こんにちは
美姿勢インストラクター新田仁美です。
私が現役時代のエピソード。
(約4年前の話です)
当時私は
・エアロビクスやステップ等 音楽に合わせて動くレッスン
・ピラティスやヨガ等 じっくり動くレッスン
両方を受け持っていました。
毎日、何かしらの指導はしていたものの
子供の行事でレッスンを休んだり
スポーツクラブの休館日が重なったりして
1週間まるまる、エアロビクス(音に合わせて動くレッスン)をしないときがありましてね。
1週間後、久しぶりに
エアロビクスのレッスンをしたら
音楽がめちゃめちゃ速く感じて
参加者さんが
ゼエゼエしんどそうに見えたのです。
いや、皆さんいつも通りで
普通に動けてるんですよ。
でも私だけ
感覚的に分からなくなって
皆さんがしんどそうに見えたのです。
音楽には”bpm”という
テンポを表す数字があります。
数字を見ればやっぱり、
いつも通りの音楽のテンポ。
でも私だけは 速く感じる。
みんなが、しんどそうに見える。
一応、長年レッスンしてきた者ですが、それでも”いつもの感覚”は簡単に崩れるんだなあ、と思いましたね。
『感覚』というものがいかに不確かなものか、実感したエピソードです。
※ここでは一般的に言われる「感覚=なんとなく」というものを指します。熟練主婦が、料理の味付けを「なんとなく、感覚で」やってる…みたいな意味ですね。
こういうのに乗ると、重心感覚がズレてるのがよく分かります…
数字や正しさだけに頼るのは
ときに視野が狭くなるので、危険ですが
”いつもの感覚” だけに頼るのも危険なのです。
いつも通りの音楽でもテンポを速く感じたり
普通に動けている皆さんを見ても
「動けてない、しんどそう」と感じたり
よくあるパターンだと
考え事をしている人を見て
「怒ってる」と感じるようなことですかね。
イメージぴったりな素材見つけた(笑)
感覚って、いわば物差しです。
でも、すごーーくズレやすい物差しです。
しょっちゅう補正しなきゃいけません。
エクササイズって
物差しの補正にすごく役立つんですよ
私は、裸足でフローリングを歩くとすぐに足の感覚がズレます。草履で歩くと戻るんですけどね。
だから、エクササイズは
「◯回やるぞ!」というやり方ではなく
脳からの指令を変えて
動かし方をじっくり変えて
感覚を補正し
新たな感覚で日常を送るためのもの。
ぜひ、そんなイメージで
エクササイズをご利用いただけたらと思います。
で、やっとこさ
タイトルの「内もも」についてです!
使うエクササイズは↓こちら↓
内ももギューギュー鍛えるぞ!ではなく
内ももに力が入りやすい体にする。
こういう小さなポイントを大事にしていくと、感覚が変わり、体自体も変わりやすいですよ
あとは、自分の体に触れるのもポイント!
親指が下のチョキ。
できれば親指が下のチョキできるのがベストです。
親指側も小指側も下ろしますが
どうしても親指ピコーンとなってしまい
できない方に現役時代は
「手で、足の親指を無理やり押して!」
…と言っていましたね
(親指向こうチョキを勧める理由はこちら)
自分の脳や手で、
体を指導していくのです
"いつもの感覚"
"いつものやり方"に頼らず
ちゃんと補正するのです。
ぜひ、お試しくださいね
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