クリエイティブプレスクール覚王山活動報告

クリエイティブプレスクール覚王山活動報告

名古屋市覚王山にあるクリエイティブプレスクール覚王山の活動報告ブログです。
木のおもちゃ専門店ゆうぼの中にあります。
造形や積木の活動を通して親子の創造的な成長をサポートします。


テーマ:

第3週《童具》

「おどろ木とケルンブロック②」

 


前回の〈おどろ木>と<ケルンブロック〉に60ミリと30ミリ基尺の三角柱(直角二等辺三角柱)を加えて建築遊びを行いました。

 


前回は四角柱のみでしたので水平と垂直が無条件に現れ、子どもは単純に高さや長さや奥行き、そして重心などに意識を集中して構成をすることが出来ました。

 

しかし今回は三角柱が加えられたことで45度の斜面が現れ、水平と垂直を簡単に作り出すことが出来なくなります。

そのことに気づくのは三角柱を置いたその上に積木を置こうとした時です。

 

山型の上にさらに積木を乗せるのはバランス上難しい、そういう体験をします。

その代わり、積み上げた建物の頂上に置けば、よく知っている屋根の形が出来上がり、作品としての締まり(完結感)が生まれます。

 

子どもたちの最期の仕上がりに対する満足感も大きい様子でした。

実際に、積まれた積木の建築物はどれもおとぎの国に出てくるお城のようでもありました。

 

 

 

 

第3週《アトリエ》

「木端の電車」

 


電車のごっこ遊びと制作の次は、見立て遊び用の「木端の電車」制作でした。

 

 

 

6月の活動は「ごっこ遊び」と「見立て遊び」を「電車」のモチーフによってリンクさせるねらいがありました。

それは、「役者の面白さ」と「作家の面白さ」を「電車ごっこ」と「電車の見立て遊び」を通して両方味わってみるということです。

 

どちらにどれだけハマるか、ということには個人差がありますが、どちらにも「制作」が関わっているということがポイントです。

この世界においては、何を行うとしても、「創り出す」ということが原点です。

 

経済の世界の中にいるとつい忘れがちになります。

 

モノを「お金で買う」という前に、必要なものは自分で「創り出す」という原体験を知っておかなければ本当の創造力は身につきません。

 

ぜひご家庭でもこの原理を活かして遊びを創り出してあげて頂きたいと思います。

 

 

 


テーマ:

第2週《童具》

親子アトリエ「おどろ木とケルンブロック①」

 


60ミリ基尺の〈おどろ木〉と30ミリ基尺の〈ケルンブロック〉を

同時に使ってダイナミックな建築遊びに発展させて遊びました。

 

 

導入では〈おどろ木〉のパーツで生まれる空間に

〈ケルンブロック〉を隠して「小さな積木がかくれんぼしてるよ」という設定から始めました。

 

簡単に言えば立体パズルで、第1週のモザイクパズルでも同じでしたが

まずは「あるべき姿」を示し、それをもとに戻したいという欲求を引き出します。

 

子ども達は「全体の中に部分が埋め込まれている」ということを手で確かめますが、複雑なのでもとの通りというわけにはいきません。

 

しかしジグソーパズルのように正解が一通りでないことが、単なる記憶力や認識能力に偏らない「考える」活動を可能にします。

 

基尺の一致(60ミリと30ミリの倍数関係)によって、

様々な組み合わせの答えをその子の考えなりに実現することができるのです。

 

さらには、60ミリの角柱が生み出すダイナミックなサイズ感が

子どものモチベーションに火をつけます。

 

多くの子が集中して遊びこむことのできた活動でした。

 

 

 

 

 

 

第2週《アトリエ》「段ボールの電車②」

 


前回下地塗りをした段ボール電車に

カラーテープとライトを貼って意匠とし、その後、筆で色を足して作品に密度を加えました。

 

カラーテープも完全に自由に貼る方式ではなく、箱の側面に直線として貼り付けるように導入で示しました。

 

それによって雰囲気がより電車らしくなったと思います。

 

また筆による彩色が足されたことで、使い込まれた感のある、ほのぼのとしたレトロな感じの作品になったと思います。

 

 


テーマ:

6月のテーマ:四角

 

