ひとり旅2日目。
金沢の郷土料理などのホテルの朝食をいただいた後、散策に。
ホテルのそばにある尾山神社。
加賀藩祖である前田利家と正室お松の方を祀る神社。
和漢洋折衷の三層のアーチやステンドグラス、柱が美しい。
焙煎の薫りと懐かしい店構えに誘われ東出珈琲でひと休み
積み重ねされた暖かい空間で東出ブレンドをいただきました
高速バスで白川郷へ
ずっと行ってみたかった場所
飛騨牛と白川郷の地ビール
先日たまたまテレビで見た、蛭子さんやサンドイッチマンが食べていた白楽の中華そば。
ピリ辛にしてしまったので赤いけど、鶏のスープにちぢれ麺、私好みでした。
同じ日本にこんな風景の場所が残っているんですね
金沢へ戻り夜の街へぶらり
歩いていて一番気になった、女性がひとりで営むおばんざいの小料理屋さんへ。
突然入ってきた一見の私を気持ちよく暖かく迎えてくださいました。
地産地消にこだわった金沢の家庭料理のお店。
福岡の大根はどんなに煮てもこんな食感にはなりません。
めちゃくちゃ美味しかった。
日本酒と一緒にやわらぎ水をどうぞとお水を出してくださった。
チェイサーのことを金沢ではやわらぎ水と言うのだそうだ。言葉も素敵です。
日本酒が美味しい土地ならではの美味しいおから。具材のひとつひとつの味や食感がちゃんと感じられました。
春を知らせるお料理の数々。
とても絶妙なやさしい味付けで、何より積み重ねられた女将さんの人生と思いが詰まった料理。
とっても美味しかったです!
たくさんのキープのお酒の札は後ろに隠して美しく並べられていた。
美意識の高さを感じる。
女将さんはお料理のことをいろいろお話ししてくださり、お客さんの皆さんも金沢の食や町並みや人の文化、大切にしている思いなど、暖かく優しく教えてくださった。
ありがとうございました。
また行きたいです。
帰り道。ほろ酔いで歩いていると気になる道に誘なまれ迷い混んだ場所が武家屋敷跡だった。
観光客どころか人ひとりいなくて静かで、光に照らされとても幻想的。
夢の世界に迷い込んでしまったようで、雨が降りだし本当に道に迷ってしまっていたら、通りすがりのおばさまが道を教えてくださった上に傘までくれました。
ご親切、本当にありがとうございました。
余韻に浸りながらおうち呑み