眩しさも
何一つとして何も変わらなかった

結局この世界は 美しかった
頭上の空も 海の向こうも
生きている人も どこか知らない町も

世界が美しいというだけで
きっと私は救われている

いつも願うのは
今日という日がずっと続くこと

この瞬間において 人生は永遠だから
夢の中を 生きることもできる

何に出会っても 別れることが決まっていることを
切ないほど知っている
この手は未来を選ぶことも分かっている

出会ったものが心の中で 一つの景色を描くような
故郷のような懐かしさを残して 心に溶けていく

出会ったものすべてが 今日という日を約束する
思い出よりも 今日の眩しさを
胸の中の宝物が 今日を照らす

2026

3.2

生きるってとても理不尽だから、自分のことで手一杯にならないようにしておきたいと思ったりする。本当に誰かが困っていたら、大丈夫?てできる範囲で手をいつでも伸べられるくらいの、余裕は持っておきたい。とても大変で、厳しい社会だから、優しさだけは、持っておきたいと思うの。

 

 

詩集 詩の生れ出る場所


言葉は真実だが
真実のすべてが目に見えるとは限らない

言葉は世界を見たように彩る

より豊かにするために
生きていくために



思想詩集 眠の中で

「微睡み」


眠っていたい
揺蕩うように  海月のように

眠りの中で乱れる
蝶のように

微睡みの中で快楽に沈んでも
目覚めた後の虚無に砕かれる

夢のない世界には耐えられそうにない
生きることで もがいているなら
眠りの中で 溺れればいいのに

眠気が深くなれば
自分自身がだんだん薄れていく気がして
何もかもが 溶けてしまうくらいに


返答詩集 光はきらきらとゆれてあなたの周りを廻る


「美しいものたちのために」


信じていたものが
崩れ落ちていくのは とても簡単で 一瞬のことで

いつもは広くて自由な世界が
広すぎて 怖くなった

昨日いた人は もう今日はいない
少しだけ 出会えた人も ふと思い出した人も

誰も信じられずに生きていくことは
深海のようで

月明かりが 海底に届いたような
一輪の花が揺れて 手に取った
自由や信頼よりも確かなもので
この手が 確かに触れられるもので

世界は深海ではなくて 花だって手には持ってない
世界が広いのは正しくて 恐ろしいのも きっと正しくて

忘れていただけで 見ようとしなかっただけで
恐れても傷ついても 信じられなくても
まっすぐな目で この世界を見たい
朝陽と夕暮れ 月夜と 眩しさを

大丈夫
この世界は 美しい

2026

3.1

否定されたということが、必ずしも間違っていることを意味していない、むしろ未来にわたって、正しさを証明することがある。誰かに言われた全否定が、時を経て、自分の方が正しかったんだ、と思うことはないだろうか。軌道修正をする柔軟性は必要かもしれないけれど、一方で、心のそこから、「これは正しい」と思えることなら、握りしめて、胸の中に抱いて、守り続けてもいい。いつかきっと、誰かがそこに光を当てて、正しさを証明してくれる日が、来ると思うから。

 

 

 

