★池江厩舎★

■京都12R ×ラルシュドール
・ダートでは叩きながら良化させる厩舎で今回は6か月ぶり。初挑戦のコースに初騎乗の騎手と初物づくしで、叩き台の予感。


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★藤沢和厩舎★

■東京6R ×トレクァルティスタ
・鞍上も競馬場もコロコロ変わっていて一貫されていない。距離短縮はプラス要素になるが、全体的に勝ちを狙うローテとは感じられない。

■東京6R △サトノフェラーリ
・前走は直線で馬が密集したときにひるんでしまってほとんど追っていない。そのレースぶりから、惨敗後でもそれほど人気は落ちないと思うが、今回は馬の密集を避けるために安全に外を回すことが考えられる。そうすると追って届かずのパターンになりそう。

■東京7R ×マデューロ
・未勝利勝ちの競馬場に戻ってくることは好材料だが、それ以外は何もなし。ここを勝たせるほどの気配や力があるようには感じられなかった。

■東京9R ◎ダンスファンタジア
・昨年2着したレースに、昨年と同じ鞍上で挑戦。社台系の牝馬は6歳春で引退するため東京で走れるのは今回が最後。厩舎縁の馬でもあるし、最後にこの馬の総決算として走らせてくる可能性を信じる。


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★藤原英厩舎★

■東京12R ×ラヴァンドゥー
・前走は人気薄での激走で、この厩舎にしては珍しい部類。珍しいということはその後の計算がしづらいということにもなる。雪の延期による被害をモロに受けた馬でもあり順調とは言えないが、前走の勝ちっぷりが強烈だっただけに人気過多になりそう。

■京都6R △ルミナスパレード
・この馬も雪の影響で予定通りに使えなかった。雪の延期で出走が伸びた馬=予定が狂ったことになるので、一度様子を見たい。

■京都12R ×メイショウコンカー
・優先出走権を獲得して叩き2戦目の競馬。とはいえ休み明けから仕上げる厩舎なので、前走以上の上積みがあるとは限らない。この馬の戦績を見ても、叩き2戦目での好走はなし。


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★堀厩舎★

■小倉5R ×マルシアーノ
・小倉は滞在競馬&芝で結果を残す馬。この馬は休み明けでいつから小倉にいたのかわからないし、ダートなので勝負馬ではないと見る。


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印は各調教師のメモを参考に設定

◎:単勝に妙味があって買える馬
○:複勝圏はあるが単勝は微妙な馬
△:入着が見込める馬
×:6着以下になる可能性が高い
★角居厩舎★

■東京2R △フローズンロープ(2人1着)
・関西馬の関東でのデビュー戦。角居厩舎が関東でデビューさせることは少なく、勝負とは言えない。
長距離輸送があるため、3日間延期したこともマイナス材料。


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★藤沢和厩舎★

■東京3R ×レッドウォーリア(1人9着)
・芝に使ったりダートに使ったり迷走している馬。基本に忠実な厩舎のため、特殊な使い方をしている同馬はむしろ割り引き。

■東京5R ◎レッドシェリール(1人5着)
・優先出走権ありで中1週は厩舎の勝負パターン。
前走は50%の確率で除外される可能性があった。それも考えると、100%出走が決まっていた今回の方が勝負気配は強いはず。


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★堀厩舎★

■東京11R △カノーロ(4人15着)
・芝レースは中山を重視する厩舎。
3か月以上の休み明けで東京を使った場合、叩き2戦目の成績がよいため、今回は入着狙いと予想。

■東京12R ×ミエノゴーゴー(6人12着)
・堀厩舎が前走大敗馬を立て直すパターンは、3か月以上の休み明けか叩き2~3戦目。この馬は2か月休み明けだが、こういった馬は叩きながら良化させることが多い。そのためここは見送り。


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印は各調教師のメモを参考に設定

◎:単勝に妙味があって買える馬
○:複勝圏はあるが単勝は微妙な馬
△:入着が見込める馬
×:6着以下になる可能性が高い
★池江厩舎★

■東京11R ×リルダヴァル
・池江厩舎は重賞では、力のある馬は関西・力が少し足りない馬は関東で使うことが多い。平均人気を比較すると、2.0ほど差がでていた。成績もそれに比例していて関東での勝率は低め。
唯一良績を残すパターンは外人への乗り替わり。池江厩舎ならではだろう。
今回は関東騎手への乗り替わりなので、期待値は低い。


