9時15分 医大ソーシャルワーカーさんより電話

昨日から、緩和ケアチームが入っていて
せん妄などに対応してもらっているらしい

こんな状態でも
次の転院先を決めなければならない

まずは、受け入れの病院の面談を受けなければいけないみたいだけど

本人がその面談に同行できず
私だけなら、

医療保険はつかえず自費になるのだとか。


自費で面談するしかないよね。
お父さん、今の状態じゃ無理だもん。

こういう知らないことを
次から次へと体験している

来週、面談で
再来週に転院

転院したら大部屋なので
臨終のときまで、お父さんには会えない


医大を出る時が顔をみれる最後かも


来週の面談までに
家族の意向や本人の考えていたこと
ソーシャルワーカーさんが
いろいろな聞き取りを行うらしい


私は、フリーランスだったから
時間の融通がある程度きいてお休みをまとまってとってるけど
普通のお勤めの方だったら
介護休暇って3ヶ月はとれるように制度があるといいと思う。

せめて、最低1ヶ月は、必要だと感じた。
これからの時代、私のような介護をしなければならない現役世代が増えるよね。


キャリアコンサルタントとして
「仕事と介護の両立」
こんなことも頭をよぎりました。

仕事と治療
仕事と介護

今年の山口県の両立支援会議は、書面開催になったけど、来年も深くかかわっていこう!そう思いました。


7時45分 看護師さんの手を借り
私へ電話をかけてきた

はっきり言葉はでていない
親子だから、理解できるくらいの
ぼャーっとした言葉

一生懸命伝えたいことがあったみたい

「お父さんなぁ、頭がもういけん。昨日からなぁ、壁が動いたりなんか見える。虫もすごい。なんか先生が、せん妄っていう。お金のことは、まぁいいだけど、、今日は、まだ面会にこれるなら、充電器もって、すぐこいよ。」

私「わかったよ。教えてくれてありがとうね。すぐ行くよ。」

と伝えると、落ち着いていました。

実際、今日の面会は14時なので
すぐにはいけないのですが
お父さんは、時間もわかっていないし
話のつじつまも合わないので

「不安な気持ちにならないように」

これだけを配慮して会話しています。


せん妄って、辛くないのかな?
あんまり、怖がってなかったけど、どんな感じなんだろう

せん妄の自覚はあるけど
恐怖は感じないのかな?

そうならいいな。

9時14分 寝たきりで、右手が少ししかつかえないお父さん。

電話なんて自分でかけられないはずなのに

お父さんからの着信がありました。

でると、怒ってます
いきなりの怒鳴り声にびっくりしたけど
すぐに病気がすすんだことを理解しました。

昨日までは、穏やかなお父さんだった
私に個室に入れてくれたことを
涙をながして感謝してくれていた

でも、今日は
何で高額な個室なんかに入れたんか!
何百マンも借金して、お前はバカか!
個室なんかに入れやがって、詐欺だ!
看護師長か主治医に個室から出せと言え!

などなど、妄想の中で怒りくるってました。
脳の病気だから、ある程度は覚悟していたし

こんな怒った姿や

私を怒鳴ることなど、

生まれてから一度もないので、
すぐに、病気のせいだと、冷静になれました。

長年のお父さんとの良い関係が
こんなことで、ひっくりかえることは
絶対にありません

ただ、混乱している時に面会にいって
よりお父さんが苦しまないかなと、心配しました。

看護師長さんに、行っても大丈夫かを聞いて、
どんなお父さんでも、お父さんとの限りある時間を大切にしたいので、面会にいきました。

やはり、
自分がなぜここにいるのか?
ここはどこか?

わからない状態でした

それでも、目を合わせて私が声をかけると、私のことを思い出してくれて
気をつけてかえるように必死で口を動かして伝えてきます。

たった、5分の面会でしたが
お父さん、大好きだよって
伝えて病室をでました。


看護師さんが私の背中をそっとさすってくれて、涙がでました。
大変だったでしょ、と看護師さんも涙を流してくださって、廊下で、また泣いてしまいました。 

お父さんとの6日間がなければ
この人格変化を乗り越えられなかったとおもいます。

5分だけの貴重なお父さんとの時間
どんな状態でも
お父さん、大好きだよって
毎日、伝えにいこうとおもいます