詩集 詩の生れ出る場所


詩はこの世界に必要なのだろうか

詩人はいなければならない

この世界にではない
詩を宿す者に

生き方を示す
灯台として


思想詩集 眠の中で


「日常 疲労 自分自身」


疲れた
くりかえす毎日に
誰かを好きでいることに
自分自身を嫌わないでいることに

揺れ動く心にさえ
うんざりしている

死ぬまで終わりがない
行きつく宛てのない
旅のようで

いつから疲れたのかも
思い出せない

消えるように 夢の中に逃げたくて
一瞬だけでも 忘れるように

夢を捨てたいのに
眠った場所で 出会ってしまう

生きていること自体が
夢のように


返答詩集 光はきらきらとゆれてあなたの周りを廻る

「雨上がりの瞬間はいつもと違って」


いつもの町が 初めてのような気がした
雨上がりの光で 生まれ変わったような
魔法みたいに きれいに見えた

こんな場所だっけ
どきどきして そわそわして
幸せのような気がして
もう夕暮れ

進んでいく時の中で 昔とは違う自分が
他人のようで 落ち着かない
どこまで行っても 自分は自分

変わらないで 祈った夜も
変わりたい 泣いた夜も
もがくように時間が過ぎた夜も
しがみつくように心細かった夜も

すべてを経て 今の自分がいて
伸ばした手が 握りたかったのは
明日の自分の手

美しいと思えたことを
幸せと思えたことを

次の瞬間に持っていけたら
希望になる

2026

2.16

生きていると、なかなか人から断られたり、否定のニュアンスを食らうこと自体が少なくなっていく。でもそれ自体が悪いわけではなくて、そうした時にすんと冷静になる自分がいる。主観的すぎたというか、自分が自分と一体的になりすぎたというか、そういうのが、音を立てて剥がれ落ちるような感じがする。それ自体に込め過ぎたというか、その重みを執着、という言い方をするのかもしれない。前提として物事=自分 というわけでは決してないから、それは自分の否定を意味してはいないし、必要以上に落ち込んだり、傷ついたり、する必要は絶対なくて、何がそんなに重さを含ませていたのか、というのを、考えて、一度自分との距離やその物事の距離を見直したら良いと思う。苦しいなら、それは「ずれ」を意味していると思うから。断りとは、線を引くという事。境界線。その隔たりは、自分も相手も守るための、線となることがある。

 

 

 

 

詩集 詩の生れ出る場所


痛みや苦しみがあり
喜びや救いさえある

人の中に佇み
唄に耳を澄ませ

答えはなく 道もない
凪いだ海 澄んだ空がある

未来を見出し
軌跡を物語る


思想詩集 眠の中で


「眠りへの誘い」


何もしていないのに

押し寄せる過去に

打ちのめされる

何も させてもらえない

過去と今を切り離すように 

夢の中に
逃げ込むように 

眠る


返答詩集 光はきらきらとゆれてあなたの周りを廻る

「子供の頃の話」

子供の頃はよく泣いていたのに
大人になったら いつの間にか 泣かなくなっていた

強くなったわけではなくて
泣かなくなっただけで

悲しむよりも
悩む時間の方が多くなった

考えが巡る時間と空っぽの時間を行き来して
体が動いてくれたり 立ち止まってしまったり

答えは簡単 考えなければいい

先にあるものは 自分にしか 分からない
未だに考え続けている

泣きながら呼んだ子供の声が
ずっと未来の今の自分の背中を追い越して
星みたいに 光っている

立ち止まって考えてみる(何も考えずにとりあえず進んでみる)
窓を開けたり閉じたり(風を入れたり閉め切ったりして)
玄関の鍵をかけたり(開けっ放しにしてみたり)
一人になってみたり(誰かを招き入れてみたりして)

自分を生きて
自分を感じている
自分をやり過ごして
「なんとなくちょうどいいここんとこ」を探してみたりして

2026

2.28

無理をした反動で、体の調子に違和感がある。おなかは空いているけど、食欲がないというか。ナッツをコツコツ食べながら時間が経つのを待つ。寒さに耐える。苦しい時間を超える。厳しさを凌ぐ。どれも時間が解決するような感じがある。夜を経て朝になるような、そういう感じ。意外と、すべてが上向きとか、そういうのはなくて、大きな波、円環、循環、リズム、の流れの中で、そういうダイナミズム、メカニズムが、働いている、というのは、あるのかも。じたばたするのをやめて、大いなる流れを信じて、委ねてみる。

 

 

詩集 詩の生れ出る場所


画家が世界を色彩として捉えるように
詩人は世界を言葉に託す

言葉とは記号ではない
平面上の幾何学的なものでもない

触れられるものであり
温もりがあり 冷たくもある

痛みさえもあり
この世界に実在している

自然のように変わり 星のように瞬く
言葉とは呼吸 精神における呼吸


思想詩集 眠の中で


「空白の重さ」


受け取っても
返せないのなら

もらっても意味がない
どうせ受け取れない

生きているだけの
罪悪感に苛まれている

苦しみは
心の中の空気のようで

幸せさえも 抱えられない
手から 離れていくように

願うことを やめてしまえばいいのに
過去が重くなって 手は空になっていく

心の空白に
いつまで耐えられるのだろう


返答詩集 光はきらきらとゆれてあなたの周りを廻る


「成功するかどうかよりも」


出会いは偶然かもしれないけれど
偶然とは思えないほどの自然さで

この人と生きていくもしれないと思った
幸せな予感

成功はどっちだっていいの
幸せが一番大切

幸せの香りが 風のように揺れる
ほんの少しの寂しさを含んで

毎日会うということ
一緒に生きていくということ

予感は
今となっては確信

2026

2.26

誰かとの繋がりを持つと言うことは、無意識を受け取るということで、私はたぶん許容できるいっぱいまで無意識は受け取っているから、これ以上の重たいものは抱えきれないかもしれなくて。そうしたら人間関係が続かない、というのは、究極の防御で「守り」かもしれない。続くのが正義。それが良い事。本当にそうだろうか?続くほどに、その人の良い部分も、悪い部分も、受け取ってしまう。近いほど、影響は大きくなる。受け取り方を工夫するか、量を調整するか、そういう絶妙な作業が必要になる。ネットだから悪いものをぶつけていいとはならない話は以前したけれど(15日)そういうものは、絶対に出てしまうもので、排除するべきものとも思わないけれど、受け取ってほしいと差し出されてもたぶん受け取るキャパはどこにもないかもしれなくて。時々、私は仕事は魔法陣みたいだ、と思う。防御円のように、何か弾かれている。さて、これは。飲み込まれているのか、守られているのか、紙一重の、揺らぎの中にいる。

