静岡県在住のダウン症のモデルさんがパリコレへ挑戦!という素敵なニュースを見ました。

生まれてすぐにダウン症と診断されたモデル菜桜さん(19歳)は、いくつもの合併症があるため、小さい頃から40回以上の手術を経験しているそうです。今は福祉作業所で働きながら、ファッションモデルの活動も続けており、今回、多様性の時代に「ダウン症のモデルも活躍できることを世界に発信しよう」とSDGsを推進する団体からの推薦でパリコレへの出演が決まったそうです。

菜桜さんは「いつか世界の舞台に立ちたい」とウォーキングの練習を重ね、大きな夢を持って、そのための努力を続けていたからこそ、チャンスが巡ってきたのだろうと思います。

今回パリコレで着る着物ドレスを手がけたのは、北九州市などの成人式でのど派手な衣装で知られている「みやび」の和装デザイナー池田さん。2023年、ニューヨークのファッションショーに登場した「みやび」の衣装をテレビで目にした菜桜さんの依頼で制作されたそうです。

菜桜さんのパリコレ出演は、現地時間の3月2日。「みやび」の和と洋を組み合わせた、華やかなドレスを着て、笑顔でランウェイを闊歩する菜桜さんの姿を期待しています。

◆参考記事
静岡第一テレビ NEWS NNN『【ダウン症モデル】パリコレに挑戦! 華やかな衣装に身を包み、初めての海外・夢の舞台へ』(2024年2月19日)

 

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