クリエイティブプレスクール覚王山活動報告

クリエイティブプレスクール覚王山活動報告

名古屋市覚王山にあるクリエイティブプレスクール覚王山の活動報告ブログです。
木のおもちゃ専門店ゆうぼの中にあります。
造形や積木の活動を通して親子の創造的な成長をサポートします。

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こんにちは、クリエイティブプレスクール覚王山です。
    
2020年締めの活動テーマはズバリ「複合」です!

 


一年を通じ、様々な形の特徴に、色々な遊びで慣れ親しんできました。

 


形の特性を理解し、積木の時間でも、

 

「こうしたらピッタリあうよ!」

 

「あの形が欲しいな!」

 

など、具体的にイメージが湧くまでになりました。

 

本当にすごいです!


今月は「おさらい」のように色んな形で遊んでいきたいとおもいます!



童具の活動では、モザイク線やWAKU-BLOCK45を使い、アトリエ幼児クラスのお兄さん、お姉さん達に近い遊びを行いました。

 

 

 

「モザイク線」では、スチレンボードの内と外を意識しながら、まとめる遊びにはじまり、そこから線をつなげて鳥や木に見立てるひろがる遊びへと発展させました。

 


「八連二等辺三角柱」「六連正三角柱」では、連ねた三角柱を使っての見立て遊びをした後、それらをいくつも積んで組み合わせたり、その上に立方体を積んで大きなピラミッドを作って遊びました。

 

 



 

 



アトリエの時間では、スクラッチ技法の要領で大きな色紙にマスキングテープを放射線状に貼ってその上を黒絵の具で塗りつぶし、テープを剥いで模様を楽しんで遊びました。

 

 


また、クリスマス会で飾るお手製のツリーを作りました。

 

こちらも、円錐が3つ重なってできるアトリエらしい仕上がりです。

 

 


 



今年も目一杯、そして思う存分楽しんだプレスクールの子ども達。

 


冬休み期間をゆっくりと過ごし、三学期も元気に過ごしてまいりたいとおもいます!



 

 

 

 

 

 

※ゆうぼ及び、併設しておりますアトリエ・プレスクールのホームページ・ブログ・その他SNSで使用している画像の転載、複製、加工しての使用、保存等は行わないで下さい。よろしくお願いいたします。

 

 

 



    
 

こんにちは、クリエイティブプレスクール覚王山です。

 


11月の活動テーマは、「点線面」です。

 


後期に入り、活動は更に複雑に、難易度の高いものとなっていきます!

「点が集まり線になり、線が集まって面になる。」

 

という点線面の関係性を様々な活動を通して子ども達に体感してもらいます。

 


物理的な現象としても様々な場面で見られるこの法則ですが、精神性とも深くつながりがあります。

 

インプットした多用な情報(点)をつなげて一本の筋道(線)を掴み、そこから徐々に全体性(面)を把握していく過程は、人が思考する上でとても重要な事です。

また、点や線といった素材は、自ずと指先を使った繊細な動きが求められるため、脳の発達を促す事にもつながります。



11月初の造形活動は、「紐の版画」です。

 

直線と曲線、線には2種類ありますが、今回は曲線をテーマにした活動です。

 

紐で線模様を作り、版画の版にしました。

 

 

 

版を作る過程と版を刷った時の違いから生まれる発見は版画の醍醐味の1つです。

 

工程も多いのでやりがいのある活動となりました。



積木の活動では「紐の穴通し」を行いました。

 

モンテッソーリ教育でもよく見られる紐通し遊びです。

 

目と手の協応を高める事は文字を書いたりなど学習のベースとなる認知力を培うことにも繋がる為、幼児期に積極的に取り入れたい遊びでもあります。

 



「かずの木の楽器」では、童具で楽器作りと演奏を楽しみました。

 


数理的秩序を取り入れ、子ども達が楽しんで算数に触れられるよう作られたかずの木。

 

音楽の世界もまた数学的要素によって成り立っている側面があります。

感性で楽しむ音楽と秩序で楽しむ音楽、その2つの世界を楽しんでもらいました。


「割箸のレリーフ」では、ポアステインという絵の具に触れました。

 

木を染める塗料の1つであるポアステインに割箸を入れて染め上げた後、それを板に貼って構成する事でレリーフにしました。



 

赤から徐々に青へと変化する割箸を「ゆうやけの空の色」と表現した子もおり、その素敵な感性に驚かされたスタッフでした!
 