 

 

 

 

詩集 詩の生れ出る場所


音楽家が旋律を求めるような

写真家が瞬間を求めるような

小説家が物語を求めるような

生きることを希求する



荒れ狂う海が眼前にあるとしても
大河に一条の流れを読み取り
委ね 耳を澄ませる

闇夜にすら
光を掲げ
宝石を差し出す


思想詩集 眠の中で


「胸の奥の軽さ」


どうして生きているのだろう

理由も 意味も
探しているのに 見つからない

自分自身を探しているみたい
どこにもいないのに

誰にも残らない
誰も 残らない

通り過ぎていく
いなくなっていく

消えていけばいいと
夢を見るように 思うのに

考えすぎかもしれない

心の中は
どうしようもないというのに


返答詩集 光はきらきらとゆれてあなたの周りを廻る

「生きているだけで示すもの」


生きることは 一本の直線ではなくて
森のように分け入る迷路のような選択肢の中を
戻らない砂時計を片手に歩くようなもの

軌跡は一本の道に見えるかもしれないし
遠回りに見えるかもしれないし
星の軌道のように 見えるかもしれない

何を選んでもいい
どれも合っているから
間違いや正しさでは 推し量ることができない

思うことは止められない
考えは自由なはず
軌跡は おそらくすべて正しい

誰に手を伸べられ
どんな言葉や風景に救われるのか
結末は誰にも分からない

たった一つ 分かることは

歩くこと自体が 今への希望で
生きることへの希求だということ

誰かの持つ願いが
心を温めている

生きていく理由は 生きていること自体が
既に証明している
 

2026

2.25

意識(集合的無意識)には階層があるそうで。村的なコミュニティにおける集合的無意識。全人類が抱えているものと。個人に目を向けると、その人を変えればいいのか、というと、そういうわけではない。家族や会社、何らかの組織、その人個人だけの問題とはならない。全ては繋がっているし、連動している。知識や情報だけではない(すっきりしたら、止まる。引っ掛かりが残るから動く)、何か動く感じ、もやもや、や、ざわざわ、が変容に繋がる。自分事として見る。お客さんにならない。自分の中にもあると理解して、みんなの意識が変われば、その人の意識も変わる。問題とは影。抑圧している自分。集団の意識(変容)が下地になって個人の意識が少しずつ変化をしていく。

 

 

詩集 詩の生れ出る場所


音楽家が音楽を求めるような

写真家が風景を求めるような

小説家が物語を求めるような

生きることを希求する


思想詩集 眠の中で


「手のひらの重さ」


どうして優しいの
何も返せないのに

もらっても
なにも あげられないのに

優しくしないで
何も持っていないから

誰とも会いたくない ひとりでいたい
夢を見てしまうから

優しさをもらわないと息ができない
生きていけない

この手は 涙を受け止めるだけなのに


返答詩集 光はきらきらとゆれてあなたの周りを廻る


「意味とは優しさにくるんで思い出になるもの」


言葉にするということは
とても勇気のいること

誰かにとっては ほんのささいな
けれども誰かにとっては とてもおおきなこと

正しさと間違いの間で揺れる灯を
絶やさないように
月明かりの下を歩いていく

分かり会えなくても
同じ場所を 歩いてきた

涙の流れた夜と 誰かの泣いた夜
違う日でも一緒だった

これからのことは
繋いだ手が 未来に約束したから

カタツムリみたいなゆっくりした足取りだけど
同じ歩幅だった人が きっと 一輪の花を落していく


 

2026.2.24

こんにちはもおはようもおやすみもお疲れ様もすべて生きることの励ましであり、労い。今日も頑張ろうね。生きてるだけで頑張ってる。やあ、調子はどう? 今日もよく頑張ったね。そんな予祝と祝福を込めた祈りのような、一緒に生きていこうね、という呼びかけだと思っている。敵は最初からいなかった。みんな、一緒にこの地球上を頑張って生きていこうとする、仲間じゃん?

