素掘り人道隧道と車道の心霊トンネル(四国中央市) | ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、旧車等~

ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、旧車等~

一部のアニメ、ミステリースポット、廃墟、漫画、旧車とミニカー、日々のこと等

自宅に居ながらライブカメラで霊をチェック

愛媛県四国中央市にある、待避所(9ヶ所)以外は対向車との離合ができない一車線の法皇トンネルと、トンネルを南に出て、下って行った所の長野地区にある人道の素掘りの長野隧道心霊スポットになっている。

 

前者は昭和35年竣工の全長1,663mのトンネルだが、竣工時は自治体の財政の関係で3分の2ほどが素掘りのままだった。全てがコンクリートになったのは昭和43年。昭和49年4月に市道から県道に移管される(現在は国道319号に格上げ)までは通行料が徴収されていた。もちろん、徒歩や自転車は無料。

ネットでは昭和35年の開通当時、全国一の長さだったとか、標高一千メートルを超える地にあるとかの情報も見られるが、いずれも出鱈目。全長は四国一だったかも知れないが、全国的には4位か5位ほど。標高も地形図を見れば分かるように、400メートル超に過ぎない。それでも北方の具定展望台は四国屈指の夜景スポットになっている。

 

 

霊の目撃例としては、トンネルの出入口付近に作業服を来た男の霊や、電話ボックス付近に女の霊がいた等。前者については、トンネル工事時の殉職者だろう。昭和33年9月、掘削工事中に大湧水帯に逢着し、そこから先は掘削が不可能となり、迂回工事をしているから、その時に殉職者が複数出た可能性がある。

女の霊については、ネットではトンネル南口にある電話ボックスに出るとの情報が多いが、かつてトンネル北口にあった電話ボックスに出没していた可能性もある。なぜ霊となって現れるのかは分かっていない。

 

 

男の霊も女の霊も、トンネル内の照明がLEDに交換され、明るくなって以降は目撃例があまりない。南口の電話ボックス周辺も、路面状態を常に監視するライブカメラが付いてからは照明により、明るくなっている。

霊の出没を監視したい者はライブカメラをチェック。→えひめの道ライブカメラ

尚、南口の東側には、水ヶ滝見物のための駐車場と汲み取り式トイレがある。しかし渇水期(現在)、滝は涸れる。

 

長野隧道へ到る道路の入口は、上流に水ヶ滝と八ヶ滝を擁す長野谷を西に越えた所。道路標識はないが、左後方に折り返すように下る一車線の道路がそれ。この車道の終点に長野隧道はある。そこに駐車スペースもある。自転車は通行できるが、バイクは方向転換の点からやめた方がいい。

 

 

隧道の竣工は昭和30年。全長60m、幅員2.0m、高さ2.1mだが、感覚的には天井部がごつごつしているため、高さはもっと低いように感じられる。明かりがないと通行できないことはないが、懐中電灯やヘッドランプは持参した方がいい。

ここでの心霊体験談は、隧道の上から霊が見下ろしていたとか、隧道内を通行時、自分以外の足音がする等。霊の出没理由は分かっていない。性別等も不明。ここの岩盤には湧水帯はない。

イベントバナー

 

見た目にもかなり硬い岩盤であることが分かり、内部の素掘り感も普通の素掘り隧道より荒々しい。入口から出口が見通せるから安心感はあるが、隧道内に入ると急に涼しくなる。

それは霊的な寒さではなく、出口下方にある銅山川(金砂湖)の川風によるものだろう。

出口から道は急角度に左に折れる。出口周囲はコンクリートになってなくて、断崖絶壁を刳り貫いたまま。

 

この道は金砂湖の遊歩道になっているが、元々は生活路。この歩道は途中で路面が崩落しているから、自転車では翠波橋まで行けない。

素掘り隧道ファンには魅力的な長野隧道だが、探訪はもう少し待たれよ。それはこの近くにもっと「ゾッ」とする所が複数あるから。それは次回ご期待を。

早くゾッとさせてくれ、という人は次のバナーをクリックミー。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 神秘・オカルトへ
にほんブログ村