こんにちは、皆さん。今回は、5月31日から6月6日までのファンドの動きと最近の利下げの影響についてお話しします。
ファンドの動き
この1週間、あるファンドの価額は大きく下落することなく回復傾向にあります。
米国を中心にインフレ再燃の懸念がありましたが、ようやくインフレが落ち着いてきたことを示す経済指標が出てきました。
経済指標の発表
5月31日、米国FRBが重視する4月の個人消費支出物価指数(PCEデフレータ)が発表されました。
結果は、総合指数が前月比で0.3%上昇し、インフレが落ち着いていることを示しました。このニュースを受けて、
ダウ平均株価は574ドルも上昇しました。
雇用状況の改善
6月4日には、米国の雇用動態調査(JOLTS)が発表されました。
結果は、求人件数が減少し、雇用状況が改善していることを示しました。これにより、
賃金インフレの抑制が期待されています。
利下げの動き
インフレの落ち着きを受けて、主要国の中央銀行が利下げを行い始めました。
6月5日、カナダ中銀が金利を5.0%から4.75%に引き下げました。
翌6月6日には、欧州中央銀行(ECB)も4.5%から4.25%に利下げしました。
米国のFRBはまだ利下げを行っていませんが、9月のFOMC(連邦公開市場委員会)での利下げの可能性が高まっています。
株式市場への影響
利下げが行われると、企業の資金調達コストが下がり、業績が向上することが期待されます。
特にハイテク株にとっては有利な状況です。最近では、AI関連企業であるエヌビディアの株価が上昇し、
時価総額が一時的に3兆ドルを超えました。
今後の見通し
FRBが利下げを行えば、株式市場のさらなる上昇が期待できます。
まずは、6月11日から12日に開催されるFOMCに注目しましょう。
今後もこのような市場動向をお伝えしていきますので、お見逃しなく!
それでは、次回の記事でお会いしましょう。