おはようございます

肌寒いくらいの気温の兵庫です。
昨日は沢山のご訪問ありがとうございます。励ましのご連絡も沢山いただき、更に前向きに捉えようと思えましたが、まだ続きがあるんです。頑張れるかな(ーー;)って思っちゃう事が続きますが、『自分に起こったことは、誰のせいでもない。自分で解決するしかない』と思うので、何とか頑張ってみようと思います。
初めて訪問された方は
まずはここから読んでください。
血液内科を受診する前に沢山の問診がありました。その中に、家系図みたいなものを書く欄があり、これが血の繋がりって感じる図を自分で書いて完成させました。改めて書いてみると、私の父方は祖母は胃癌、叔父は前立腺癌、叔母は肺腺癌、父は胃、大腸、胆嚢、前立腺癌で、父だけがまだ元気で健在です。それにしても癌家系って感じがよくわかる図式。(こんな感じのイメージでした)
こんな風に書くと、娘達も気をつけないとと思いますよね。20才になってから2人にがん保険は加入しましたが、私も加わりそうなので、彼女達にも不安を残すような事になってしまった事を可哀想に思います。
血液内科の先生とお会いするのは初めてで、中待合で待っていると、私の前に診察室に入っていった患者さんの笑い声が聞こえました。きっと気さくで優しい先生なんだろうなぁって好印象。
診察室に入ると短髪の細身のDr.が立ち上がり、先生自ら『初めまして!血液内科の〇〇です』と挨拶してくれたのでビックリ。慌てて夫婦2人で自己紹介しました。なんとも爽やかで感じのいいDr.です。
まずは病名の話から。ストレートで病名を告げられ、まだ確定ではないので検査結果が出てからになりますが、かなり進行が早いのですぐに治療出来るように、先に検査を入れて行きましょうって事でしたが、え?まだ何か検査するの?って思いながら、PET検査結果をここでも聞きました。
『これ!なんですけどね』から始まり、先程見た画像と違う光るものが。『あの!肺と食道だけだと聞いてますが』って言うと『そう聞いてますか』って話しながら、『ここ!なんですが』って画像をとめたので、『これは、どこの部分ですか?』ってだんじりさんが聞いたら、『骨髄ですね』ってゆっくり答えたので、頭が真っ白になって気がついたら先生に『大丈夫』って体を支えられてました。ふぅーってなったのかな?でも、右横にいるだんじりさんの方には倒れず、無意識に若い先生の方に倒れて行ったみたいですね(笑)。
そこからは本格的な治療の話だけど、大学病院では入院はすぐは難しいので、西宮の病院なるかもしれない事と、肺生検の一部を分けてもらって、癌の型を調べる様子。結果が出るのは2週間くらいかかるって事、すぐわかる型もあるようで、そちらだとすぐ治療に入れるとか。その為に骨髄検査を先に済ませて置くって事など、沢山沢山お話し聞きました。肺生検のあとそのまま骨髄検査してくれたら助かるけど、科が違うからかな?できないみたい。これが大学病院あるある。結局、早く検査した方がいいので外来でする事になりました。骨髄検査は2回刺すんだって。1回目は骨髄を、2回目は骨を取りますって説明でしたが、もう何が何だかんだわからない感じでした。
何?聞いていた病名とまた違うって事?って、言われている意味がわからなくて、不安な気持ちが更に増しました。テクフィデラでリンパ球下がってきてるのに、PMLの可能性は大丈夫なのかな?とか、抗がん剤治療してもらえるレベルなのかな?とか、治療してる時MSの薬飲めるのかな?飲んで大丈夫なのかな?とか、色々聞いたけど、呼吸器内科では『エビデンスがないので』って話していたけど、1番気になる所が1番わからないのかな。大学病院以外で入院なら神経内科のお薬の相談はどうなるんだろうって、不安だらけで涙も出なかったです。
まだ治る可能性があるのか?なんでこうなったのか?って、考えてたら不安そうな顔をしてたんでしょうね。先生は忙しいスケジュールをスマホとパソコン画面でにらめっこして、生検の結果出たらその先をどうするかを説明してくれる日を探してくれてました。診察時間外の26日に診察してくれるらしく、29日は外来で骨髄検査をして、その後の予定は未定です。入院が出来ても7月に入っちゃいそう。それまでは重い荷物持ったり、疲れないようにする事と、なるべく人と接触しない事。風邪ひいたりしたら悪化するからかな。
色んな深刻な話をしていたんだけど、途中面白い事もあったんですよ。Dr.が治療の説明を始める時だんじりさんを『お父さんですか?』って聞いたんです。チラッとみて(父です)って言いそうになったけど、マスクの上から口を押さえ『いえ!主人です』って言って『お父さんに見えたんや』って笑ったら『あほ!50歳の娘いるように見えるはずないやろ』とだんじりさん。横でDr.困ってましたが、マスクしてるから私が年齢より少し若く見えたのか?、それともだんじりさんが初老にみえたのか?(笑)。Dr.は『そう言う意味じゃありません』って言ったけど、どう言う意味のお父さんって、笑いが止まらない私。その後の深刻な話も気持ちが楽に聞けました。
『骨髄検査は痛いです!』ってハッキリ言うような先生だけど、一生懸命に患者さんの事を考えてくれそうな優しい先生みたいなので、頼もしいです。
血液内科を終えたら、『最後にコビットして帰ってください』と言われ、(コビット??)ってコロナ検査の事だったみたいです。看護師さんから色々説明があり、その後個室に入り凄い機械の前に座って、よくテレビで見る防護服を着た人に名前を聞かれ、『〇〇〇です』ってその人の顔向いて言ったら、『前向いて』って注意され、横から鼻に長〜いものをグリグリグリグリグリ!いつまでするねーん
ってくらいかき回され終了。検査後は会計もせず、玄関に誘導され帰りました。夕方迄には検査結果が出るので、外出せず家にいてくださいとの事。結果私は陰性でした。

コロナ流行で大学病院は入院してもお見舞い禁止。個室でも入るのダメらしいので、入院しちゃうと誰とも会えない様子。私達みたいな治療する人にはいい環境なんだろうけど、やっぱり寂しいでしょうね。
どこでどんな治療するのか出来るのか?わかりませんが、今はまず月曜日の恐怖の気管支鏡検査をする事が何より怖い。胸や背中腰はかなり痛いけど胃まで痛い。もうこれ以上治す箇所増えないで欲しいなぁ。
さぁ、これで大学病院のお話はおしまい。長ーくなりましたが、お付き合いありがとうございました。今日は久しぶりに寮から娘ちゃんが帰ってきます。家族揃って会えるのは今日と明日だけになりそうなので、楽しい時間を過ごしたいと思います。
今日も元気に頑張りましょう。
多発性硬化症