ブギウギ | PRAINSのブログ

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これまでNHKの朝ドラはDVD完全版の発売が出揃ってから

TUTAYAの宅配レンタルでDVDを借りてから観ていたので

話題作でもだいぶん遅れて観ていたが昨今U-NEXTのNHKパックに

加入したという事でDVDの発売を待たずに観れるようになった。

と、いう事で先日3月末を持って放送が終了した「ブギウギ」を一気に観た。

 

「ブギウギ」は今から約75年前の戦前、戦中、戦後の日本の世の中に

ブギを通して人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与えた歌手

笠置シズ子さんの人生をモデルに描かれたフィクションの物語。

 笠置シズ子さんをモデルにした主役の福来スズ子を演じたのは

俳優の水谷豊さんと元キャンディーズの伊藤蘭ちゃんの愛娘の

趣里ちゃんだが、さすがサラブレットだけあって抜群に上手かった。

 

ブギの女王と言われた笠置シズ子さんは歌って踊ってというスタイルで

人気を博した歌手という事で趣里ちゃんには演技だけじゃなく

歌や踊りも求められたが水谷豊さんの俳優としてのDNA

ランちゃんの歌手としてのDNAを受け継いだとみられ

幼い頃からバレエを勤しんでただけあって演技も

歌も踊りも抜群に上手かったと思いますね。

 

 

1963年(昭和38年)生まれの僕はある意味笠置シズ子さんと

同じ時代を生きたという事には違いないが笠置さんは1957年(昭和32年)に

歌手活動を引退されて女優に転身されてるので個人的には

笠置シズ子さんの歌手時代はリアルタイムでは見ていない。

 

しかし笠置シズ子さんの代表曲である「東京ブギウギ」は

映像こそ記憶にないが歌は確かに聴いた事がある。

 

 

僕が記憶にある笠置シズ子さんといえば晩年に出てたテレビCMのような

歌手時代とは違い丸々と太った浪花のオバチャンって感じだった。

ちなみに写真トップに掲載したキャストとモデルになった人物の写真は

僕が存在を知ってる人たちだがエノケン事、榎本健一さんや

吉本興業の創設者の吉本セイさんは僕が物心付く前にお亡くなりに

なってるので没後にドラマや映画で存在を知った方々だ。

 

淡谷のり子さん、服部良一さん、美空ひばりさんはハッキリ記憶にある。

皆さんそれぞれ晩年だったが個性的で一世を風靡した方々だった。

吉柳咲良ちゃんが演じた水城アユミは美空ひばりさんがモチーフに

なってるって説と、アユミという名がカタカナ表記な事もあり

江利チエミさんがモデルになってるって説があるが公表はされていない。

物語のエピソードや流れからどちらとも言えるのだが

個人的には美空ひばりさんの方がしっくりくるような気がする。

 

 

朝ドラ「ブギウギ」をご覧になってない方は是非ご覧になって欲しいが
趣里ちゃんが演じた笠置シズ子さんの「東京ブギウギ」完成度が高い。
作中で当時の大阪弁も上手くしゃべってたし顔をクシャっとする表情が印象深い。
決して美形とは言えないかも知れないが兎に角愛嬌があって可愛い。
今後両親を凌ぐ名優になる可能性を秘めた女優だと思いますね。
 
 
朝ドラ「ブギウギ」は現在放送中の平安時代を描いたNHK大河ドラマ
「光る君へ」とは違い近代日本の話で史実もハッキリしてるから
史実と違うって意見もあるがブギウギはあくまでフィクションドラマであり
ドキュメントドラマじゃないので史実と比べて云々言うのはナンセンス。
個人的には最近観た朝ドラでは広瀬すずちゃんの「なつぞら」か
もしかしたらそれを超えるNO1の作品かも知れないと思った。
 
ブギウギの前作「らんまん」は個人的には馴染みのない植物学者
牧野富太郎氏がモデルになってた事もあり期待外れの感があったが
笠置シズ子さんは存在も知ってたし興味がある話だったので
最後まで笑いあり涙ありで楽しませてもらいました!
ジャンジャン!!