調べて見ました。
イシガニ、ヒラツメガニ、渡りガニ、台湾ガザミなどです。
実は私は蟹はあまり好きではありません。
美味しいのですが食べるには面倒くさいのです。
松葉ガニやたらば蟹、毛蟹のような大型の蟹ですら身をほぐして食べるのが面倒だ。
だから蟹は私にとっては出汁の原料なのです。
フランス料理の出汁にフュメドポアソンという魚介類の出汁の手法があり、日本では辰巳さんという料理人が詳しく説明しています。
白身魚や海老、蟹の頭や殼から出汁をとるのです。
何度かやりましたが絶品です。
今回の釣り行脚に蟹取りを加えた理由がまさにそれです。
私が好んで食べる蟹は渓流に住む沢蟹の素揚げです。
全部口に放り込んでバリバリ食う。(笑)
今回は関東地方沿岸に住む蟹を篭に誘い込んで捕獲する戦法を選び準備しました。
ス-パ-で鰯や鯵が半額で売られる時間を見計らって、餌を調達しました。季節外れの牡蠣の剥き身も半額で買いました。(笑)
これを蟹篭に入れて捕獲します。
新鮮なものより腐りかけて悪臭を放つ方が蟹の食欲をそそるのです。
蟹とか蛸は海のお掃除屋さんの使命をもっているので、魚の死骸を綺麗に食べて海水の浄化に貢献しているのです。砂漠で言えば糞転がしです。(笑)
魚の餌になるものもすべて半額で仕入れました。
釣り道具屋で売られている餌は高いので全て邪道で賄います。
鶏の笹身の塩漬け、目刺し、キャットフ-ド、柔らか煮干し(いずれも100円以下の値段)を揃えました。鶏の笹身は塩麹に漬け込みアミノ酸の量を増やしました。スパゲティの残りは味噌漬けにして餌に加えます。
本命のアオリイカの餌は活きた鯵で、現地に着いたら釣ります。
上げ潮に乗り小鯵が港に入ります。それを釣るのは簡単です。
アオリイカは夜行性なので夕まづめに餌になる活きた鯵を釣ればいいのです。
活きた鯵の背鰭に針をかけて自由に泳がせます。
それに飛び付いたアオリイカをフックにかけて釣ります。
釣りは細い透明な糸に私と獲物が結ばれ、見えないけれども、やり取りの末にどちらが勝つかを競うゲ-ムです。
だからワクワクドキドキするのです。
魚たちにとっても私との出会いはワクワクドキドキの筈です。
だって普段口にしない鶏の笹身やキャットフ-ドに出会うのですから、食べていいものか悪いのかを判断しなければなりませんからね。
今回の釣行は獲物を仕留めるやり方がこれまでとは全くちがうのです。
主体性を取り戻すために考えあぐねた末の結論なのです。