一瞬にして わたしは自分が何かを知りました。[レイキ体験3rdディグリー7] | もっとラクでもいいんじゃない?- DAYBREAK healing room-

もっとラクでもいいんじゃない?- DAYBREAK healing room-

ストレス、イライラ、モヤモヤ・・で、心が「いっぱいいっぱい」な頑張り荷重女子のあなたに贈る、自分らしくラクに生きる【身軽女子】のススメ。まるで心がキャパUP?! 月1回のワークショップで、あなたも心の身軽女子になっちゃおう!

すべての原因、と思っていた【その人】に
「ありがとう」を言い続けるという課題を越え、
わたしは、長年ずっと溜め込んで来た感情と想念から
やっと解放されました。
それから数日・・・
自分の中に作って、自分を閉じ込めていた牢獄から出たわたしを
それまで考えたことのないような、新しい体験が待ち受けていました。


前回までの記事
矢印レイキとの出会い(レイキ体験 序)
矢印「失うものなんか、何もない。」(レイキ体験1~出会い~)
矢印「だって、悪いのはわたしじゃないから」(レイキ1st)
矢印「不意に、重さのある空気が隣にありました」(レイキ2nd-1)
矢印「浄化と癒しへ進む道の、最初の扉」(レイキ2nd-2)
矢印「大したことじゃない、なんて思って、ごめんね」(レイキ2nd-3)
矢印「それは、「光」としか呼べない光でした」(レイキ3rd-1)
矢印「全部当たり。見えるようになったね」(レイキ3rd-2)
矢印「自分でコントロールできないものを、能力とは呼ばない」(レイキ3rd-3)
矢印「ガラスの壁」~前編(レイキ3rd-4)
矢印「ガラスの壁」~後編(レイキ3rd-4_2)
矢印壊れてしまえ[レイキ体験3rdディグリー5]
矢印わたしの中で、凶悪な大蛇がのたうちまわっているようでした。[レイキ体験3rdディグリー6]



花キラキラ花キラキラ花キラキラ花キラキラ花キラキラ花キラキラ花キラキラ花

 レイキ体験12
~レイキサードディグリー7~ 

花キラキラ花キラキラ花キラキラ花キラキラ花キラキラ花キラキラ花キラキラ花



ヘンだと思いました。


だって、食欲がないのです。
インフルエンザで40度の熱出してもモノを食べてたわたしが・・・


疲れているのかな? と、自分を励ますつもりで 
お気に入りのレストランに行ってみましたが 
やっぱり、何も食べたくないんです。


いや、正確に言うと、食べたくないのではなくて
食べ物を見ても それが何だかわからないのです。

ハンバーグだね、サンドウィッチだね、と そういうことはわかります。
食べるものだということも、知っています。

でも、何をどう頑張っても、
食べたいっていう気持ちが出て来ないないんです。

何を見ても ロウでできたサンプルを見ているみたい・・・
いや、それ以下だったかもしれません。
なんの感情も出てこないのですから。


次の日には、飲むことにも興味がなくなりました。

朝、なんとなく習慣で買ったお茶のペットボトルを 
一度も封を開けずにいました。
他の人がお茶を飲んだりジュースを飲んだりしているのを見て 
ふーん・・そういうことするんだあ・・って感じ。
不思議なコトするなあ~と感じている自分を不気味に思いました。


更に、眠れなくなりました。

目を閉じると 目の裏側が明るくて明るくて、
とても眠るどころではないんです。

アチューンメントを受けたときの「丹光」にも似ていましたが、
もっとずっと明るい光。

でも 眠らなくても眠くならないことに気が付いて、眠るのは諦めました。


以前、毒キノコに当たった人の体験談で
「神経毒だから、おかしな反応が出るのよ」
「ぜんぜん眠れなくて、でも元気なの」
と聞いたことがあったのを思い出しました。

でも、別に、キノコなんか食べた覚えもないし・・・


そのまま 飲まず食わず眠らずで一週間が過ぎた、ある日。

突然。体じゅうが熱くなりました。

ああ、カゼひいてたのかあ。と、思ったのですが 
体温計は36.4度。

気のせいかなあ? 何だろう??

そう思いながらいつもの通りに仕事を始めようとしました。


でも。

どんどん熱くなってくるんです。


背骨が。
熱い!