第1週《童具》「モザイク(四角)」


童具〈ケルンモザイク〉の四角グループ(正方形8枚・長方形8枚・1/4正方形16枚)を使用してパズル(探究認識活動)をしました。


一人分の基本量は正方形16枚分の広さで、〈パターンボード4×4〉に全てのパーツをはめ込んでおき、それらをいったん全て取り外してお皿にまとめてから、正方形4枚分の〈パターンボード2×2〉にはめ込みます。

 

 

こうすると不思議なことに、最初の大きなパターンボードには興味を示さなかった子も、小さな方のパターンボードにはやる気を見せて、次々にモザイクを収めていきます。

 

結果、始めの基本量よりもたくさんのモザイクをはめ込むことができました。

 

子ども達も小さな達成感をたくさん感じて大きな満足感を得たようでした。

 

 

 

 

第1週《アトリエ》「段ボールの電車①」


段ボール箱を電車に見立てて遊び、自由に彩色しました。

 

導入は無地の段ボール箱に肩ひもをつけてのごっこ遊びです。

床にはマスキングテープで線路をつくり、電車ごっこで楽しみました。

 

 

電車のイメージを持ったところで各自が好きな色の下地を塗っていきます。

 

塗る場所は外側だけで4面あるので、少し広めの面を塗り込むことになります。

なので下地塗りはローラーを使って行いました。

 

 

 

もちろん、すぐに手を使って塗り込む子もいて

中には内側まで丁寧に色をつけようとする子の姿もありました。

 

 

 

 

 


テーマ:

5月後半です。

 

 

第3週《童具》

「積木とビーズ」

 


いよいよケルンブロックが始まりました。

在園児さんの中には首をながーくして待っていてくれた子もいたようです。

 


ケルンブロックは基尺が30ミリ、卓上遊びに適した積木です。

 

椅子に座ってじっくり遊び込むのに調度良い量と手におさまる適度な大きさで、形の種類ごとに統一されて箱に収納されています。


「見立て遊び」は子どもに最も親しみやすいので、毎年この時期には『がたんごとん がたんごとん』(福音館書店)を最初に読みきかせ、立方体4つをつなげた「がたんごとん=汽車」に同数の立方体を乗せたり、もしくは直方体を乗せたりして、「積む・つなげる」の楽しみを発見しやすくしています。

 


その後、もう一冊の絵本『おにぎり』(福音館書店)を読んでから、今度はパターンケース(お弁当箱)に積木(おにぎり)を「収める」遊びに切り替えます。

みんなが大好きなお弁当をつくり、ハンカチで包んでピクニックにお出かけするというストーリーです。


前半の汽車の見立て遊びが「拡散思考(応用)」に沿った遊び方なのに対し、後半のお弁当ごっこは「集中思考(まとめ)」に沿った遊び方になります。つまり人間の脳が思考する在り方そのままが目の前で現れるので、自然に集中力が発揮されるという利点があるのです。

 

 

これらの遊びを核にして、今年1年間の積木遊びはすすんでいきます。

 

 

 

 

第3週《アトリエ》

「紙粘土のレリーフ」

 


わくわく創造アトリエの体験日にも行う定番の造形活動です。


ベニヤ板の上に自由に並べられた色付き紙粘土玉がアクリル板で上から押さえつけられ、思わぬ形に変化します。

同時に不思議な模様が生まれます。

 

 

 


模様の面白さもさることながら、均等に圧縮された玉が少しいびつな「正六角形」になったり「正五角形」になったりする現象が知的好奇心(探求認識欲求)をくすぐったりもします。

それに気づいて、何層にも色玉を重ねて実験を繰り返す子もいました。

 

 

 

 

第4週《童具》

「円と円柱」


ケルンブロックと同じ30ミリの円柱と円モザイク(色板)をふんだんに使って、「見立て・ごっこ遊び」を楽しみました。

 

 

  


「円」や「円柱」は生活の身近にある形です。生活の一場面において登場する食べ物・お金・食器などのイメージをそれらの形に重ね合わせます。

これが想像力(イマジネーション)の働きを活性化させる一番の近道です。


もちろん、連想ゲームのような方法でも想像力は発揮されますが、自分にとって必然性のある事柄なら、なおさら記憶に定着しますし、そのイメージを活動(行動)に反映させる動機が生まれるという点で優れた方法なのです。

