サンクチュアリ 聖域 | PRAINSのブログ

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元ライブドア社長のホリエモンとビートたけしさんのYouTubeでの

対談番組の中でホリエモンが絶賛してたドラマ「サンクチュアリ 聖域」。

気になって調べてみるとNetflixが制作し昨年2023年5月に

Netflixが独占配信放送したWebドラマという事だった。

どうしても観たくなった僕はU-NEXTを解約して

わざわざNetflixに加入登録して全8話を一気に観た。

 

家庭崩壊し貧しい家庭で育ち荒れ果てた生活を送ってきた

主人公の小瀬清(後の猿桜)は猿将親方に力士として

スカウトされお金欲しさに相撲界へ飛び込む。 

しかしそこには大相撲の古い慣習やしきたり

先輩力士たちのイビリに相撲協会やタニマチなど

舞台裏で渦巻く権力闘争や化け物と称されライバルとなる最強力士

静内との対決など、あらゆる強固な壁が立ちはだかる。

素行不良だった猿桜は経験を積み周囲の協力を得ながら

人間として、力士として徐々に成長して行くという

大相撲というコンテンツが舞台のスポ根青春群像全8話のドラマ。

 

いや~、最初に観た感想を言うと最近観た映像作品では

ダントツでNO1の作品だと思ったし超面白かった。

是非続編のシリーズ2の制作を強く望みたい作品だ。

先ず思ったのは力士を演じるキャストの体型と

相撲競技における技のリアルさと迫力が凄い。

 

往々にしてプロスポーツの世界が舞台の作品はキャストの演じる

各競技のフォームやモーションがぎこちなくリアルさに欠ける事が殆どだ。

特に力士ともなれば特殊な体型だし演技力も求められるので

力士を演じるキャストを集めるだけでも困難だろう。

調べてみるとサンクチュアリで力士を演じたキャストには

元力士も数人居るようだが主役の猿桜関を演じた一ノ瀬ワタル君他

力士を演じたキャストはクランクインの1年前から

食トレで体重を増量し相撲の稽古を鍛錬し撮影に挑んだそうだ。

 

 

主役の猿桜を演じた主演の一ノ瀬君はオーディションによって選出され

本作が初の主演作品となったそうだが作品通して全キャストが良かった。

力士役のキャストもそうだが脇を固める親方衆や女将さん

猿桜の両親、新聞記者など誰もが個性的で実力派揃いだ。

時代性はありますがサンクチュアリ観てジャニーズタレントを

主役にした嘗ての某相撲映画が悲しくなるほど愚作に思えた(笑)

 

サンクチュアリはNetflix配信だから世界の人が観れるし

日本の伝統文化である大相撲が描かれてるという事で

世界中で人気を呼び話題になってるそうだ。

しかし何故か日本の相撲協会は無視を決め込んでるらしい。

元藤島部屋の貴闘力さんが自身のYouTubeで言ってたのは

八百長相撲や相撲協会の利権問題など大相撲のネガティブな事が

ドラマを通して明るみに出るのを恐れてるって事らしい。

あくまで僕のイメージですが角界の裏は闇だらけでしょうね(笑)

 

以前僕は今の日本の芸能や映像業界は完全に韓流に遅れを取ったと書いた。

その要因は一つじゃないと思うがコンプライアンス云々が

エンタメに制限をかけて映像作品をつまらなくしてるのは確かだ。

その点サンクチュアリは配信放送だから地上波放送よりコンプラの

制限のハードルが低くある程度自由に制作出来たんじゃなかろうか。

撮影時間も異例の1年と、じっくりかけれたって事も大きいだろう。

だからこそこんな素晴らしい作品が出来たんじゃないかと思う。

 

テレビ離れ、映画離れが言われる日本だがコンプライアンス云々を煽る

マスコミも悪いが必要以上に騒ぐ国民にも問題はある。

その証拠に配信独占放送が今や当たり前になってる韓流ドラマや映画は

世界中で話題になるし世界が相手だから興行収入も上がる。

興行収入が上がれば製作費も上がって良い作品が撮れる。

サンクチュアリを観て日本だってやれば出来るんだと思った。

 

もうこの流れは止められないだろうな~。

そして益々日本の地上波がヤラセのバラエティー

ばかりになってくだらなくなって行くんだろう。

あのビートたけしさんがYouTubeに出る時代ですからね。

ジャンジャン!!