焼きごてを当てられてるみたいに熱い!

ここが背骨だよ、って自己主張しているみたいに熱い!!

背骨が 溶鉱炉に入った鉄みたい。
真っ赤に溶けている感じです。

もう じっと座っていられなくなりました。


燃える背中をよじりながら 
うろうろ散歩しているうちに、
今度は音がし始めました。

口笛のような音、サイレンのような音。

音はどんどん大きくなってきて、
何かの音楽のように聞こえてきました。

誰かが口笛を吹いているんじゃないかと思って 
きょろきょろしながら歩きました。

CDをかけてる家があるんじゃないかと思ったけれど 
歩いても走っても、ずっと音楽がついてきます。


続いて、光が始まりました。

光が風のようにチラチラしながら通り過ぎるのを 何度も見ました。


何も食べていなくて、
何も飲んでいなくて、
眠ってもいなくて、
苦しいのに、全然疲れた感じになりません。


自分の状況をできるだけ客観的に見て・・・・

わたしは、これは、いよいよ狂ったと思いました。


病院に行かなくては、仕事は、家族は、どうしたらいいんだろう・・
思考もとりとめがなくなってきて ヤバイと思いました。



もうダメだ・・・・・

明日、病院に行こう。そう決心しました。



その夜。

家族が寝静まった部屋で、ぼーっと座り込んでいたとき。
唐突に 最後がやってきました。


目の前に 真っ白い光のボールが浮かんでいました。


じっと見ていると それは 次第に大きくなって 
中に入れそうな気がしました。

わたしは、意識でボールの中に入りました。


すると。



・・・・何がそこで起こったのか。
それを言葉で書くのは とても難しいですけれど・・・



静かな世界でした。



そこで、一瞬にして わたしは自分が何かを知りました。
わたしだけじゃない。
生きるものすべてが、なんのために存在しているのかを知りました。



わたしたちは「愛」でした。


そこにあること。それだけが一番素晴らしいこと。

わたしたちは ひとつであり 同時にそれぞれであること。



突然やってきた深い理解に運ばれるように
わたしは立ち上がり、外へ出ました。


夜明け前の白い月が、
穏やかな光を庭に投げていました。

そして、
わたしの理解は、急に確信になりました。


花は花の、虫は虫の、ヒトはヒトの、
それぞれの姿に分かれているけれど

すべてが体現するモノはたったひとつ。
愛であること。

その素晴らしさを広げるために もっともっと喜ぶために 
わたしたちは、それぞれの姿に分かれているだけだったのです。


微風にそよぐ、草の一本一本までが鮮やかで
根元にうずくまる虫たちの息づかいが聞こえました。

どの命も どの命も かけがえがなくて 愛おしくて
生きていることが嬉しくて嬉しくて 震えるようでした。



次の日から。

少しずつ眠れるようになり、お茶をおいしく感じるようになり
ご飯が食べられるようになって わたしは通常の状態に戻りました。

このときに得た、確信はそのままに。



あとから聞きましたが これを「クンダリーニが上がる」と言うのだそうです。
最終的には とても感動的な体験がありましたけど
このときの苦しかったことは 忘れられません・・・・


(続く)
※このシリーズはできるだけ毎週火曜日に連載します。




前回までの記事
矢印レイキとの出会い(レイキ体験 序)
矢印「失うものなんか、何もない。」(レイキ体験1~出会い~)
矢印「だって、悪いのはわたしじゃないから」(レイキ1st)
矢印「不意に、重さのある空気が隣にありました」(レイキ2nd-1)
矢印「浄化と癒しへ進む道の、最初の扉」(レイキ2nd-2)
矢印「大したことじゃない、なんて思って、ごめんね」(レイキ2nd-3)
矢印「それは、「光」としか呼べない光でした」(レイキ3rd-1)
矢印「全部当たり。見えるようになったね」(レイキ3rd-2)
矢印「自分でコントロールできないものを、能力とは呼ばない」(レイキ3rd-3)
矢印「ガラスの壁」~前編(レイキ3rd-4)
矢印「ガラスの壁」~後編(レイキ3rd-4_2)
矢印壊れてしまえ[レイキ体験3rdディグリー5]
矢印わたしの中で、凶悪な大蛇がのたうちまわっているようでした。[レイキ体験3rdディグリー6]