1941年12月8日,山本五十六・連合艦隊司令長官の指揮する日本軍がハワイ・真珠湾を奇襲攻撃したことで太平洋戦争が勃発。それから84年を経た2025年12月8日,山本氏の出身地である長岡市では,戦争犠牲者への鎮魂と世界平和への願いを込めて3つの花火が打ち上げられた。

「世界中の爆弾をすべて花火にかえよう!」との合言葉に,打ち上げられた花火には3つの想いが込められている。

①太平洋戦争犠牲者への鎮魂(白菊)

②今なお続く戦争・テロ犠牲者への鎮魂(白菊)

③世界平和への願い(金冠)

午後5時過ぎに,「白菊」が2発,続いて「金冠」が1発打ち上げられ,戦争犠牲者への鎮魂と世界平和への願いとともに,今なお続く,戦争や紛争の早期終結へに思いが大空に広がっていた。

今年で終戦から80年,平和を願う気持ちは誰もが同じなのに,なぜ人は争うことを止めようとしないのだろうか。

「裸の大将」の愛称で多くの人々に親しまれた山下清画伯が描いた「長岡の花火」という名作がある。大観衆を前にして夜空に色鮮やかな大小の花火が舞う光景が見事に表現された心温まる作品だ。その山下画伯の残した心に響く言葉がある。

【みんなが爆弾なんかつくらないできれいな花火ばかりをつくっていたらきっと戦争なんか起きなかったんだな】