小学生の休校→春休みの長期休みも、(来週から予定通り学校再開すれば)残り一週間となりました。
普段の長期休みと違い、習い事もお休みが多く、外出もままならないことから、良くも悪くもおうちでの時間がたっぷりあります。
フォニックスに興味があるけれど、まだ始めてはいないという方がいらっしゃったら、お子さんと一緒にフォニックスに親しむのはいかがでしょうか。
最近英語教育関連でよく聞く、「フォニックス」。
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フォニックスとは、簡単に言うと、アルファベットと読みの組み合わせのルールを学ぶものです。
たとえば、a, b, cは、以前は「エィ、ビー、シー」などとアルファベットの「名前」から覚えていましたが、実際の英単語の中では、「ア、ブ、ク」と読むことが多いです(カタカナでは表せない音ですが、簡略化のため、カタカナで表しています)。
a: 「ア」 (例:apple)
b: 「ブ」 (例:book)
c: 「ク」 (例:cookie)
そこで、"a"をみたら「ア」、"b"をみたら「ブ」、"c"をみたら「ク」という読みをすぐに思いつくように、学んでいきます。
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フォニックスを習うと、
1.知らない単語でも、ある程度読み方を想像できる(不規則な綴りの場合は別途覚える)
2.音と綴りの規則性を知っていることで、英単語の綴りを暗記する労力が格段に少なくて済む
などの効果があると言われています。
英語の習得のためには、読書(多読)が不可欠と言われますが、フォニックスを習い、英語を読むのが苦でなくなると、読書の習慣をつけやすくなります。
娘は、6歳になる直前から家でフォニックスを学び、8歳になった今は、Oxford Reading TreeのStage 9の本を、ほぼ一人で読めるようになりました。
(もちろん個人差や学習にかけられる時間の差があって、短期間でもっと難易度の高い本を読めるようになる子もいれば、もう少し時間のかかる子もいると思います。あくまで、一例として。)
ちなみに、曜日、月などの基本英単語(英検でいうと、5級で既に出てきます)は、フォニックスの基本ルールから外れる綴りが多く、フォニックスを習うことなしに、英語学習を始めて間もない時期に、「曜日などの綴りを覚える。」というのは、かなり難易度が高いと感じます。
まずは、フォニックスの基本ルールのみで書ける英単語に親しむ方が、英語上達の近道だと思います。
私が英語を習った時は、フォニックスの「フォ」の字も聞いたことがありませんでしたが、何度も書いては忘れ、書いては忘れして、多大な時間をかけ、まあなんとか習得したように思います。
フォニックスを学ぶことで、この習得に要する時間を、大幅に削減することができます。
また、人によって、当然得意、不得意があり、ある人はフォニックスを学ばなくても、読書や少し書く練習しただけで難なく綴りを覚えていくことができますが、ある人は何度書いて覚えようとしても覚えられない、または、習得に長い時間がかかります。
そこで、今は英語学習の初期に、フォニックスを学ぶことが主流になってきています。
2020年度から変化する小学校英語で、フォニックスを学ぶのかは未知数ですが、おうちや英語学校でフォニックスを習うことは、今後の英語学習に役に立つことは間違いありません!
