「口を揃えた怖い話」の京都最恐・深泥池の真相 | ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、旧車等~

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霊の一人は池近くの病院の患者

先日、TBSの「口を揃えた怖い話」第4弾で放送していた全国各地の最恐スポットの内、京都府最恐の心霊スポットM池」は関西在住時、行ったことがある「深泥池」[みどろがいけ](京都市北区上賀茂深泥池町)。

 

この池は日本最古の池と言われ、氷河期時代、既にあったとされる。周囲約2キロ、面積8ha、水深平均3mだが、池底は底なし沼になっている。

番組では複数のタクシー運転手の証言を紹介していたが、それは病院や京都駅前から女性客を乗せ、深泥ヶ池付近まで行くよう指示された後、池付近に来ると女性の姿が消えていて、シートが濡れていた、という体験。逆に池付近から乗ってくるケースもある。

 

 

その他、この池の付近に住んでいた少女が行方不明になり、何日か後、池畔で少女がいつも持ち歩いていた人形が落ちていた、という誘拐殺人事件らしき逸話も取り上げられ、警察に保管していたその人形がいつの間にか、少女の自宅に帰っていた、という事案も紹介された。

私はこの池に行った際、西方の庭園のある食堂でタクシーに乗った霊に纏わる話を聞いた。深泥ヶ池は底なし沼ということで、過去、入水自殺や死体遺棄もあったが、これは一人の入水した若い女性の話。

 

 

その女性は池の北東にある「京都博愛会病院」が建て替え前「博愛病院」だった頃(昭和期)、精神科に長期入院していた。女性は自分の将来を悲観し、ある雨の夜、病院を抜け出した。

そして近くの寺に参った後、池に入水したという。それ以来、雨の夜には池の中から女性のすすり泣く声が聞こえてくるという。

この話を聞いた食堂では、手書きの周辺観光マップを配布していたが、深泥池の箇所には「雨の夜、女性のすすり泣く声が聞こえます」と書かれていた。心霊スポットまでも観光に取り込んでいるのか。いいねぇ。

 

 

また、当時の博愛病院は夜になると霊安室から解剖用の死体を運び出し、京都大学大学院医学研究科附属 総合解剖センター(当時の名称は不詳)に送っていた旨、二見書房の平野威馬雄氏著の書籍に記されていた。

興味のある者はこの梅雨の夜、池畔で女性の霊をナンパしてみては?但し、以前投稿した私の体験談のように、女性の霊は少女と言えども恐ろしい声を発する。

尚、今週末は四国最恐スポットへ行く予定。

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