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★角居厩舎★

■東京8R ×メイショウブシドウ(7人13着)
・この馬は前走久しぶりの平地で勝利し、連続で平地に出走してきている。といっても、角居厩舎は特別レースを重視する厩舎。特別レースが多い1000万下で平場に使うことは稀。ここは4月の障害レースまでのつなぎの出走と見る。

■東京11R ○エキストラエンド(3人2着)
・芝1600mに力を入れていない厩舎ではあるが、京都金杯を勝ったこの馬をここに使うことはごく自然。しかし前走は鞍上の好騎乗が光ったレースだったため、連勝まではどうか。惜しくも届かず3着に入るパターン。


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★藤沢和厩舎★

■東京7R ◎レッドルーファス(1人1着)
・5か月ぶりの競馬。休み明け初戦で東京コースを選んだことだけでも魅力的。
それに加えて、開催延期と芝1800mに変更という2点が、この馬にはかなり味方しそうな気配。ざ石明けのため日程は少しでも後ろの方がよく、藤沢厩舎は芝1800mと芝2000mで勝率が2倍近く違うからだ。

■東京8R △モントリヒト(3人3着)
・厩舎にダート1000万条件の馬があふれていて東京まで待った馬。藤沢和厩舎のダートは叩き重視であり、他馬のために休んだことが裏目に出そう。

■東京10R ×ポールアックス(10人12着)
・半年以上の休養明けを得意とする厩舎ではあるが、特別戦になると話は別。あまりいい成績は残せていない。去年ブノワ騎手で大穴を空けたので、今年もそれを狙っているだろうが、計算して勝てる馬ではない。

■東京11R ◎サトノギャラント(4人5着)
・藤沢和厩舎の重賞挑戦は、2~3か月の休み明けの成績が一番良い。前走からの継続騎乗もプラスで、この馬はどちらにも当てはまる。馬自身も東京芝1600mでは4戦4勝と素晴らしい成績。このレースに全力仕上げをしてくることは必然。

■東京11R ×レッドスパーダ(7人13着)
・藤沢和厩舎の重賞挑戦勝負パターンからは外れる馬。出走3頭の中では一番条件の悪い馬なので。

■東京11R ○コディーノ(1人4着)
・前走に引き続きリスポリ騎手を確保できたことはプラス。力もあると思うが、サトノギャラントの方が気配が強いため、ここは○に。


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★堀厩舎★

■東京5R △ノーブルプラネット(7人1着)
・新馬戦惨敗後に休んだことはプラス。ただし新馬戦と条件が全く同じということが気がかり。2戦目で勝ちあがる馬は、距離を延長していたり騎手を替えていたり、環境の変化がある馬ばかりだった。

■東京11R △レイカーラ(6人6着)
・堀厩舎の重賞成績はわかりやすい。東京で着を拾って中山で勝ち切る。ここは着拾い狙いのレースと見る。


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印は各調教師のメモを参考に設定

◎:単勝に妙味があって買える馬
○:複勝圏はあるが単勝は微妙な馬
△:入着が見込める馬
×:6着以下になる可能性が高い
★堀厩舎★

■小倉9R △リングネブラ(3人1着)
・この馬は小倉初戦だが、前走後からは小倉に滞在している。小倉の滞在競馬は厩舎の勝負パターンである。しかし、今週が勝負だったのは土曜日の2頭だった。この馬は前走の人気もなくここでは狙えないので、再来週が勝負。


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印は各調教師のメモを参考に設定

◎:単勝に妙味があって買える馬
○:複勝圏はあるが単勝は微妙な馬
△:入着が見込める馬
×:6着以下になる可能性が高い
★池江厩舎★

■京都9R △リグヴェーダ(2人16着)
・ゴールドアリュールやゴールスキーの弟で、ダートに替わることに違和感はない。しかし、「ダートでは叩いて成績を残す厩舎」「前走の芝レースの内容が悪すぎる」「主戦の岩田騎手に依頼していない」の3点から、ここが勝負とは感じられない。
岩田騎手は同厩のサトノアラジンのために関東遠征しているので、ここに乗れないことは元から把握していたはず。出走レースの調整はいくらでもできたのでは。

