こんにちは。
6月になり、梅雨入りに関するニュースと台風・大雨のニュースが連日多いです。
このような天気が続くことで、体調不良を訴える方は多いかと。
「雨が降ると身体のあちこちが痛い」「台風の前後にだるくなる」など、天気の影響で身体に不調をきたす人は、少なくとも推計1000万人とも言われています。
天気痛
天気・気象の変化により様々な症状が出現し、身体に不調をきたす。
頭痛・肩こり・首痛・めまい・腰痛・関節痛・けん怠感・不安症など多岐にわたる。
「天気が悪いと古傷がうずく」と訴えるケースもある。
頭痛-51% 肩こり・首こり-13.4% 関節痛-12.8%
腰痛-12.8% けん怠感-12.8% めまい-2.9%
天気痛の症状として、このようなデータが出ております。頭痛が圧倒的に多いです。
体調不良に「天気」が関わる。でも、なぜ天気が悪くなるとこのような症状が起きるのか
その引き金となるのが「気圧」 空気の重さです。
気圧が低下すると天気が崩れ、気圧の変化を耳の奥にある「内耳」が感じ取り、さらに奥の神経【前庭神経】が興奮します。
そして、そばにある【三叉(さんさ)神経】が刺激され、神経伝達物質を放出。その結果、脳の血管が拡張し炎症物質が放出され、頭痛を引き起こします。
また、頭痛だけでなく「古傷が痛む」というのも、このような脳神経の動きが一因になる事もあります。
ここで、気圧を感じにくくさせる運動「耳の体操」について
耳の体操
① 両耳を軽くつまみ、5秒間上に引っ張ります
②横に5秒間引っ張ります
③下に5秒間引っ張ります
④耳を横に引っ張り ながら、後ろに5回まわします
⑤両耳をつまむように曲げて、5秒キープします
⑥手のひらで、耳全体を覆い前後に5回ずつ回します
・ポイントとして、深呼吸しながら行いましょう。引っ張る強さは「痛気持ちいい」くらいで。
これから雨日も多く、梅雨が明ければ、湿度が高く蒸し暑い日が多くなることも予想されます。天気痛の1つの予防・改善法として耳の体操を行ってみましょう!また、天気痛の症状が「脱水症・熱中症」に関わってくることも充分ありえます。
細めに水分補給 食事はきちんと噛んで食べる 充分な休養も取っていきましょう!