鬼太郎の全天周アニメは高松では長期上映 | ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、旧車等~

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ネタバレ・河童のテラフォーミング

ゲゲゲの鬼太郎の劇場アニメ「鬼太郎誕生~ゲゲゲの謎~」の公開が待ち遠しいところだが、鬼太郎ファンは知っての通り、9月から全国のプラネタリウムで「ゲゲゲの鬼太郎~河童のテラフォーミング~」(テレビシリーズ第6期のスタッフと声優による)が上映されている。

 

しかし短期上映のケースが案外多く、既に終映した施設も多い。そんな中、高松市の「さぬきこどもの国」内のスペースシアターでは、少なくても年内いっぱい(12月29日まで)は上映される。但し、上映してない日もあるから、事前にスケジュールを確認(→スケジュール)。

 

観覧料は大人500円。因みに私は公開初日に行ったのだが、その日は子育て支援のフェスティバル的なものが開催されていて、観覧は無料だった。

一般的な全天周作品同様、鬼太郎のものも上映時間は25分。上映終了後はキービジュアルが描かれた円形ステッカー(上写真)が貰える。ただ、数量に限りがあるから、現在でも配布されているかどうかは分からない。

 

 

当作品は水木しげる生誕100周年とプラネタリウム100周年の連動記念企画として製作されたが、一見すると妖怪と星や宇宙は関係なさそうに思える。

 

が、JAXAは火星のテラフォーミング(地球のように生物が住める環境にすること)の調査員に、人間よりも過酷な環境で生きることができる河童を充てることを決める。ここでツッコミを入れたい。人間が住める環境にするんだったら、人間が調査するしかないだろ!

しかしJAXAは河童の知識が殆どないため、河童に出会うことができない。そこでねずみ男が登場。ねずみ男は河童を紹介することでJAXAからカネを得られるものとふむ。

 

 

そこで河童たちの居住地へ行き、自分の意のままになりそうな若い河童を探す。すると美少女的河童、ジョセフィーヌ(ねこ娘よりカワイイ!)に憧れを抱くカー助を見つける。

 

内気で自分を卑下しがちなカー助にねずみ男は、JAXAで宇宙飛行士になったら、河童界のスーパースターになれるから、ジョセフィーヌにも胸を張って告白できるとそそのかす。

ねずみ男はJAXAにカー助を紹介し、カー助は過酷な訓練の日々を送る。ねずみ男はJAXAに対して、カー助の生活費やなんやかんやと名目をつけて毎月カネを受け取るものの、カー助にはきゅうりを渡すだけで、残りのカネは自分の飲食に使う。それがバレていつものようにねこ娘に引っかかれる。

 

 

そんな中、カー助はジョセフィーヌがイケメン河童と歩いているところを見てしまう。カー助は、宇宙飛行士になったらジョセフィーヌと付き合える、と断言していたねずみ男に対して「騙された」と激昂し、巨大化して暴れ始める。そこで鬼太郎の登場となり、カー助をやっつける。

 

鬼太郎や犬山まなたちに説得されたカー助は、人間と妖怪の将来のためにも、自分が火星の調査をするべきだと思い直し、訓練をやり遂げ、火星に向けて出発する・・・というストーリー。(→D&Dピクチャーズ)

私はこれまで、テレビアニメの全天周作品は見たことなかったが、テレビアニメと違うところは、二画面になる箇所が多いこと。スクリーンいっぱいに風景画が投影され、その中に会話する人物の顔がアップで映る、という感じ。

 

 

全天周作品では、恰もスクリーンが動いているように見えることもあることから、車酔いのように気分が悪くなるケースもあるが、児童向き作品ではあまりないように思う。

 

私は以前、さぬきこどもの国のシアターより大きな全天周スクリーンで「スターリーテイルズ」(KAGAYAスタジオ製作のアニメでナレーターは水樹奈々)を観た時は、完全に酔ってしまった。(2018年辺りに記事を投稿したと思う)

さぬきこどもの国では他にポケモン、しまじろう、クレヨンしんちゃん、おしりたんてい、忍たま乱太郎、かいけつゾロリ等の作品も上映しているから、興味のある人はぜひ。しかしプラネタリウムと親和性のある宇宙戦艦ヤマトやセーラームーンの作品はないのか?

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