木曜日は。 | クズで何が悪い!

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場末の飲み屋の酔っ払い程度の「なんでもかんでも言掛り」です。

やる気の出ない「週初め」。水曜定休のオレにとっては、普通の人の「月曜日的」な日です。ま、日曜日も休んでますが^^;

 

さてさて、「政党別支持率」が発表されました。自民党が支持を落としたのは「そりゃそうでしょ」と思いますが、オレが注目したのは、所謂「野党」や、非自民の政党で「著しく支持率を落とした」政党があるって事です。

それは「維新」。ほぼ半減近い下落です。

 

何故か?については、オレも毎度指摘している「維新の正体」って事で、オレと似たような人が増えていると感じる訳です。

元々、地域政党として発足し、「地方から国を変える」と言い、「都構想」や「地方分権」を訴えていたはずなんだが、今や「自民の補完勢力」的要素、いや「化けの皮が剥がれてきた」という事なのか・・・大阪維新と袂を分ってから・・・なんだかよくわからない政党になりました。橋下を支持する訳じゃありませんが、以前のほうが「わかる部分もあった」という事です。

 

あの「鈴木宗男」さんを「公開説教」し、「聞く耳を持たない」「弁明の機会すら与えない」ってのは、凡そ「国政政党」のそれではなく、法治国家の在り方を否定する所業。庶民的に見れば「いい年寄りをイジメている」ようにしか見えない・笑

大阪万博も、「国が金を出してやるのが当然」という態度で、ごり押し。やるのはいいが、当初の目標・予算で出来ない訳で、それを「どうするか?」も示さず、「なんでもいいからやりゃいいんだよ」という態度に終始する。

国民の多くが、「その金があれば被災地復興」と言う中で、そうじゃないのは政治家だけ。そして、地域的にも身近な維新。

 

確かに、「それとこれとは違う」ってのは、ある面で正論ですけど、今の進捗具合を見たり、3億円のトイレだったり、作っても将来的に利用しない設備に多額の税金を使う事に、一定の批判や再検討が叫ばれる事には理解できる。がしかし、維新のやり方は「全部まとめて無視」。これじゃ、政党の体を成してない。

 

言ってる事も、国民目線は一切なく、国政のみで一番は「憲法改正」。

普通ね、憲法改正ってのは「保守思想」の政党が憂いものなのかね? 保守ってのは「維持」じゃないのかね? がしかし、今の日本は「野党が護憲」を言い、与党が「改憲」を主張する。このあたりも、「日本は社会主義的」という事。過去、目にしてきた「社会主義」とは違う「官僚型社会主義」で間違いなく、それを認識しなければ、話は先に進まない。

 

憲法改正が「すべて悪い」とは思わない。特に「誤魔化し続けてきた」9条関連は、とっくにやるべき話だった。更に、皇室の件もやるべき話だ。

 

話は少しずれるが、そもそも「皇室典範」の改正議論を、高々「議員風情」が偉そうに語れる話ではないはず。国家総合の象徴である天皇家の話を、根拠希薄な歴史論を持ち出して偉そうに語る。まさに「恥を知れ!」って事。

いくら天皇が「政治に口出ししない」と言おうが、国家の象徴の「存続の問題」に、黙ってろってのはやり過ぎを通り越して、失礼な話。しかも、大した思想もなく・知識もなく・主張もない、議員連中が。

 

とまあ、このくらいで話を戻すが・・・

 

そういう「維新の正体」に、国民が気づき始めてきたと、オレには見える訳で、見ている人は見てるのね、と。

今や「国民民主」も似たような事をやり出して、公明に至っては「信者の減少が支持率の低下」に直結し、そもそも「政教分離」の国で、ああいう政党は許されないはず。そういう「あいまい」にきた結果が、自民党も野党も「宗教団体」にすり寄る事となり、その結果が「統一教会問題」となって表れた。その反省をするなら、まず「宗教分離」を明確に守る事。そこからのはず。

 

反面で、共産党は支持を伸ばし、立憲も伸ばしている。まあ立憲は「浮遊が激しい」ので、どこまで信用できるか疑問だが、共産党は「一定の支持者は間違いなくいる」政党で、しかも「金には綺麗」。使い方等に微妙な部分はあるが、出入りはしっかりしている。そりゃそうなんでしょう。なんたってエリート層の支持者・候補者は多いのだから。

 

少しづつでも「政治を動かす」為には、「利権誘導を許さない」為には、もっと「国民が口を出す」必要があるのだが、特に「戦後」、飼い慣らされた国民は「自民党に任せておけば」的発想と、「何を言っても無駄」という諦めで、政治離れが進んだ結果が今という事。これは何よりも「自民党の悪行を利する事」にしかならないのだが。。。

 

しかしまぁ、まともな事をやろうとする「政党」ってないのかね?

今の状態じゃ、野党はまとまれず、支持も伸ばせず、結果「消去法」で自民党が一定の議席は確保し、政策もへったくれもなく「大臣の一つや二つ」くれてやるだけで「どっかと連立」を模索し、政権を維持し続けるのが、既定路線に見えるだけ。

 

立憲も、早く「左寄り」の人間と「右寄り」の人間が分かれて、「真のリベラル」政党を作れればいいのだが、その「右の中心」となりそうなのが「昔の名前で・・・」の人ばかりで、動きが取れない。

自民党も似たようなもので、自民党にも「保守」も「リベラル」もいるが、今は「利権」で結びついているだけ。金をポストを持ってる党は、やっぱり強いって事だろう。

 

みんな「帯に短し・・・」の野党対、変われない自民党。

悲惨な選挙の応酬で・・・バカを見るのは「やっぱり国民」と。

 

その構図だけは、延々と引き継がれる訳ですな。。。

 

まあ3か月もすれば「国民は忘れちゃう」と、ほくそ笑んでる事でしょう・・・

岸田くんは・大笑

 

その証拠に、内閣支持率は「微増」ですからね。