天皇の料理番 | PRAINSのブログ

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2015年にTBSの日曜劇場で放送されたドラマ「天皇の料理番」を観た。

「天皇の料理番」は1979年(昭和54年)に出版された杉森久英氏による

小説をもとにこれまで1980年に堺正章さん、1993年に高嶋政伸君が

主演でやはりTBSでドラマ化されており2015年版は3度目のリメイクらしい。

 

TBSの日曜劇場は話題になる作品が多いが当番組も放送当時

話題になってた記憶があるし番組のタイトルは知っていたが

放送当時観てなかったので詳細については知らなかった。

どうやら大正天皇、昭和天皇時代に宮内庁大膳職を務めた

実在した秋山徳蔵氏の青年期から主厨長になるまでを描いた作品で

彼の実際の経歴をもとにしているフィクションだそうだ。

 

<あらすじ>

 

明治末期、少年期から修行や勉強もしないヤンチャな日々を過ごしていた

秋山篤蔵はある日、軍隊の宿舎の厨房で作られたカツレツの味に感動し

西洋料理の料理人になるために親や妻の反対を押し切って上京する。

東京に着いた篤蔵は料理を学び、その後単身フランスに料理修行に出る。

様々な苦労を味わった後に最高位の料理人に上り詰め天皇の料理番に就任する。

 

 

観終えての感想は凄く面白く感動し涙したが

これはNHKの朝ドラのパターンだと思った。

物語の時代性が朝ドラでよく描かれる明治から昭和にかけてで

それに伴い太平洋戦争が描かれ主人公・秋山篤蔵の

人生に置いてのヒューマンドラマだという事。

 

朝ドラでもそうだが、この時代に功を成した人の人生を

ドラマにした作品を見るにつけ強く思う事は

全ての人に尋常じゃない「情熱」があるという事。

彼らの身に起きる度重なる理不尽、それに対する我慢は

大きな目的や想いを持っていて、その情熱を支えてくれる

家族や仲間がいたからこそ乗り越えられたんでしょうね~。

 

主人公の秋山篤蔵を演じた佐藤健と言えば個人的には

「るろうに剣心」しか思い浮かばないが、なかなか良かった。

それにしても秋山篤蔵の兄役を演じた鈴木亮平の激ヤセ姿は凄かった。

結核を患い死ぬ役だったからだろう20㎏も減量したらしい。

弟思いで正義感が強い兄役は孤狼の血LEVEL2で演じた

狂犬ヤクザとは真逆な役だが演技力が素晴らしいし

役作りに徹底するプロフェッショナルな役者だと思う。

秋山篤蔵の妻役の黒木華ちゃんは現在放送中の大河ドラマ

「光る君へ」の源雅信の娘・倫子に見えました(笑)

ジャンジャン!!