2月28日
金沢の旅の最終日
夜はとても幻想的だったが明るい景色も目に焼き付けに
江戸時代へ時間旅行
繊細で絶妙な甘味でした
近江市場へ
やはり新鮮なだけではなく、アミノ酸をよいタイミングで引き出す熟成にこだわっているのがわかる
横断歩道で車が通りすぎるのを待っていると必ず人が通るまで待ってくださったり、人とすれ違う時にぶつかりそうになると必ず足を止めて「すみません」と丁寧に謝ってくださる。
スーパーでも日本のどこにでもあるチェーン店でも、全然違うお店みたいに陳列や店づくりが美しく上品に並んでいる。
駅の3人掛けのベンチには真ん中のひとり分にお花を植えてある。
ゆとりを象徴しているようだ。
古い建築を街ぐるみで大切に守り、個人の住宅の入り口や庭も美しくすっきりと整備されている。
繁華街にはセンスのない仰々しいデザインの看板が見当たらない。
人々の美意識の高さやものを大切にする心や、もともと備わっているセンスが街並みの美しさを守っているようだ。
人の歩き方からもゆとりを垣間見る。
せっかちな人なんてみなかった。
話し方も上品でゆっくりと。奥ゆかしさの中に
プライドや高い価値観を感じた。
表面だけでなく、深い歴史や思いから美味しくて美しい、心地よい街。
素敵な旅をありがとうございました。
博多駅へ着いた途端、大騒ぎする人の声やせっかちに歩く人の音。
そういえば金沢では聴かない音だったなーと、現実の世界へ戻ってきたような。
ほっとするような。