ヌタウナギ、ダイナンウミヘビに出合う | 果樹園の草むしりおじさんpart2

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勝浦でのアオリイカ狙いは完敗でした。

泳がせ釣りに使う小魚も捕れず、餌木を投げれば藻にかかり奪われてしまう。

浮き釣りで餌木を垂らしても当たり無し。

漁師さんに聞いたら水温が低いので難しいと言われました。

アオリイカ狙いの釣り人も居ましたが、釣れたのは海中の地形をよく知る地元のベテランだけで、しかも一日で一杯釣れるかどうかでした。

勝浦のアオリイカは諦めて本州最南端の館山に向かいました。

釣り人の間で知られている良き釣り場が自衛隊堤防です。魚種が豊富で大物が掛かる、館山湾の堤防す。





激しい風と雨の中、着いたのは深夜でした。
釣り好きの車が数台止まっていましたが、この風では釣りにならず、車の中で待機していました。

私も車で休みました。

朝まずめになっても風がやまず、天候待ちの時間が過ぎました。

翌日は天気が回復し、晴天の釣り日和となりましたが、自衛隊堤防は釣り人がごったがえし、釣り場を確保できずに、港内で小物釣りから始めました。


10cmくらいの鰯がいくらでも釣れましたが、私は餌になる骨格のしっかりした鯵や鯖を釣るためにサビキで釣りました。

時たま18cm位の鯵や鯖が釣れるとそれを活き餌に泳がせ釣りをしました。

最初に掛かったのがこれです。



これまで見たこともない生き物です。全身ヌルヌル液を発し、口はイソギンチャクのよう。


ネットで調べたら「ヌタウナギ」だそうです。

骨が全くないので魚類以前の原始生物です。

旨味成分が豊富で、韓国では高級食材としているようですが、乱獲により日本や米国から輸入しているそうです。

体から発する粘液が半端ない。だが旨味成分がいっぱいで高値で取引されているようです。日本では秋田で干物にして食べるらしいです。

料理して食べてみたいところですが、調理できる家に帰るのは先の話ですから、海に帰してあげました。

不思議な生き物に出合い私は感動します。
人間に至るまでの過程に創造された命は愛しいものです。
人間という極めて高度で複雑な生命体に至るまでに経てきた過程を私は今見ているのです。

サビキに掛かった15cmの鯵に願いを託し、平目やマゴチを狙って30m沖に投げ込みました。

しばらくして竿先がしなりました。
思いっきり合わせるとズシンという手応え、針にかかりました。

重く、リ-ルを巻くとグイグイ反発してきます。

引き上げると蛇みたいな魚です。体長1.5mもある長い奴。



(左の頭近くの白く見える膨らみは私が餌にした鯵です。)

「なんじゃこりゃ?」

周りの人々が集まってきました。

調べてみると穴子やウツボの仲間で、ダイナンウミヘビと言うのだそうです。

別名「デンジャラスバイタ-」

勝浦の東屋でおにぎりを食べているときに出没した蛇は、私の釣行を象徴したかのようです。(笑)

活き餌を泳がせて釣るやり方では大物の当たりが二回ほどありました。

平目かマゴチでしょうが釣りあげることができませんでした。

安物のリ-ルに細いラインだったので切られてしまったのです。

サビキで鰯を釣りながら鯵や鯖の手頃な大きさのものが掛かるのを待ちました。

鰯は一度に5~6匹釣れるのでたちまち100匹は越えてしまいます。

この鰯を針から外しているのを狙っているのがトンビと野良猫です。

私は突然上空から襲われ、トンビに鰯が5匹付いた仕掛けごと奪われました。竿が5m吹っ飛び、道糸を残してトンビにさらわれました。(笑)

野良猫も贅沢です。活きた魚を踊り食いするのですからね。

上空にはトンビが20羽くらい旋回し、海猫、カモメ、鵜もやって来ます。上空から監視しながら浮いてくる魚をダイビングキャッチするのです。

鵜は暫く海底を泳ぎ魚を捕まえます。

館山は魚影が濃く、三日間の釣り三昧をしました。