■京都10R ◎マウントシャスタ(2人9着)
・怪我をしたわけではなさそうだが、1年間休養していた。復帰初戦に選んできたのは2戦2勝の京都芝1800mで、厩舎の思惑を感じる。鞍上のベリー騎手は同厩のトゥザグローリーにも騎乗するが、能力や今後の期待値を考えると、この馬のために遠征してきたとも考えられる。その可能性を信じて◎に。

■京都11R △トレイルブレイザー(9人11着)
・池江厩舎の芝重賞得意パターンは、2~3か月の休み明け。この馬は4か月休んでいるのでちょっと休みすぎ。同厩馬の使い分けのために1月の出走を控えてここに回ってきたようだ。実績あるコースで色気はあるかもしれないが、5着がやっとだろう。

■京都11R ×トゥザグローリー(7人8着)
・池江厩舎の芝重賞得意パターンは、2~3か月の休み明け。この馬は休み明けから6戦目。近2走をルメール騎手で凡走していることからも、ここはなかなか厳しい。

■小倉2R △ステーキ(2人6着)
・裏開催のダートでは定番の川須騎手騎乗馬。裏開催では川須騎手に乗せることが多いが、勝つのは継続騎乗してきたとき。従ってここは5着で優先出走権を確保し、再来週が勝負ということになる。
ちなみに、小倉開幕週に使わなかったのは、入厩後10日の出走制限に引っかかっていたから。


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★角居厩舎★

■京都5R △エアマチュール(4人9着)
・角居厩舎は、夏・秋の新馬戦が勝負レース。冬場の新馬戦には力を入れていない。また、ノーザンファーム産の馬は新馬戦から勝負するが、社台ファームの馬は2走目以降が勝負。

■京都9R ◎レッドサクセサー(4人3着)
・叩き3戦目のダート特別レース。これは勝負パターンであり、C.デムーロ騎手に乗り替わることもかなりプラス。前走はスタート出遅れが全てだし、勝つための乗り方はわかっている。連闘後に間隔を空けずに使うのもこの厩舎にとっては○。

■京都10R ○ミルドリーム(5人2着)
・去年と全く同じローテーションを選んできたが、前2走は去年よりも着順を落としている。また、去年のこのレースは内田騎手の好判断で勝てたもの。去年より勢いが落ちていることも含めて、2~3着まででは。

■京都11R ○ラキシス(3人4着)
・芝2200mが得意という珍しいタイプの牝馬。芝2200mのレースを求めて京都記念に出走。角居厩舎は3か月近い休み明けの場合、人気通りに走らせることが多い。強い馬がいるこのレースでは、3着あたりになりそう。

■小倉11R △サンビスタ(1人1着)
・得意の裏開催ダート特別レース。・・ではあるのだが、想定時点では鞍上が決まっていなかった。本当に勝負するなら1週前の段階で鞍上は決めているのではないだろうか?不安が残る馬である。


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★藤原英厩舎★

■京都5R ◎プリモンディアル(1人1着)
・藤原英厩舎の新馬戦は、冬場が勝負。勝率を重視する厩舎なので、層が薄くなるこの時期が勝ちやすいのだろう。迷わず本命に。

■京都10R △ヘミングウェイ(1人3着)
・藤原英厩舎は、大敗からの巻き返しが少ない厩舎。さすがに前走は負けすぎていて、ここから立て直せるとは思えない。ただし、勝負の福永騎手に乗り替わりなので、格好はつけてくるはず。

■京都10R △トーセンラー(2人2着)
・勝負重賞には、1~2か月の短期休み明けか、6か月近い休み明けで参戦する厩舎。3~5か月ぶりの場合は、叩いて2戦目が勝負の事が多い。京都得意の馬なのでそこそこ好走はするだろうが、勝つまでの勝負気配はないと見る。


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印は各調教師のメモを参考に設定

◎:単勝に妙味があって買える馬
○:複勝圏はあるが単勝は微妙な馬
△:入着が見込める馬
×:6着以下になる可能性が高い