◆ワンちゃん だって自主避難!

飼い主さんが戻らない家で、どれほど不安な日々を 過ごした事でしょう・・・
動物達にとっても 地震は恐怖です!
学習能力は 人が思っている以上に 高いのです。
あの日、地震があったから 人が居なくなった事を 知っています。
ワンちゃんが 見つめる瞳が 悲しい・・・
遠く 遠く見つめる瞳が 切ない・・・
誰も居なくなった場所で・・・
ボク達、ワタシ達は 何処に行けばいいの?と・・・
◆日本政府は 頼りにならないから 自分で避難できるワンちゃんはじめ
歩ける子(動物達)は どんどん避難しなさーい! と言いたい!
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「ここ最近は毎日のように、知らない犬を見かけるようになりました」
そう話すのは、福島県田村市に住む男性。事故が起きている福島第一原子力発電所からは、20数キロの地点にある。原発から半径20キロ圏内では、住民に対して避難勧告が出されているため、飼い主を失った犬たちの“大脱走”が始まっているのではないかと思われる。
男性は続けて「食べるものが欲しいのか、エサを与えると寄って来ます。首輪をしているし、表情が疲れているようだし、気の毒ですが、エサを食べ終わると、どこを目指すのかわかりませんが、歩いていきます」と話す。
福島第一原発から半径20キロにあたるエリアは山深く、山々の緑と川と自然が豊かで、しかも満開に咲く桜の花がなんとも皮肉だ。幹線道路沿いに民家や商店などが集中しているが、脱走した犬たちは食べ物を求めて人のいる所へ出てきているのだろう。
保健所関係者によると、収容能力や人出にも限界があり、すべてを把握しきれずにそのままになっているペットも多く、20キロ圏外に逃げるペットも「可能性はある」という。

20キロ圏内では、飼い主は、着の身着のままでバスなどに乗せられて避難所に移動。ペットたちはそのまま残されることになった。連れていくことが可能な避難所はほとんどない。食べ物もなく、しかも放射性物質の危機にも晒される中で、生きるために、山越えをしているのだろう。
(略)
筆者が最後に出会った犬は雑種の兄弟らしく、人の顔を見ると近寄ってきた。おそらく食べ物をくれると直感的に感じたのだろう。食べ物と水を与えると一気に胃の中に入れた。よほど空腹であったと見える。食べ終わると、どこを目指すのか道なりに市街地の方へ歩いていった。しかし、2匹ともびっこを引いており、疲労が顕著で長い距離を歩いてきたことをうかがわせる。
大脱走というより、まさしく受難とも言うべき現象。まだまだ人による助けの手が足りないという現状を物語ってもいるようだ。
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↑ YUCASEE MEDIA: http://media.yucasee.jp/posts/index/7314/1
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