あまり決まった曜日や決まった時間に、スキなテレビ番組を見るとゆー週間がないのに、何故かネプリーグは毎週見てしまう。

 別に、楽しみにしているわけではなくて、やることをやって、まぁ食事の時くらいテレビをつけよう、と思ってスイッチを入れると、ネプリーグがやってるだけなんだけど。

 一週間の感覚が年々早まっているのに加えて、無意識に付けたチャンネルが同じ番組、という習慣にとまどいを覚えて、3日だか4日だか前にこれと同じやつやってたよなぁ…とおもってしまう。

 実際きちんと一週間経っているのに、感覚と折り合ってくれないのだ。



 忙しい訳じゃ、ないのになぁ。
 ICUに面会に行ったら、13時~14時までと、18時~20時までの面会時間が扉に書いてあった。ぜんぜん見てなくて、てっきり13時から20時までだと思ってた。インターホンを押して看護師さんを呼んで、事情を説明したら渋いお顔…。諦めて出直そうと思ったら、

 「今回だけ特別、っていうことで」

と中に入れてくれた。謝謝。



 話すと、まだ記憶が曖昧なマミー。当たり前だけど、麻酔が効いていた間の記憶がないので、一昨日のことを昨日だと思っていたり、昨日の朝のことを今朝と間違えていたりする。

 全身麻酔は、3日間くらい高熱が出て、幻覚を見たりする。

 脳をいじる手術、って判っているからか、変なことを口走るとぎょっとしてしまう。看護師さんなんて慣れたもんで、いないはずのひとの話を適当に合わせている。



 水痘症は大丈夫そうなんだけど、脳に空気が入っていて、なんかちょっと良くないらしい。脳に空気…って、怖いっす。



 ちいさい頃からダイスキだったお菓子、ツインクルちゃんのエッグチョコレート。帰りがけに、新横ドンキに寄って見つけて、ついつい買ってしまった。でもねー¥128とかすんの!昔は¥100しなかった記憶があるんだけどなぁ…。

 チョコエッグはフィギュアが入っていますが、このちいさなたまご型チョコレートの中には、もっとちいさなこんぺいとうやハート型のイチゴチョコや星形ラムネが入っています。しかし、オトナになって食べたら、あんまし美味しくないね。



 
 一安心したわたしが、やることといえば、爆睡です。

 とりあえず、一日寝倒さないと気が済まない(笑)



 *日記、重複する部分もありますがアップしました。
 入れ歯を外したマミーが、ずいぶん老けちゃったように思えた。

 いつもはシャキシャキしてるけど、本当はずっと具合悪かったんだろうな。心配かけたくないから、いっぱい我慢してたんだとおもう。



 予定より30分早まって、12時に手術室へ行った。最初、車椅子に乗ってたのに

 「座ってられない」

 って言い出して、ストレッチャーで移動。ウチの親の場合は、手術室へ入る直前まで一緒にいさせてくれたけど、ここの病院は大きいからか、エレベーターでお別れ。なんとも、心細くなる瞬間。



 麻酔をかけるのに1時間はかかる、っていうことと、手術は4時間で終わらせたい、ということを言われていた。体力的にも長時間の手術は難しいし、あまり長い時間だと輸血がまぬがれないから、と。

 若いひとなら、輸血しても肝臓がきちんと機能するから肝炎とかにかかる確率が少ないらしいんだけど、肝臓もガン細胞が巣くっちゃってるマミーには、かなり危険なことらしい。



 病院の売店で買った、どうやったらこんなに不味くなるんだろう、っていうぐらい味がなくてパサパサのおにぎりをひとつ食べて、デイルームのお茶を飲んで、やることないからまたお茶飲んで、胃の中が水分だらけになった。



 夕方、1階に降りてケータイからmixiを見たら、男トモダチから「手術が無事に成功しますよ~に」ってメッセージがきていて、すごく感動した。

 あまり余計な心配かけるといけないから、手術のことってホームページにちょこっと書いただけで、ほとんど誰にも言わなかったの。

 それなのに、手術の予定日を覚えていてくれて、励ましの言葉を送ってくれるなんて、なかなかできることじゃない。まして、自分とは関係のないことなのに…。



 ひとを思いやる気持ちって、あったかい。

 本当に、ありがたいな、とおもいました。



 何も情報がないまま、ひたすら待つのってつらい。

 マミーはもっと大変だけど、やっぱ、闘病って本人だけの闘いじゃないんだな。わたしだって、微力ながら一緒に闘っている。



 不安な気持ちがふくらんでくるたびに、小説をひらいた。

 よしもとばななの『デッドエンドの思い出』

 精神的に弱っているこころに、優しく、静かな安らぎをくれた。



 予定時刻をとうに過ぎて、看護師さんが呼びにきたのは22時直前。医師から説明を聞いたら、腫瘍がMRIで撮った時より大きくなっていて、時間がかかったそうだ。脳が腫れたりするから、外した頭蓋骨は元に戻さないらしい。

 ICUでほんの少しだけ面会をした。俯せで手術していたマミーの顔は、かえるみたいにパンパンに腫れていて、話す言葉もろれつがまわっていなかったけど、とにかく、無事、終わった。



 火曜日までに合併症や水痘症が出なければ、一般病棟に戻れます。
 麻酔科の先生に、かなりキビシイことを言われた。



 なんも考えなくてイイところに行きたいなぁ。

 お酒飲んだって、全然忘れられない。

 酔うことすらできない。