もちろん「自分にとって必然性のある事柄」とは、身近な「生活の一場面」に他なりません。
ですので、思い返す価値のある、思い返さずにはいられない、そんな楽しい生活の一場面が原体験として必要になるのです。

忙しくて振り返る暇も無い―。

これではなかなか積木遊びにも本腰が入れられません。


ぜひ、一日一日をお子さんと共に楽しんでいただきたいと思います。

 

 

 

 

 

第4週《アトリエ》

「円柱の描画」


円と円柱を遊び倒した5月の最後は、

円柱本体に絵具をつけて転がしました。

 


転がした円柱は、これまで度々登場した紙管のトンネルを短くタイヤ状にカットしたものです。

その円柱(円筒)の周りには梱包材の「ぷちぷち」や「波段ボール紙」を巻いておき、転がした時の転写を楽しめるようにしておきました。

 

 

 


子ども達はまず、いつもの天板坂道から円柱をダイナミックに転がして遊び、次にその本体にハケで絵具を塗りつけ、ベトベトに躊躇しながらもエイヤッとばかりに円柱を押して勢いをつけました。

 

すると円柱の軌跡が帯状に生まれました。

その模様は一見すると道のようでもあり、その上をトコトコと歩いて遊ぶ子の微笑ましい姿がありました。

 

 

 

 

以上、球やボールなどの親しんできた形から思わぬ世界が生まれ、

その可能性の広がりを感じ取ってもらうことをねらいとした5月の活動でした。

 

 

 

 

勝田 潔


テーマ:

5月のテーマ:球・円・円柱

『初めての色彩・積木体験』

 

 

第1週《童具》

「ボールと風船」


4月は「球体」がテーマでしたが、5月からは「円と円柱」も加えて、

「球体」との関係性(共通性と相違点)を感じ取る活動を行いました。


まずは同じ大きさの球体であるボールと風船との違いを暗示する活動を行いました。

 

  

 

ふだんはボールと風船は別々に遊ぶことの方が多いでしょう。

 

ボールと風船では、一方は地面を転がり一方は空中を漂います。

両者は全く別物、関係無いモノ同士という感覚かもしれません。

「球体」つながりであると考えることはもちろん無いでしょう。それでもやはり同じ「球体」という仲間です。

 

子ども達はそれを直感で感じとり、遊びに役立てていきます。
そして「球体」は輪郭において「円」とのつながりを持ちます。

 

それが次回以降の活動で示されていきます。

 

 


第2週《童具》

「円板とボール」


「球体」と「円・円柱」との比較をより明確にする活動を行いました。


前半は、まずはおなじみのアクリル円筒に円柱積木を落とし込んでいく遊びから始め、続いてアクリル板のケースに円板を差し込んでいく遊びにつなぎ、再びアクリル円筒や穴落としボックス(カッティングボックス)に円板と円柱を一緒に落とし込んだりしながら、円と円柱との一致点と相違点を確かめる活動にまとめました。

 

 

  


後半は、パンチカーペットを敷いた天板坂道に穴落としのフタを立てて設置し、円と円柱を穴から通して転がす遊びに展開しました。

パンチカーペットを敷いたのは、円柱が坂道を滑り降りるのではなく、しっかりと向きを変えて転がっていく状況をつくるためです。

 

 

 

次に同径のボールを加え、「球体」と「円・円柱」が輪郭では「円」としてつながり、特性では「曲面による転がりが可能」というつながりを持っていることを暗示させます。


後半になったこの頃には、設定された状況で実験と観察を繰り返す男の子たちと、お皿に並べたりハンカチで包んだりして「見立て・ごっこ遊び」に興じる女の子たちに分かれ始め、それぞれが「探究認識」と「生活」の遊びをじっくりと楽しんでいました。

 

 

 

 

 

第2週《アトリエ》

「色彩(三原色)体験」


前回のアトリエ活動では赤色から始めた混色遊びでしたが、

 

  

 

今回は赤青黄の三原色をあらかじめ机の上に出しておき、そこからの混色遊びを行いました。

 

 

  

 

 


三原色による色彩の変化が強く感じられ、

前回よりもさらにたっぷりと絵具の不思議さを堪能していたようでした。

 

 

 

 

(後半へ続く)

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