 

 

 

詩集 詩の生れ出る場所


書かれたものは言葉でしかないが


風景が垣間見える
過去が隙間から覗き 未来がちらついている


言葉は平面上の言葉でしかないが

不思議と手触りがある 胸の奥で何かが揺れ動き
見る者の心に何かを残していく


思想詩集 眠の中で


「心は止まった 呼吸のように」


自分の中の何かが止まっている
止まっているのではなくて
堰き止めている

望まない 求めない 願わない 祈るように
祈るだけ 想うだけ 生きるだけ 眠るように
溢れたら 止まらなくなるから 守っている

この世界はずるい 残酷で 苦しみで溢れているのに
美しいものを感じてしまったら
もっと生きたいと 願ってしまう

生きることはどうして
愛しくて
悲しいのだろう


返答詩集 光はきらきらとゆれてあなたの周りを廻る


「優しさは柔らかくて深くて」


優しくなりたいと思った
優しくはない自分が 嫌で
変わりたいのに難しくて

優しいと言われる自分より
優しいと言ってくれる人の方が
優しいと思った

何も言えない自分を変えたいと思った
誰かのためとかそういうわけではなくて
自分のためだったのかも 分からないけれど

勇気を出して言えることも
優しさと呼べるのかもしれない

優しくなれたら
自分のことも 優しくできるのかもしれない

自分のままでいられることも優しさかもしれなくて

まっすぐと光を見つめて歩いてこられたのは
強かったのではなくて 優しさが 傍にあったからなのだと 思う

2026

2.23

こんにちはもおはようもおやすみもお疲れ様もすべて生きることの励ましであり、労い。今日も頑張ろうね。生きてるだけで頑張ってる。やあ、調子はどう? 今日もよく頑張ったね。そんな予祝と祝福を込めた祈りのような、一緒に生きていこうね、という呼びかけだと思っている。敵は最初からいなかった。みんな、一緒にこの地球上を頑張って生きていこうとする、仲間じゃん?

 

 

 

詩集 詩の生れ出る場所


物語とは揺れ動く風景

旅路とは後ろに続く言語

移ろいゆく音符さえ鳴る



思想詩集 眠の中で

「ひとの思い」


触れたら 温かくて
ずっと 触れていたいのに

違う温度だから
火傷をしてしまう

時々は 自分の手で
自分を温めなくてはいけなくて

愛しくて 悲しくて 儚い


返答詩集 光はきらきらとゆれてあなたの周りを廻る

「輝いている星のような」


輝いている星のように
生きていたい

誰かと比べることなく
自分だけの 旗を振って

ここにいるだけで 確かなものが
胸を熱くするような 足跡を 残したい

後悔なく 歩いていきたい

価値やお金で交換できないものは
胸の中にしかない

軌跡が旗を支えてきた

自分の足だけで 歩いていくには勇気が足りない
声が届いた分だけ 背中を押す強さがほしい

輝いている星のような
生き方がしたい
 

2026

2.22

集合的無意識を通して私たちは繋がっているから、その人に向けて、というよりかはその集合意識に向けて言葉を伝えている、という臨床心理士の言葉が深すぎて、投げ銭箱おいてください、という気持ちになる。スピリチュアルの人と同じことをいってる! やっぱりそうなんだ。みんないきつく場所は、そこなのかな。と思う。その人の意識が変わるだけでその場の集合的無意識も変容する、という言葉は可能性に溢れている。私は無力だ。何もできない。そんなことはない。可能性の塊だ。私が叶えてないものを、誰かが叶えている。私のできないことを、誰かができている。それはやっぱり自分ではない誰かの存在が、希望と言うことでは、ないだろうか。

 

 

詩集 詩の生れ出る場所


詩とは胸の奥に佇む魂の声

詩を聴き語る時
人は詩人になる

詩とは生命の副産物であり
すべての言葉は色彩となる


思想詩集 眠の中で


「海月と木の間で 揺蕩う」


動けば動くほどに
身体がほどけていくように
輪郭がぼやけていくようで
体が失われていくような

動かなければ 身体が硬くなっていくように
身動きが取れなくなっていくようで
自分の中に囚われてしまうような

どうしたらいいの
海月と木の間を 揺れ動いてしまう

返答詩集 光はきらきらとゆれてあなたの周りを廻る

「漂流する言葉のゆくえ」


波に揺られる筏のような
いつになったら漂着するのだろう

何度堪えれば 救われるだろう

顔を上げて見えた眩しさを信じて
歩いていきたい

いつか辿り着くように 光の射し込んだ場所へ
声は届く

漂流する 誰かのもとへ