こんにちは。
クリエイティブプレスクール覚王山です。
9月3週目の活動では「絵画」を行いました。
プレスクールの子ども達にとってはじめての「絵画」の活動です。
イーゼルや木炭を使い、立って絵を描くという本格的なデッサンをしました。
モチーフは果物です。
子ども達はモチーフをしっかり「活動に使う材料」として認識しており、
触ったり形や色を確かめて、描くほうに気持ちを切り替えていたのがすごかったです。
また、アクリル絵具を箱に入れた状態で子ども達に渡し、チューブで画面に出すのもやってもらいました。
また、色を塗るときは、りんごは赤、レモンは黄色、という写実的な概念にだけ縛られるのではなく
「好きな色で、のびのびと」描くことを大事にしています。
子どもには段階的に写実を好むようになる時期もありますが
今の時期はとことん、混色遊びを楽しむこと、自己表現を存分に楽しむ時期になります。
作品は作者の内面があらわれます。作品を尊重することは作者自身を尊重することと同義だとおもいます。
特に絵画は、小さな限られた枠の中に全エネルギーを注ぐ活動です。
「どんな風に描いてもいいんだ」
「自分らしさを出していいんだ」
と安心できる場、受容される体験を絵画を通じて味わってほしいとおもいます。