MS患者のジェラルドさんの世界ツアーのお話 | 大切な時間

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『普通の事を出来ることが何よりの幸せ』そう思うことが出来たのは、病気になったからかも知れません。毎日の暮らしを大切に、家族に作る食事を中心に楽しみながら更新しています。たまに我が家の猫マサヒロも登場します。

こんにちは晴れ
今日は大学病院受診から帰り、クーラーのきいた部屋でのんびり過ごしています。

先日、日本多発性協会(理事兼事務局長.中島様)より、1人でも多くの同病さんに知っていただきたいと下記の内容を送っていただきましたので、こちらブログで共有します。


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日本にはMS患者は2万人ほどおられると言われています。そして世界には300万人ほどの患者様がいらっしゃいます。

4年前の2015年の春、フランスより自転車で世界一周をしていた勇敢な人達がいます。MS患者のジェラルドさん(当時55歳)と若い5人の計6人チームが世界を一周し、途中で日本に立ち寄りました。アジア大陸では日本のみに来たそうです。4年経った今、その時のビデオができましたので、先週フランスから送られて来ました。(若い5人はMS患者様ではありません。)

フランスからのメールにある、YOUTUBEをご覧ください。7分弱のビデオでフランス語ですが、英語のサブタイトルですので、お分かりかと思います。

MS患者のジェラルドさんをトロッコに乗せ、2人乗りのタンデム自転車で若い人達が引っ張ります。ヨーロッパから始まり、北アメリカ、南アメリカのアルゼンチンへ、そしてアフリカ、オーストラリア、日本、へ、そして、トルコに移動してイタリア、フランスのヨーロッパに戻る1年間の自転車ツアーでした。アルゼンチンではアンデス山脈の3000メートル近辺を自転車で横断しています。とにかくすごい!若い力はすべてを可能にします。

途中で日本に立ち寄り、東京では日本MS協会主催の多発性硬化症の講演会に特別ゲストとして参加、また、東京、大阪ではMS患者様達とも交流会に参加して意見を交換、患者様に元気と勇気をシェアしました。静岡から浜松までは自転車に乗りサイクリングです。浜松あたりから電車を乗り継いで名古屋に。そして奈良に移動して、日本の文化を身体いっぱい楽しみました。奈良ではミニ
コンサートをしました。フランスの若い人達は、バイオリン、アコーディオンとギターを演奏です。そして大阪の関西空港からトルコのイスタンブールへと繋がって行きました。

MS患者のジェラルドさん(愛称はジイジイ)は「世界中のMS患者様と会い一緒に頑張っていきたい。周りの人から応援をしてもらえれば、何でもできることを証明したいのです。目標を持つことは素晴らしいです」と力強く語っていました。
中島様も皆さんも素敵な笑顔。
こんな風に共有する事で、更に素敵な繋がりができますように。

今回ご連絡いただいた中島様は下記にいらっしゃいますので、詳しいお話伺いたい方やご興味のある方は、是非ご連絡下さい。

認定NPO法人日本多発性硬化症協会



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