1970年代初頭のアイドル今昔 | PRAINSのブログ

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日本の芸能史においてアイドルという言葉が用いられるようになったのは

1970年代初頭の事で新三人娘と称された天地真理さん、小柳ルミ子さん

南沙織さんの3人がアイドルのハシリだと言われている。

 

その後時代はアイドル全盛期に向かいキラ星のように次々と

アイドルが生まれたが本当のスターになれたのは一握りだった。

今回の写真に写る4人の彼女たちは、そんな1970年代初頭に

デビューしてアイドルとしての地位を確立したスターだった。

 

 

4人の中で最も歌手デビューが早かったのが南沙織さんだった。

沖縄出身の南さんはカトリック信徒で英語名「シンシア」を愛称としている。

1971年(昭和46年)に「17才」でデビュー。

当時はまだ沖縄は本土復帰前で南さんは沖縄の星と言われた。

 

現在芸能界を引退してる南さんは69歳だが今年1月にご主人の

篠山紀信さんがお亡くなりになった事は記憶にも新しい。

 

 

南沙織さんデビューの翌年1972年(昭和47年)に歌手デビューしたのが

子役、モデルを経て歌手になった麻丘めぐみさんだった。

1972年にリリースされたデビュー曲「芽ばえ」は40万枚を超える

ヒットとなり第14回日本レコード大賞の最優秀新人賞を受賞した。

 

翌年リリースした5枚目のシングル「わたしの彼は左きき」も大ヒットし

第15回日本レコード大賞を受賞し彼女の最大のヒット曲になった。

彼女のトレードマークでもあった姫カットが同世代の女性の間でブームとなった。

麻丘めぐみさんは現在68歳だが今でも歌手活動を続けている。

 

 

浅田美代子さんは麻丘めぐみさんデビューの翌年の

1973年(昭和48年)にドラマ「時間ですよ」のお手伝い役で

女優デビューし劇中で使用された「赤い風船」で歌手デビュー。

アイドル時代は「歌が下手なのに売れている」などと言われており

一部の同僚歌手から嫌がらせを受けていたそうだ。

 

南沙織さん、麻丘めぐみさんとはデビュー時からの親友ともいえる関係で

結婚後の引退時、毎日の様に会っては一緒に買い物へ出かけたり

お茶を飲んだりしていたと語っている。

浅田さんは現在68歳だが現在では女優、タレントとして活躍している。

 

 

浅田美代子さんと同年にデビューしたあべ静江さん。

子役やラジオのDJを経て1973年に「コーヒーショップで」デビュー

同曲は自身最大のヒット曲となり麻丘めぐみさんがレコード大賞を

受賞した第15回日本レコード大賞で新人賞を受賞している。

 

同年リリースしたセカンドシングル「みずいろの手紙」もヒットした。

がきデカの作者の山上たつひこさんがあべさんのファンで

がきデカに登場するあべ先生はあべ静江さんがモチーフになっている。

現在72歳のあべさんは現在も歌手活動を続けている。

 

と、いう事だが彼女たちがデビューした1971年~1973年と言えば

僕は小学校2年生から4年生にかけてだが今でも鮮烈に覚えてる。

昭和と言う時代性はあるが彼女たちは現代の一山いくらの

アイドルとは違い本物のアイドルだった。

いい時代だった! ジャンジャン!!