 

 

 

 

「割り箸のレリーフ」

 

「隙間テープのコリントゲーム」

 

「隙間テープの版画」

 

 



さて来月は、2020年の総まとめ、形の「複合」をテーマに活動を行います!

   


 

 

 

 

 

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2020年10月の活動報告です。

遅くなって申し訳ございません。あせるあせる

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10月は「球、円」を更に深く探究していきました。

 


今月は東山公園へ遠足に行きました。

 

お天気に恵まれ、赤組さん、青組さんどちらも素敵な一日となりました。


その遠足に持っていったのが、皆で作った大きな大玉です。

 

バランスボールに、色水で彩色した障子紙を貼り付けて飾りつけをしました。

 


それを乾かし、当日こっそり公園に持って行きます。


公園へ到着した子ども達が遠目に大玉を発見します。

 

 

「あれ、なんだろう?」

 

「僕達が作ったやつだ!」

 

 

大玉へ向かって一気に駆け出します。

 


大空の下で、キャンディボールも交えてボール遊びを行いました。


その後、シャボン玉をふいて遊びどんぐり拾いへ。

 

自然の中で楽しめる「球」を暗示しました。




また、今回保護者の方にご協力頂き、お弁当は風呂敷につつんで持ってきてもらいました。


いつも積木の活動の際、遊んだケルンブロックを風呂敷で包み「お弁当ごっこ」をするのですが、実際にそれを体験してもらう事で今後の見立て遊びにも発展させたいと考えました。


そして流石プレの子ども達!

 

「こないだお弁当食べたよね、これ(風呂敷で包む)したよね!」

 

とその後お話してくれる子が何人もいました。

 

ご協力ありがとうございました。





遠足の前後は、お部屋でキャンディボールを転がして遊んだり、遠足で使ったバランスボールに絵の具をつけて大きな画用紙の上で転がす事でその軌跡を楽しんだりと、活動の流れをつなげることを意識しました。



そこから徐々に円をテーマにした活動が増えていきます。

 


積木の活動では、扇形のケルンモザイクを使い、ピザ屋さんごっこを行いました。

 

 


その翌週は、モザイク円弧を使ったドーナツ屋さんごっこです。


新しく登場したおたまや、トングなどのアイテムを使い夢中になって遊んでくれました。


造形では、ダイナミックにアクションペインティングを行いました。

 

前回に引き続き絵の具まみれになって手や足、体全体で絵の具の感触を味わいました。





月の最後は、WAKU-BLOCK45の立方体積木を使った、コリントゲームを行いました。


月齢が高い子どもたちは、シールをはがして、はってを楽しむだけでなく、目的意識をしっかり持って積木を貼れていたことにとても驚きました。

 

 

 


「作品を作り上げる」「活動をやり遂げる」事に一途に取り組む子ども達。

本当にすごいです!

造形では、石膏を使った「円の石膏レリーフ」や、発泡スチロール半球を使った「へんてこボール」など、少し難易度の高いアトリエらしい活動を楽しみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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こんにちはおねがい

クリエイティブプレスクール覚王山です。


今月は「球、円柱、円」をテーマに活動を行いました。


前期は、球や立方体、正三角柱など立体的な形を認識し、作品として形に表してきました。


そこに新たに「円」という平面的な要素が加わることでより形の理解、認識を深めていきます。



9月の1週目、童具の活動では「円柱(車輪)転がし」を行いました。


「くむくむ」を使って自由に車輪や車を作って、天板の坂道から転がして遊ぶ子ども達。


様々なアイデアが飛び交います。

中には、あえて車輪の左右のバランスを変えてまっすぐ進まないように改造し、「なぜだろう…?」と探究する子も!すごいですね!