また、これから中学生になる人たちにとっても、中学校入学前に、フォニックスを一通り習うことで、中学校での英語の授業についていくことが、格段に楽になるでしょう。
そこで、フォニックスを、まずは無料で試してみたい。あるいは、英語教室に通っている、または通わせることを検討しているが、スクール任せでなく、親もどういうものか知っておきたい。
そんな時に、おうちで気軽に、無料で学べるフォニックスのウェブサイトや動画があります。
ゼロからフォニックスをマスターするまで、おうちで親がつきっきりで子供にフォニックスを教えるのは、時間と親の忍耐力を要しますが(笑)、休校中の今は、少なくとも子供たちは「時間」の方は比較的あるので、春休み残り一週間(多分・・・)で、フォニックスに親しんでおくと良いかもしれません。
さて、フォニックス習得のためのプログラムには、様々なものがありますが、フォニックスを学ぶ目的はどれも同じで、
「音と綴りの関係を学ぶことで、読み書きの習得を助ける。」
ことだと思います。
私が娘にフォニックスを教える際に使ったプログラムは、イギリスの小学生プログラムの一つであるジョリー・フォニックス(Jolly Phonics)です。
日本に帰国する直前に、イギリスの幼稚園でジョリーフォニックスを使って教えてもらっていたのと、イギリス英語の発音や教材のイギリスらしいイラストに惹かれました 笑。
【ジョリーフォニックスの概要】
ジョリーフォニックスについての詳細は、下記の公式サイトの保護者・先生向け説明パンフレット(日本語)に詳しく書かれています。
The Parent/Teacher Guide
https://jolly2.s3.amazonaws.com/Catalogues%20and%20Guide/Japanese%20Parent%20Teacher%20Guide.pdf
ジョリーフォニックスでは、アルファベット26文字だけでなく、2文字で1つの音を表す綴り(beefの"ee"「イー」など)を含めた42音を、まず習います。
【ジョリーフォニックス基本の42音】
42音とその音が含まれる単語については、こちらの動画で見られます(同じ女性が、イギリス英語とアメリカ英語を話しています!)。
(イギリス英語)
https://www.jollylearning.co.uk/resource-bank/learn-the-letter-sounds/
(アメリカ英語)
https://www.youtube.com/watch?v=3LD7m3luv0Y&t=2s
【基本の42音のアクション】
また、42音にはそれぞれアクションも付いていて、幼児でも覚えやすいように工夫されています。
アクションについては、こちらの動画で、見せてくれています。
アクション付き
https://www.youtube.com/watch?v=yVyry9jpVjI
【ジョリーフォニックスの無料ワークシート】
さらに、ジョリーフォニックス公式サイトでは、「アクティビティシート」と言われるワークシートのPDFファイルを、無料で公開してくれていますので、こちらをダウンロードしてプリントアウトすれば、書く練習も同時並行で進めることができます。
https://www.jollylearning.co.uk/resource-bank/cartoonito-activity-sheets/
娘はイギリスの幼稚園に通っていた時まだ3才でしたが、フォニックス学習の一環として、アルファベット26文字を書く練習もしていました。まだまだ私には判読が難しい字でしたが 笑、この時期は完璧に書くことよりも、「文字を書くことに親しむ」ことが大事なのではないかと思います。
また、アクティビティシートにある単語を、ネイティブの発音で聞かせたい場合は、単語の発音が聞ける、無料オンライン辞書サイト(Longmanなど) の検索ボックスに該当単語を打ち込み、スピーカーマークをクリックすると、発音を聞くことができます。便利な時代になりました(^^)
赤いスピーカーマークをクリックするとイギリス英語の発音で聞くことができ、青いスピーカーマークをクリックするとアメリカ英語の発音を聞くことができます。
【フォニックスを学べるアニメ】
また、フォニックスを教えてくれるアニメもあります。
というイギリスの幼児番組で、Youtubeで見られます。
この番組を見るだけでフォニックスを習得することはないと思いますが、子供が気に入れば、音に親しむことができ、それぞれの音が組み合わさって、単語を構成しているというのを、なんとなく理解してくれるかもしれません。
【ジョリーフォニックスの教材】
もし本格的に習いたい(教えたい)場合は、ジョリーフォニックスの日本語版テキストもあります。
2冊出ており、上の2冊は生徒用テキストで、親/先生用には、ティーチャーズブックというのが別途あり、教えるポイントなどが詳しく書かれています。
【フォニックス学習が可能なオンライン英語教室】
また、親が教えるのではなく、プロに教えてもらいたい場合は、フォニックスを教えている英語教室を選ぶといいと思います。ただ、今は外出がままならないので、フォニックス学習を選択できるオンライン英語教室という手もあります。
フォニックスを教えてくれるオンライン英語教室には、
などがあります。
娘も休校中、フォニックス学習目的ではありませんが、初めてオンライン英会話をお試し中です。
やはり、親と勉強するより緊張感があって、いい刺激になっています!そして、スピーキングをマンツーマンで練習させてもらえるのがいいですね。
通っている英語塾が再開しても、オンライン英会話も並行して継続することを検討中です♪
休校中、もちろん健康・安全第一で過ごしたいですが、何か一つでも、これを頑張った!と子どもが思えるものがあるといいですね(^^)




