連日、危険な暑さと豪雨災害に関するニュースが多く報道されています。
2011年3月 東日本大震災から、こういった自然災害が年々多くなっているように感じます。
先日、豪雨の被災現場を取材するリポーターが、今後予想される二次・三次災害についてお伝えしている中で「大量の虫や蚊の発生にも注意してください」とも訴えているのを見ました。
蚊が発生しやすい場所は、大まかに言えば「水溜まりがある所」
例)側溝・排水溝の近辺 雨よけシート(ブルーシート)に溜まった水
田んぼ・池 古タイヤの置き場 など
この他にも、災害の現場ではガレキ置き場も要注意場所になり得ます。
蚊に刺されると、かゆくなり不快な思いになりますよね。
しかし、蚊の本当の恐ろしさは刺された際に伝染病を媒介してしまうことです。
日本では、虫や蚊を介しての感染症は諸外国に比べ弱いものですが、油断なりません
昔からは「日本脳炎」 近年では「デング熱」の被害があります。
南米諸国やアフリカ諸国では「感染症第1類」に該当されている疾患があります。
感染症第1類・・・感染力が強い。
感染すると重篤化しやすく、危険性が高い感染症。
この第1類の中で、虫・蚊を介するのが「エボラ出血熱」「クリミア・コンゴ出血熱」「南米出血熱」があります。これらの感染症の危険性は、テレビでも度々放送されていますね(新型コロナウイルスは5月~感染症第5類に)
虫や蚊の予防法
もはや定番的な予防法です。おなじみの蚊取り線香・虫よけスプレー・防虫剤・殺虫剤があります。ポイントとして
1⃣虫よけスプレー
首回りから手首・足首にかけて満遍なくする。
2⃣水溜まりの近くには要注意
蚊取り線香・防虫剤は網戸、玄関にされる方が多いと思います。防虫剤はそれに加えて、ご自宅の水が溜まりやすい場所にもしてみましょう。
3⃣草や木の多い場所
意外と厄介なのが草や木の多い場所。特に草刈り・草むしりをされる方は、作業前に防虫剤や殺虫剤をしてみましょう。
夏場は熱中症予防が、何より大事です。暑さに加え、蚊に悩まされる方も多いかと思います。蚊にも気を付けて暑い夏を過ごしていきましょう