1992年(平成4年)に「週刊漫画ゴラク」で連載が始まり
同年1992年から2007年にかけて劇場版20本を含め60作品が
Vシネで製作され人気を誇った「難波金融伝・ミナミの帝王」。
原作漫画を全巻読破してるわけでもないしVシネや映画を
全作観てるわけでもないが面白い作品だとは思ってた。
同作品は俳優・竹内力の出世作であり個人的にも
ミナミの帝王の萬田銀次郎は竹内力というイメージがあったが
Netflix配信で千原ジュニアが萬田銀次郎を演じる
「新・ミナミの帝王」がお勧め動画で出て来た。
いや~、知らなかったな~(笑)
どうやら2010年(平成22年)にフジテレビ系で単発ドラマが制作され
今の段階で昨年2023年まで22話が不定期に放送されている。
当初僕はミナミの帝王は竹内力のイメージだしジュニアは
萬田銀次郎のイメージじゃないな~と思ってたが観始めると
なかなか面白いしジュニアの銀次郎にも何とか慣れた(笑)
と、いう事でテレビドラマ版を全話制覇し2017年に公開された
劇場版「新・ミナミの帝王」も観てみた。
<あらすじ>
萬田銀次郎が経営する萬田金融に女子高生ふたりが立て続けに
金を借りにやって来る不可解な事象が発生する。
そんな中、銀次郎は苦境に立たされているというミナミの
和菓子屋の主人から借金を申し込まれる。
実はその裏では、地上げ屋がある計画を進めていて・・・
テレビドラマ版から劇場版まで全て観た上でやっぱり思った事は
普段は明るくノリいい性格だけど目的を達成するためには
ある時は法律を駆使し、ある時は最新知識を使い
またある時には非合法な手段も辞さないという原作漫画の
萬田銀次郎の縦横無尽な感じは竹内力の方が上だという事。
対する千原ジュニアの萬田銀次郎は最終的には見慣れたが
陰険なインテリヤクザ風で原作漫画の萬田銀次郎とは別物だと感じる。
原作漫画や竹内力の萬田銀次郎のファンが見たら
違和感を感じるだろうな~って思いますね~。
まあ言うほど僕は原作漫画や竹内力の萬田銀次郎に思い入れはないので
最近の世相を反映させた内容は原作漫画や竹内力の萬田銀次郎とは
別作品だと思えばストーリー的には悪くないと思った。
まあこの程度ならVシネやテレビドラマで十分と言えば
十分だと思いましたがね(笑) ジャンジャン!!