スピードにこだわる子、デザインにこだわる子、それぞれの楽しみ方で遊びました。

 

 

 


週の後半、アトリエの活動では、「円柱の手作り童具」を行いました。


前回の車輪作りから発展し、今度は木っ端を使って「車作り」に挑戦です。


タイヤに車軸を通すところからスタートです。

 

今回、初めて木槌という道具に触れた子ども達。

 

力加減を気にしながら使う事ができました。

材料を探しながら「こんな風に作ろうかな?」と思いを巡らせます。


「こんな使い方があったんだ!」と大人が驚くような発想をみせてくれました。



9月の2週目、週の前半は「コマ遊び」です。


今日は親子アトリエの日。子ども達の大きな成長が感じられる日となりました。

 

今回も前回同様「くむくむ」を使ってコマ遊びをします。

 

 

コマは静止した状態と回転している状態に変化が見られる昔ながらの遊びの一つです。

 

点対称を意識する事で回転した際に美しく見えるように作るよう心掛けました。

 

 


週の後半は「回転台と球の描画」を行いました。
中華料理店の円卓のように、ぐるぐる回しながら絵の具をつけた筆やボールの軌跡を味わいます。

 

 

前回から更に「回転」する遊びを探究しました。

 

絵の具の感触が好きな子は絵具を触りながら、台を回転させてもらい、ろくろのように絵の具の流れる感触を味わいました。

 

 

 

回転台の持つ「円」の要素と、ボールの持つ「球」の要素を伏せ持つ次回への橋渡しのような活動です。




9月の3週目の前半は「CDのコマ作り」です。


円をテーマにした最初の活動ですが、まずは身近にある円を使って円に親近感を持ってもらう事をねらいとしています。

 

CDにはカッティングシートで飾り付けをしました。

その後、中心にコマの軸をホットボンドでくっつけて回して遊びました。

 

 

「回転混色」といい、円盤にそれぞれ別の色で塗り分けをした後、回転を加えると網膜上で混色し、別の色に見える現象をコマで楽しみました。

 

 


週の後半は、「立体円盤制作」を行いました。

 

今回は、二枚の切りこみをいれた円盤を組み合わせる事で複雑な形の立体円盤を作って遊びます。

 

また、マスキングテープを使って模様をつけたり、少し複雑な工程を楽しみました。

天板から転がすことで複雑な動きをみせる作品ですが、解体するととても単純な形の組み合わせだったりします。

 

積木遊びも、立方体や直方体などの単純な形が幾つも集まり、組み合わさる事で複雑な形を生み出しています。

そんな体験を今回は造形を通して味わってもらいました。






9月の4週目、前半の活動は「ビーズ池のティーカップ」です。


アトリエでも定番のとても楽しい活動の一つです。

 

ビーズの上にタライを乗せてその中に入って回してもらう事で球のもつ「転がす」性質を味わいます。タライの中には最大3人まで入れるので、まるでお友達と遊園地にきたようにはしゃいで遊ぶ子ども達でした。

 

 

 


後半は「隙間テープの円形スタンプ遊び」を行いました。


大きな布を天板に敷いて、そこに円形のスタンプをおしていきます。

 

グレーを使って統一しました。

円盤は2種類のサイズがあり、その違いも感じ取りながら制作をしました。

その上からポスカで塗りたくりを行います。

 

最後に布を裏面からみると、スタンプの跡が浮かびあがるという美しい作品に仕上がります。


手先から様々なものを感じ取り、探究している子ども達。

絵の具の感触も楽しめる活動となりました。

 


9月ラストの活動は、「ビーチボール遊び」です。


遠足の「大玉制作」に向けてボールに慣れ親しむ事をねらいとしています。

 


大きなビーチボールの上に乗っかってバランスをとったり全身を使って遊びます。

 

最後にはバランスボールも登場し、皆で運んで転がして遊びました。




さて、来月は待ちに待った遠足です。


子ども達にとって素敵な思い出となるよう願っています。


 

 

 

 

 

 

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