こんにちは
美姿勢インストラクター新田仁美です
「最少の動きで最大の効果」が出る
姿勢改善について発信しています。
おかげさまで多くの方から日々
効果報告をいただいております
このブログで、割と登場する
まとめサイトTogetter
私、Twitterは あまり見ないんですが
このまとめサイト
すごく勉強になるんですよ。
先日もこんなものがありました
「死人テスト」？！
…知らない方にとってはビックリするようなワードで、不謹慎だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
応用行動分析において
「死人にもできることは行動とは言えない」という考え方。
「廊下を走らない」は、
死人にもできることなので
行動目標とは言えない。
一方、「廊下を歩く」は
死人にはできないことなので
行動目標として成立する、ということ。
「大きな声を出さない」は、死人にもできる。
「このくらいの声で話してね」は、死人にはできない。
子どもには
死人にできない具体的な方法を
伝えてあげようね、ということですが
これ、ダイエットやボディメイク、健康維持の分野でも使えますよね
私は、フィットネスインストラクター時代に
「否定形を使わない指示」を徹底していました。
（危険な場合や、否定形を使った方が伝わる場合は、除く）
＜参考＞
「呼吸が浅くならないように」じゃなくて
「肋骨を使う。そのために〜しましょう」
「体がかたくならないように」じゃなくて
「使っていないところを動かす。そのために〜〜する」
みたいな感じ。
「左の写真のように、足首が曲がらないようにしましょう」と、いうように
あえて悪い例を見せて
『〜しないように』ということは、あります。
ですが必ず、否定形を使ったら、
その改善方法までをセットにすること。
『〜しないように、○○しましょう』までをセットに。
「親指の上に乗りましょう」
「親指の上に乗れなくて、足首がどうしても曲がる方は、足指エクササイズにやってみて」
「今、足指が動かない方も大丈夫！動くようになった事例があるよ！」
「足指が動いたら、こんなに良いことが起きるよ！」
…みたいに。
インストラクターになる前の、受付嬢の時も
「申し訳ございません。〜〜は、致しかねます。代わりに○○はいかがでしょうか？」
と、代替案までのセットが原則。
これきっと、お仕事で
実践されている方も多いですよね。
健康分野でも 使えることです！
ダイエットや健康の分野では、
けっこう否定形の嵐になりませんか？
・カロリーの高いものを食べないようにする
・運動不足にならないようにする
・体重を３キロ減らす
・栄養不足にならないようにする
・ダラダラしない
・寝不足にならないようにする
・脂っこいものを食べないようにする
・砂糖の取りすぎをやめる
死人テストにおいては微妙なものもありますが
（例えば、「ダラダラしない」は死人には不可能な気が…？）
「否定して おしまい感」がありますよね。
確かに「変えたい」と思い、
行動を始めるには、最初に
「現状の建設的な否定」が必要です。
ですが、否定しておしまいになったら
もったいないですよね。
皆様も、いろんな行動目標を考えるかもしれませんが、ぜひ、ちょっと考えてみて。
・死人でもできることだったら、死人にできないものへ変える
・否定形が出たら、代替案までセット
「カロリーの高いものを食べないようにする」を
「野菜の比率を上げる」とか。
「運動不足にならないようにする」を
「座り直すフリをして20分に1回は動く」
「駅の階段を使う」とか。
できること、考えてみてくださいね
※例に出した「足首が曲がらないように」のエクササイズは、こちらです。うまくできたら、お身体がスッキリします。やってみて
多くの方は、意識で「足首まっすぐ」に挑戦しますが、意識してもどうしても足首が曲がってしまう方への代替案も紹介しています。
（タイトルが若干過激ですが、内容は柔らかいのでご安心ください）
ビックリした「6日目のメール」とは、これのこと
（詳しくは→こちら）
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