ニュースで「ヤマハがゴルフ事業から撤退」との事。
いよいよ、ゴルフ業界もその流れが来たかと言うのが、率直な感想。好きだったんですけどね、ヤマハは。
まあ、ゴルフ業界はどうみても「斜陽産業」で、ゴルフ場はソーラーか産廃業者に買い叩かれ、本業のゴルフを継続してるのも大手の独占状態。まだ、所謂「名門コース」など経営の安定しているところは良いが、中小零細・・・他の産業と一緒で「青息吐息」。ゴルフも例外ではないという事。
そこへ「資源高」や「人件費上昇」が追い打ちで、グループとして「経営の柱」ではない企業は、徐々に・・・ってのは、想定される事。仕方ないでしょうね。ちなみにヤマハの技術力は大したもので、トヨタのエンジンだって全部じゃないが「ヤマハ製」。一時期F1に出ていた時もヤマハ製。小型船舶の分野でもトップランナー。バイクもそう。そして楽器も同じく。
ある意味、特殊な分野での技術力は大したもので、その中で「どれをやめるか?」となれば、一番先が「ゴルフ」って事で、仕方ない経営判断。先は・・・見込めませんからね。外国産のゴルフ用具に対抗する・・・だけの意味がないのでしょう。
しかし、女子ツアーの「ヤマハレディース」は、今年も「名門・葛城」で開催との事。一安心だろうが、いつまで続くか?ですが、大丈夫でしょう、そのくらいは。優良企業ですからね。契約のプロは大変でしょうが。今年の6月出荷分までで終わりのようですから、ファンの方はお早めに。そして、オレのような「型落ち」を狙っている方は・・・きっとお買い得の時期がやってきますよ・笑
ゴルフは・・・
ゴルフ場自体が、ここ5年で1500コース程度が閉鎖される見通しが前から言われており、ほぼその傾向で推移している。これは、まあ仕方なのだろうが、低額化に走り・カジュアル化を進め・顧客の拡大を狙った経営判断が・・・良かったのか悪かったのか、そもそも「そんなの関係ねぇ」勢いで、すたれ始めているか・・・わかりませんが、なんだか他の業種でも見るような「ダメの始まり」が、どこかのタイミングで起きたのではないかと。または、外資の進出は、単に「一時的な延命措置」だったのか。
諸々、取り巻く環境も変わり、ゴルフに対する見方も変化し、経済状況も変化し・・・先の事は分からないという事なんでしょうが・・・
ちなみに、例えば「スキー」「スノーボード」、その現場「スキー場」は、この20~30年で激変した。バブルの頃は、いやオレたちの始めた時代は、人気のスキー場に行けば「リフトは1時間待ちが休日は当たり前」。駐車場は全部「有料」。レストランは長打の列。
しかし昨今・・・駐車場は無料が当たり前。休日も無料のところもおおくなり・・・レストランも普通に利用できる。平日であればリフト待ちは皆無。それが実態。簡単に言えば「やる人が激減」している。スノーボードも同じくで、スキーが少し盛り返している。まあ、今年は五輪なので、一時的に盛り返すであろうが、その流れは変わらない。閉鎖のコースも増えるだろう。
波乗りも似たようなもので、ブームのころに比べれば激減。まあ波乗りは、そもそもハードルの高いもので、それはスキーなどに比べて「行けばできる」って事はなく、行っても波がなければ出来ない。加えて他のスポ―ツ゚に比べて「一段階難しい」。スキーは、行けば「その日の帰りには、なんとか降りられるくらいに滑れるようになる」が、波乗りは「立てるようになるまでにかなりの時間」を要する。更に、その前段として「パドリング」が出来ないと、そもそも海に出られない。これもまた高いハードルで、波があればあるほど、乗る事以前にパドリングで沖へ出られない。結果、何が小さい時に、パドリングも楽で「立つだけなら難しくない」ロングボードなどが人気があるのだろうが。しかしながら、数々のハードルのお陰で、やる人は「定着しない」。それが「ブーム」の時は、所謂「陸サーファー」のような人種が増えるが、好きで続けるのは極めて難しく、萎んでいく。
と言うように、どんなものでも「流行り廃り」はある訳で、時代の流れと同じく変わるもの。なので「仕方ない」となるのだが。
ヤマハのような経営判断をするところは、特に「本業を持つ」ところなどは続く事も考えられるが、まだまだ「一定の需要」がある訳で、工夫して継続・・・しかし、「先細り」は仕方のない事ではないかと。なので、若者を繋ぎ止めるような事を「やっても」「いっても」、効果はないでしょうね、残念ながら。そして高齢者は・・・止めないけど死んでいく。
全然関係ないですが・・・いや、少しは関係あるでしょうが・・・
今の、世帯の一番の支出は何ですか?と聞いて・・・多くの「高齢者」は答えられません。若者は実感してるかもしれませんが。
それは「スマホ関連の支出」です。
スマホの「分割費用」「通話・通信料」そして「課金を伴う、関連費用」。これら含めて、平均で一人当たり2万円~2.5万円。だそうです。
また、今や「スマホがなければ学校にも職場にも行けない」という実態もあり、持たざるを得ない、それも実態です。学校の連絡物は「ラインで」となり、塾からの連絡も「ライン」などのSNSが当たり前。
職場も似たようなもので、なんでもかんでも「ラインで」や「メールで」となる。初めて電話してきて「メールアドレス教えてください」って、身も知らない人でも「当たり前」に言う世の中。振り込め詐欺か?!・笑
そしてそれが、単身者はともかく、子供二人の家族で言えば、世帯あたり月額10万円時代の到来です。世帯で10万円と言えば、昔は「家賃」か「住宅ローン」くらいしかないもので、あとは食費。子供の学費くらいか。
それが、そういうものを支払いながら負担する訳で・・・そりゃみんな苦しくて当たり前でしょうね、年収の平均的な家庭では。
そうなると、趣味や遊興費・・・払えなくても当たり前で・・・ゴルフどころじゃありません・笑
一例で言えば・・・年収500万円世帯、これが住宅の一次取得者になりますが・・・月額の「手取り」で言えば、概ね「約30万円」。ここから、まず「家族全員のスマホ代」10万円としたら、残りは20万円。都内を離れ、不便を承知で「1時間圏内」に住んでも、ファミリータイプの家賃は概ね10万円。残りは10万円ですよ。
これで「一家全員の食費」に「車があれば維持費」「子供の学費」「こどもの塾代」・・・払えますか?という事で、奥様は専業なんてのは夢のまた夢。奥様の稼ぎがなければ、贅沢してなくても大変で・・・結果、奥様の発言権も大きくなり、旦那は一層「隅に追いやられ」・・・「ゴルフに行きたい」なんて、口が裂けても言えない・・・じゃありませんかね?
これが、日本の平均年収より少し多い、年収の中央値より約2割も多い・・・そんな人の実態です。
これで、ゴルフ場がどうの、ゴルフメーカーがどうのなんて、言えますかね。
そもそも、こんな暮らしでいいんですか?先進国で、資産は世界一の保有国で、民主主義の国の実態が。
それを「変える・変えたい」という人を応援して、なんで「叩かれる」のでしょうか?
30年以上にわたって、庶民の首を絞め続けてきた政党を応援するのは良くて、それに「出来レースで付き合ってきた似非野党」を応援するのは良くて、新しい「少しは変わるか?」と期待できそうな政党を応援すると叩かれる。
まったく、おかしな世の中ですよ。
ゴルフに限らず・・・趣味の世界は大変です。