意志の力と聞くと、〇〇しなければならないと思ってしまうが、意志力は3つの要素でできているという。


1.望む力
→自分がこうなりたいと思う心


2.する力
→目標達成のために、進んでいく力


1.2は当然といえば当然である。


今日伝えたいのは3つめの力である。

それは、

3.やめる力


→やめる力を持つことで、意志力を継続することができる。
しかし、やめるには勇気が必要なこともある。

例:太っているから痩せたい
(1.望む力)


そのために、食事や運動する。
(2.する力)


なぜ、太ってしまうのか?
(3.食べてしまう→これをやめる)


〇〇しなければならないではなく、
〇〇したいという肯定的な考えを持ち、
やめる勇気を持つことで、意志力を継続することができる。


どうしたら、やめることができるのか?


それは、心の声と対話をすることが不可欠だ。


心の声を無視してしまうと、人の行動はよく分からない選択をしてしまう。


心の声と対話をするには、キャラクターをつけることが効果的になる。


例えばお腹がすいて、深夜に何か食べたくなったら、その心の声にキャラ設定をするのだ。


夜何か食べさせてくる心の声→「デブの素君」と名付ける。

この「デブの素君」を認識し、仲良くなることで
デブの素君の暴走も止められるかもしれない。

心という実体が掴みにくいものに、名前をつけることで、自分の意志を理解させることができるのだ。

これは、あらゆることで自分の望むことを邪魔する心が出てきたときに有効だ。


意志力はやめる力と、邪魔する心にキャラ設定の2本立てで、クリアにすることができる。


新しいことを好きな人は変化に強い。



何か新しいことに挑戦しようと



心で思っても



行動できないのは、



人間の恒常性が働いている。



その人が悪いわけではない。



極端な話、恒常性が無ければ



人間は死んでしまうかもしれない。



身の危険を感じるよりも



大人しくしていれば命を落とすことはない。



人類の繁栄こそが最も大切な使命と



インプットされているからだ。
 


新しいことにチャレンジしようと思う人は



小さな変化からスタートすれば良い。



いつも飲む飲み物を変える。



通学・通勤経路を変える。




絶対に選ばない食べ物を食べる。



簡単なことで良いのだ。



いつもと同じスタンスを



変え続けることで、変化になれる。



簡単なことだけど



変えられない、ことを経験すれば



変化を拒んでいる自分を発見できる。



そこに気付ければ、



チャレンジしようと思って



やる気が無くなったとしても、



あ!!



変化することを拒んでる!!って



ことを知れる。



簡単な変化の繰り返しが



大きなチャレンジのタネを作る。

想定外の出来事に気持ちが下がって



しまうことはありませんか?



気持ちが下がるとは、



自分の脳が勝手に嫌な反応を



選択しているだけなのです。


 
それは、悪いことではないのです。



人間の嗅覚です!



刑事ドラマでいうならば、



危険を感じない主人公は、



すぐやられてしまうでしょう。



嫌な出来事から、



目をそらさず



向き合うことで



物語の展開が変わって行くのです。



何も起きない人生は



安心かもしれないですが



つまらないでしょう。



何か起きた時、



対処できる力も身につきません。



そこで諦めたら、



人生でも脇役です。



悪いことが起きた時こそ、



"主役の出番"がきた証なのです。



そう思うと



マイナスが来た瞬間に



0.1秒でプラスのエネルギーに



変えてあげましょう!