こんにちは、ShuOkamuraです。
いやぁ、ザックJAPAN残念でしたね。
でも予選敗退したわけではないんで、あと一試合全力で応援しようと思います。
私はずっとJリーグの試合も見ていますが、サッカーの戦術って本当にプレゼンのデリバリーに似ているなと感じる事があります。それが
臨機応変力です。
プレゼンテーションは事前にいくつかのストーリーのパターンを作成します。
トントンと想定通りに事が運ぶ場合
途中で質問を受け詳細を説明する場合
反論を受けた場合いろんなパターンがあり、いかに
「サブシナリオ」を持っておくかが重要になります。
例えば途中で質問を受けた時のために、いつでも出せる詳細資料を用意しておく。(トントン行った場合は使用しない)あるいは反論を想定して、どう対応すべきかを事前に検討しておく。
どんなパターンになっても「よし、きたきた。」そんなストーリーを事前にしっかりと練っておくんですね。
サッカーでも「リードしている場面」「同点の場面」「リードされている場面」と様々な状況があります。サッカーはプレゼンよりももう少し複雑で、対戦相手が守備的なチームか攻撃的なチームか、パスサッカーかカウンターサッカーか、様々な要素が絡み合ってきます。
なので、そうした場面を想定した人選、あるいは戦術を考えてチームを組み立てていくんです。
で、この2試合を見て、ザックはどういう戦術を取ったか。
勝たなきゃいけないゲーム、点を取らなきゃいけないゲームで2戦とも「パワープレイ」という戦術を取ったんですね。
パワープレイ(Wikipedia)日本人は海外諸国に比べてフィジカル(身体)が弱いし身長も低い。なので基本線はパスサッカーなんです。なのでリードされているときは高さではなく中央に細かいパスを通してすり抜けるというのが常套手段だったんですね。
ところがさすが対戦国も研究していました。中央をしっかりと固め、日本はサイド(長友選手とか内田選手のところ)に頼らざるを得ない状況になっちゃったんです。
結果、身長の高い吉田選手を前線に移動し、パワープレイをせざるを得なかったんです。しかもこれまで練習してこなかった戦術らしいです。
ではここでザックジャパンは何が足りなかったのか?私はサッカーの専門家でもなんでもないんで、プレゼンの専門家として申し上げます(笑)それは、
2歩先を読む戦略でした。ロジックとして「リードされている」「点を取らなくてはいけない」こうした場面はもちろん想定できていたと思います。
ただ、それに対して日本がどのように対処してくるか海外諸国は研究してきます。今回は研究の結果「対策を打たれたらどうするか?」というところまでロジックを掘り下げていなかったんじゃないかと思っています。
例えば、プレゼンで何か突っ込まれる。そのことを想定して詳細資料を見せる。ではその詳細資料がさらに突っ込まれたらどうしますか?
“はい、その通りでございます”って答えるしかないですよね(笑)
普通のプレゼンテーションならそこまでロジックを掘り下げたりはしなくてもいいですが、これで会社の運命が決まってしまう!ってくらいの一世一代のプレゼンテーションなのであれば掘り下げが必要でしょう。
現に上場企業が行う株主総会などでは、株主からありとあらゆる質問が来る事を想定して、様々なパターンに対応できるようなシナリオを考えて臨みます。なぜなら株主総会は会社にとって1年に一度の大きなイベントだからです。
日本サッカー界にとって4年に一度の大きなイベントであるワールドカップ。その場面で2戦続けてこれまで想定した事のない戦術を使わざるを得なくなった時点で、日本の負けです。悔しいですけどね。
では、もし「対策を取られたら」という回答として「パワープレイ」がこのワールドカップ前に答えとして出てきたのであれば、闘莉王選手や豊田選手を選出できたんでしょうね。戦術は戦略にまで遡らざるを得なくなります。
もっとうまくハマれば、日本は本当に強いチームだと思っていますので、最後のコロンビア戦で意地を見せてもらいたいですね。
頑張れ、ニッポン!!